磯のグレ釣りが好きな大分の釣り師、池永祐二。2006年からの“磯にはいつも夢がある”を継いでいるブログです。還暦を過ぎ、現役から一歩退いた形になりましたが、釣行記や趣味としての鳥見などを主体に、自然の素晴らしさを記録しています。
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ヤマセミやオシドリなどは、己の姿を人に見られたくない鳥の代表格。だから近くから撮影しようと思えば、それなりの工夫も必要となってくる。

手っ取り早いのは、カモフラージュネットに隠れる事ですが、私が見る限り私のレクチャーを受けた人以外で、適正に使っている人を見たことが無い。普通の鳥でこれだから、ヤマセミやオシドリに対して隠れる事は出来ないと思う。

次にカモフラージュテントですが、これは鳥によってはかなりの警戒心を抱かせる。今までの景色と違う違和感を彼らは敏感に感じ取るからだ。だから最初にセットする時はテントも偽装する。彼らの周辺視野で察知し難くなるからです。

どちらも、彼らの生活圏に最初に行く時は偽装するとカモフラ効果は高い。

どうしても撮りたいときは、どちらの方法も3日間ほど設置したままで、4日目以降の未明にスタンバイすると良い。遅くとも、その地域の日の出時間の40~60分前にスタンバイを終える事。

この位の努力をしなければ、近くから撮れることは非常に少ない。
「隠れなくてもこれくらいの距離で撮れたよ」
この言葉は、鳥の気持ちになっていないと私は判断しています。

ヤマセミとオシドリのコラボ①

ヤマセミとオシドリのコラボ②

私が愛用している撮影用のテント(釣りでも使う)

10mほど離れて見るとテントの形は無くなる

そこら辺の草などを切ってクリップ止め

これは7m位からの撮影

これは5m弱からのコンデジ撮影


鳥撮は鳥を脅す行為。だから脅さない努力や脅す時間を極力少なくする。
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七瀬ダムが完成して確か昨年からの運用だったかな?

水が溜まって安定すれば、オシドリ・ヤマセミ・ミサゴ・ブッポウソウなどが、この場所を餌場や休憩場所として使うのはおおよそ検討が付いている。

オシドリは昨年にも目撃情報が有りましたが羽休めなのか?今年も来てくれるだろうと、3回目のチェックを9時前に入れたのが昨日でビンゴでした。近くの山で夜間に採餌して、未明からダム湖に来て休憩しているのでしょうね。

今朝は5時前に起床~5時30分に現地着~カモフラテントを立てて偽装を施していると・・キュッキュッキュッキュッキュッ・・バシャン・バシャンと到着。

慌ててテントに逃げ込んだのが5時48分。大分は6時25分の日の出だから、約40分前の暗い時間帯ですが、オシドリが採餌から休憩場所に戻って来たのです。

オシドリを近くから撮影しようと思えば、彼らが来る前から待つのが鉄則で、カモフラテントを偽装するのも彼らの警戒心を出来るだけ刺激させない工夫。

この場所はカワセミも来るでしょう。ヤマセミはあの木とこの木には止まるだろう・・との妄想も膨らみましたが、結果的にその通りにもなりました。

オシドリは10数羽で主に2ヶ所で休憩するらしく、今後はこの周辺がオシドリやヤマセミの撮影スポットになる事でしょう。心配なのは、習性を知らずに彼らを脅してしまうバーダーも居るので、レクチャーするしかないでしょうね(^^♪

大雑把に4種類のオシドリ集合です

♂の成鳥と♂若

♂若2羽と♀の成鳥

エンジェルポーズ

♀ 上の林に入って休みます


彼らの生活域にお邪魔するので、極力警戒心を抱かせないのが肝要。
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昨日、天空の広場のブッシュで鳴いていた鳥を確認すると、ギョウ・ギョウ・ギョウ・・と鳴く声を久し振りに聞き取れた。ノゴマの地鳴きじゃん(^^♪

