磯のグレ釣りが好きな大分の釣り師、池永祐二。2006年からの“磯にはいつも夢がある”を継いでいるブログです。還暦を過ぎ、現役から一歩退いた形になりましたが、釣行記や趣味としての鳥見などを主体に、自然の素晴らしさを記録しています。
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ヤマセミは、ダイビングして主に魚を捕えて丸呑みにする。

ダイビングして魚を狙うのは、10㎝前後までの魚を狙うカワセミ、20㎝前後までの魚を狙うヤマセミ、40㎝前後までの魚を狙うミサゴなどで、捕食魚の大きさを分け合って生活している。

この中で警戒心の一番薄い鳥はカワセミ、次が人を嫌うけど環境の変化はあまり気にしないミサゴ、人も環境の変化も気にするヤマセミは野鳥の中でも警戒心が非常に強い。そんなヤマセミを近くから撮影するため、基地を作り慣れさせて警戒心を和らげると直近で撮影できる。

ヤマセミが環境の変化に慣れるのに最低でも4日~5日は必要で、カモフラージュテントを立てたり撤去したり、設置場所を移動させたりしていると、最初は撮影出来てもヤマセミが来る回数が徐々に減って、撮影チャンスは減少する。

また、一眼レフでの撮影はヤマセミとの距離が20m以上離れていないと、連写すると逃げられる可能性が高くなる。但しヤマセミの近くで、水の流れる音が大きい時にはその限りではない。

鳥撮をする方が「連写の音で逃げられる」とか「照準器の光で逃げる」などと言うけど違う。正解は、ヤマセミが連写の音の方を見ると、レンズがピカピカ光って動いているから。照準器の光に至っては赤い小さな点が見えるだけで問題外。

ヤマセミを始め野鳥たちは音に反応しても、余程の事が無い限り逃げない。あの警戒心の強いヤマセミですら、10m程の距離でも普通の会話が明らかに聞こえていても、人の姿や動くものを確認しなければ問題はない。

一眼レフの高価なレンズは明るい。その分レンズ径も大きいから、ミラーアップして撮影しない限り、連写の音に反応して音のする方を見た鳥たちは、レンズがピカピカ光って動いている様に感じ、逃げてしまうのです。

一眼レフで鳥撮している方が、この欠点を把握していない事が多すぎる。
その点だけは、ミラーレスが鳥撮には非常に良いカメラです。

・・・

野鳥たちが一番警戒している時は、子育てをしている時。二番目が水浴びをしている時。三番目に食事をしている時。警戒していない時は、寝ている時・片足立ちしている時・枝に座り込んでいる時・羽繕いしている時など。

出来る限り警戒させず、普段着の姿を撮影したいものですね。



仲間と二人、今季初のアユセミを撮ることが出来ました。次は水浴び(^^♪
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秋雨前線の活動で雨や曇りの日々、久し振りに沢水キャンプ場を覗いた。

と言うか、駐車場に入る前からヒタキ類が飛び交っているから驚き。

仲間と二人、キャンプ場内を散策するとエゾビタキ主体でお出迎え。

この界隈にはミズキが沢山有って、それぞれに沢山の実が生っています。

渓流が4本の支流に分かれている場所でもあり、羽虫もかなり多い。

実と羽虫は、長旅を行っている小鳥達には格好のエサ。

だから、今年のヒタキたちはこの界隈で多く見ることが出来るのでしょう。

綺麗なオスのキビタキも2羽ほど確認しましたが、撮影には至らず。

一番多く見かけたエゾビタキ(旅鳥)

オオルリの♀ (夏鳥)

キビタキ♀ (夏鳥)

オオルリ♂若 (夏鳥)

オオルリ♂若とエゾビタキのバトル


今年も実の少ない県民の森、この様にヒタキ類を多くは見かけない。
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雨天、雨足が強いと人の活動が減り、野鳥たちは安心して活動します。

物好き3人、雨を避けながら七瀬川のスポットで待っていると・・

ヤマセミ・カワセミ・ミサゴ・ダイサギ・アオサギ・ササゴイ等が出ました。

光量が足りずSSも上がらない。雨が視界を遮る悪条件でも無理やり撮影。

上流にダムが出来たり河川工事が有ったりで、以前の面影は全く無いけど・・

七瀬川の魚たちは健気に生き残り、捕食者たちの糧になっているのです。

今日は、ヤマセミの飛び込み台とレストランを1つずつ設置。カワセミの飛び込み台を2つ設置し、誰が設置したのか?投網漁に邪魔な古い止まり木を2つ撤去。

ササゴイが淀みでカワムツゲット

ヤマセミもウグイをゲットです

ミサゴのオスは片足で鮎をゲット・・流石です


脆弱な川を、これ以上衰えさせない人間活動が必要ですね。
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留鳥のミサゴは仲がいい。