春は囀る事がありブッシュから出ることも有るけど、秋はブッシュの中だから諦めている。その先の広場手前ではノビタキ♀が1羽居て、早朝の挨拶。

県民の森迄帰る途中で、七瀬ダムに寄ってオシドリをチェックすると10羽位を確認。鳥見仲間に連絡するとWでK子さんたちが来て、撮影も出来た。

午後の買い物を済ませ、大野川をチョイと覗くとココにも♀のノビタキ。彼女らは、今が渡りで大分を通過しているピークかもしれませんね。

天空の広場近くでノビタキ♀

七瀬ダムで休憩中のオシドリ♂♀

同じく周遊コースでジョウビタキ♀

大野川でもノビタキ♀


一日中厚い雲に覆われて、時折ポツンポツンと雨が落ちる一日でした。
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12日に確認した大分川のノビタキ♀。

昨日まで一羽で飛び廻っていましたが、今朝は♂が一羽合流です。

♀は一週間以上の滞在ですが、♂が来たからもう少し滞在するか?

早朝は自宅から10分位で確認できるから、もう少し見届けたい。

街の外れで休憩中

かなり人慣れしています

今朝から滞在している♂

少し警戒心が強い


今日は野津原の“天空の広場”の斜面でも、♀を一羽確認しています。
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昨年は14日に確認、一昨年は15日に確認、今年は遅く今日確認。

ジョウビタキは冬鳥の使者。早くから来るし数も多い。

それに比較的簡単に見つけ出すことも可能な鳥です。

冬型の気圧配置は一時的に弱まるけど、再び強まるから次も期待です。

アトリ・シロハラ・マミチャジナイなど確認出来るかも?

昨年の縄張りの♂と推測

相変わらず綺麗です

ガードレールにも良く来ます


短時間のチェックでしたが、キビタキ♀もカラスザンショウに・・。
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鳥は年齢と共に美しくなっていく。

幼鳥は生まれて第一回冬羽に換わるまでの期間の事で、7月~9月の換羽期まで。

幼鳥が換羽すると第一回冬羽と言って、大まかに10月から翌年の2月頃まで。

次に第一回夏羽へと換羽しますが、部分換羽が多いと私は推測しています。この換羽期間が2~3月頃で、4月には多くの鳥で第一回夏羽が出揃います。

次に一年を越した個体は8~9月に換羽、10月には第二回冬羽の個体が出揃い、翌年の4月には第二回夏羽、その年の10月には第三回冬羽に・・。

♂も♀も美しくなることで、外敵に狙われやすくなります。その分若い個体は生き残るチャンスが広がる。目立っても生き抜いている綺麗な個体は、生命力が強い証。だから綺麗な♂や♀が異性にモテると言う事になります。

どこからが成鳥かは調べてないけど、私としては第二回冬羽からが成鳥扱いです。私が若と紹介するのは、第一回冬羽と第一回夏羽の個体を指しています。老成鳥との表記は、5年以上は生き抜いていると思われる個体を私は指します。

今回紹介したキビタキ♂は、頭から首の後ろにかけて茶色が残り、お腹の黄色が薄いと言う事で、第二回冬羽と判断しているので成鳥扱いです。



幼鳥以外の事については、私の個人的な見解に基づいた記事です。
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野鳥は写真での識別がかなり難しい。動かないし鳴かないから。

♂と♀・幼鳥・若・成鳥・老成鳥・そして個体差などもあるからです。更には撮影者のテクニックで、色合いは大きく違ってくる。

ポピュラーなオオルリやキビタキでも、♀は特に見分けが難しい鳥。

両種を真横から撮って、上嘴の先端が下に曲がっていればオオルリ。キビタキはおおむね真っ直ぐです。オオルリは巣が地面に近いから、危険を察知すると卵を咥えて引っ越す。卵を咥えて移動出来る様に、上嘴先端が下に曲がっている。

両種を前から撮って、喉から胸にかけて白くて細い模様が有ればオオルリ。ほぼ一色か、まだら模様であればキビタキです。

色合いは、キビタキはオリーブ色ですが、オオルリは茶色っぽい。ただし色での見分けは参考程度に・・大きさは両種が並ぶと一目瞭然なのですが・・。

オオルリ1羽とキビタキ2羽・・大きさは全く違います

オオルリの上嘴先端は曲がる・喉から白い模様

キビタキの上嘴先端はほぼ真っ直ぐ

キビタキの喉から胸はほぼ一色か、まだら模様


現地で鳴き声や動きを見ながら識別するのが、一番間違い難い。
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私が主にチェックする場所は大野川・大分川・宗方田園地帯の3ヶ所。

その中で大分川だけ、昨日までノビタキは未確認でしたが今朝は1羽。

やはり、毎年チェックしている所で出会うと嬉しいです。

街に近い分、人工の色んなものも背景に入ります。

少し休んで、南国への旅を無事に続けて欲しいものですね(^^♪

ポールも利用

私達が休んでいるから練習は控えて・・

重機を運ぶトレーラを見ています

ススキが至る所で咲いている

セイタカアワダチソウも一役買ってくれた


この後仲間が一人合流、私はもう一ヶ所へと移動です。
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市内の田園地帯では、数日前からノビタキが到着していた。

他の場所でもノビタキ情報が2ヶ所ほど。

昨日居なかった大野川をチェック、雨の中一羽が傘もささずに濡れている。

午後から再チェックすると、再び会えなかったけど虹には会えた。

これから2週間くらいは、ノビタキに出会えるでしょう

雨の長さはこの位が好き

初めて低い虹に出会えました


雨天には雨天なりの鳥見が有ります(^^♪
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県森奥のカイノキには、オオルリやキビタキ多数の他、エゾビタキ・サメビタキ・アオゲラ・ヤマガラ・シジュウカラ・ソウシチョウなどで、昨日のサプライズはトラツグミが入りましたが、撮影者二人に気付いて奥へと去った。

今朝はノビタキチェックで、3ヶ所ほど回りましたが、一ヶ所には♂が到着していました。県森のヤマガラハウス周辺は草刈作業中。 昨朝はキビタキ・エゾビタキ・その他留鳥が出入りしていた。

今朝の坊主山の水場では、メボソムシクイかコムシクイか分りませんが、何度か来ています。隣のコブシの実を食べにオオルリ♂が一羽入ります。

大野川のノビタキは発見できませんでした。土手の草刈り作業が続いています。セイタカアワダチソウの花が咲き誇っており、ノビタキが待ち遠しい。

明日の鳥見会の前に覗いてみるのも良いですね(^^♪

サプライズのトラツグミ

昨日夕方自宅近くでイソヒヨドリ♂若

今秋初見初写しのノビタキ♂

水場に来たムシクイの仲間とソウシチョウ

コブシの実を物色するオオルリ♂

大野川のセイタカアワダチソウとホオアカ


午後からは、鳥見会で食べる猪鍋の仕込み中でこの後も続く。
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私が高校生の頃、キビタキが10羽以上集まる木が有った。

当時は木の名前を知らなかったけど、判明したのはタカノツメ。

それ以来、ヒタキが沢山集まる木には巡り合っていなかったけど・・、

昨年の10月下旬に今回の木を見ると、キビタキが2~3羽来ていた。

今年の県森は、実の生った木が少なく10月1日にここへ来ると・・

かなり沢山のヒタキ類が出入り中。木の名前は植樹されたカイノキ。

今日の確認では、キビタキは10羽以上?オオルリも10羽近い。留鳥のメジロ・シジュウカラ・ヤマガラ・コゲラ・アオゲラなどは一番いずつと少ない。他にはクロツグミ・コサメビタキ・サメビタキ・エゾビタキなども啄ばみに来る。

こんなに多かったら飛翔にも挑戦できますね(^^♪

キビタキの撮影が少ないのでピンボケも・・

オオルリ♂

オオルリ♀

キビタキ♂

キビタキ♀

オオルリ♂

オオルリ♂

オオルリ♂

オオルリ♂

オオルリ♀?

オオルリ♂

オオルリ・キビタキ♂

キビタキ♂

オオルリ♂若

キビタキ♂

オオルリ♂若

オオルリ♂若

オオルリ♂若

キビタキ♀

キビタキ♀

オオルリ♂

キビタキ♀2

オオルリ♂若

オオルリ♂

オオルリ♂

オオルリ♂

オオルリ♂


オオルリ♂2



フ~~ッ、約3000枚の中より選び出すのも一苦労でした。
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10月に入って、県民の森の奥の方は移動中の夏鳥達が大集合。

植生のカイノキが10本くらいあり、その中で一番多く実の生る木が人気。

オオルリとキビタキは、それぞれ10羽前後は実を食べに来ている感じ。

あと、私が撮影しているのは、メジロ・シジュウカラ・ヤマガラ・コゲラ・
アオゲラ・ソウシチョウ・ヒヨドリ・エゾビタキ・サメビタキなど。

今は鳥見仲間も野鳥天国に癒され、それぞれの思いで撮影中。

今回は、たまたま撮れた玉ぼけキビタキです。






この場所は、もう少しフィーバーすると思われます(^^♪

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かぶっちょん・かぶっちょん・かぶっちょん・かぶっちょん・・

標準語は“被っている”  大分弁では“被っちょん”

ココに登場する小鳥たちを撮影していて、何度も何度も聞いた(^^♪

県民の森に有るカイノキの実が沢山生って、ヒタキ類が沢山来ている。

昨年は少し遅くに確認したから、ヒタキ類の移動ピークは過ぎていた。

昨日の昼頃チェックして、今朝は9時前から撮影に挑戦すると・・・

かぶっちょん・かぶっちょん・かぶっちょん × 100回 = 300回?

・・・耳にタコが出来ました(^^♪

キビタキ♂ かぶっちょん

オオルリ♂・キビタキ♂♀ かぶっちょん

サメビタキ かぶっちょん

オオルリ♂若 かぶっちょん

・・・

・・・

・・・

・・・


数が多いと被っていても、何とかなるから楽しいです(^^♪
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もう6歳だと思っていたけど、ブログを見直すと2016年生まれだった。

2018年に結婚し、2019年には第一子も受かっています。

その後今日まで、カンスケ夫婦には子供が出来ていません。

2016年の秋霖の日、雨でずぶ濡れだった幼鳥カンスケに一切れのパン。

あげた理由は、①猛禽の見張り役に一役買ってもらう事。②カラスの習性や寿命を知りたかった事などで、森で会ったら一日一回だけ食事を与えている。

カンスケとの取り決めは、一日一回と私が居る時は仲間もあげて良い事。

もう5歳にもなっており、カンスケはこの事を良く理解している。

冬はハイタカが出没しますが、カンスケが追い払ったのは過去に一回だけ。

一応①も②も継続中です。

身体が大きくて、頭のモヒカンカットが目立つのを♂と表記している記事に出会っていますが、それが本当ならカンスケは♀になります。

カラスザンショウに来たカンスケ

彼は房ごと採って行きます

いつもの場所で・・

一粒ずつ食べるから大変

結構良い鳴き声です


カラスもカラスザンショウの実を食べる。当たり前か??
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管理事務所(安友)から坊主山周辺で、ゴジュウカラは微増と判断している。

今から50年ほど前は、県民の森など全く無くて、山々が連なり所々に杣道がある程度。そんな中、耕運機やバイクなどは通れるくらいの道が一本だけ有った。

小学生の頃は坊主山も野焼きをしていて、徒歩で行って沢山のワラビを採っていた。中学生の頃になると、その場所に檜を植えた記憶も残っている。

坊主山の稜線を南東に行くと、女人禁制(現在は不明)の宇曽山のに至り、更に南東へ登ると障子岳の頂上に至る。私が子供の頃に鳥見や鳥捕りをしていたのは、廻栖~安友~入蔵などの集落と、坊主山から宇曽山に掛けての活動だった。

当時の坊主山(標高350m?)より下では、ゴジュウカラの鳴き声は確認した記憶は無い。坊主山の直ぐ先にある塚野山(標高500m?)から宇曽山(標高640m)に掛けて、2~3番いのゴジュウカラは居たと判断していたのです。

それが現在では、坊主山に1番い、ヤマガラハウスの北斜面(標高150m?)に1番い、南西斜面にも1番い、安友庭園付近(標高100m?)でも1番いを確認出来ている。今は坊主山表記は無くて、野津原TV中継局が立っている場所です。

まぁ、50年で2~3番い増えているから問題は無いけど、子供の頃の確認が出来いてなかった可能性もある。でも徒歩確認はかなり正確だと思っている。

結論・・増えたと言うより標高の低い場所でも見ることが出来る!!





縄張り争いは地面に落ちても組み合い、それが解けた時に勝敗は決する。
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