夫婦が揃うのは繁殖期の時、巣で子育てを行う時に多い。

それ以外は単独行動で、主に魚をダイビングして足でキャッチする。

これは一緒にいても、どちらかが魚を狙ってダイビングすると・・・

他の魚は一瞬逃げて、もう一羽の相棒の獲物が短時間は居なくなる。

そんなことにならない様、単独での獲物探しを行うのです。

ヤマセミやカワセミなども、同じような理由から単独行動が主体。

だから、繁殖期以外で♂と♀が同じ場所にいる事は稀なのです。

中の良い夫婦、ペアーでのショットを仲間と3人で頂きました。



手前が♀

二羽揃って羽ばたきました

雨で♂のズッコケ


今朝の雨天の七瀬川、野鳥たちは動きが活発でした。
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河原の木々を始め、女竹や萱などブルドーザーで更地にされて2年。

少しだけ残っている萱や葛が自生している更地と、川の斜面の境に基地設営。

自然に道化して外部の目に触れなければ、このまま活用可能でしょう。

無理をすれば3人同時撮影は可能ですが、コロナ仕切りは未だなので・・・

明日、雨が落ちない時間が有れば処置します。

昨夕、設置後に来てくれたカワセミ♂若

今朝6時15分、ヤマセミ用の飛び込み台に来たミサゴ♂

ダイサギ

ヤマセミ♂が飛び込み台のミサゴを見ていた

何処でも見かけるアオサギ・・・ゴミを除かねば‥(^^♪

河原をチョロチョロするセグロセキレイ♀

7時59分、やっと去ってくれたミサゴ。この後基地を出た


河原が開けて更地になっているので、カワセミ狙いのバーダー多し。
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昨年はミズキとクマノミズキの実は着きが悪かった。

今年は全体的に実の着きは悪いですが、坊主山入り口のクマノミズキは別。

留鳥が沢山入るので、移動を始めている夏鳥や旅鳥も入って食べます。

早朝から10時前迄チェックしたら、その数約10種類以上。

特に数が多いのは、メジロ・ソウシチョウ・ヒヨドリなどで、惑わされます。

私は経験豊富だから、別種が入ると直ぐに分かるので即応できますが・・

見分けに慣れていない方々は、多分疲れも激しいと思います。

ヤマガラ(留鳥)

シジュウカラ(留鳥)

ゴジュウカラ(留鳥)

リュウキュウサンショウクイ(留鳥)

ヒヨドリ(留鳥)

ハシブトガラス(留鳥)

アオバト(留鳥)

キビタキ♀(夏鳥)とメジロ(留鳥)

オオルリ♂若(夏鳥)

オオルリ♂(夏鳥)

コサメビタキ(夏鳥)

エゾビタキ(旅鳥)


まだまだ楽しみなクマノミズキです。
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サメビタキ・コサメビタキ・エゾビタキはかなり良く似ている。でもその習性は全く別物で、行動範囲も違っている。

ここに登場するコサメビタキは、その名の通り他の2種に比べると少し小さい。
夏鳥として日本に来て、九州北部から北海道で繁殖します。私のホームグラウンドである県民の森でも繁殖しており、まぎれもなく夏鳥扱い。

サメビタキも日本としては夏鳥ですが、繁殖地が本州中部以北なので、大分は春と秋に通過しているだけの小鳥。よって大分の私は旅鳥扱いで数は少ない。

エゾビタキは夏季にカムチャッカやサハリンで繁殖、越冬のために移動する先は東南アジアです。よって日本は春秋に通過するだけの旅鳥、数は非常に多い。

現時点では、夏鳥のコサメビタキと旅鳥のエゾビタキを確認できます。9月下旬辺りからサメビタキも南下するので見られますが、見馴れてないと見分けは困難。

コサメビタキ、愛嬌のある小鳥です。

フロントガラス越し

同じく

普通に目線の下で


囀りはメジロに近い感じですが、一小節毎の区切りがない。
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昨年のミズキとクマノミズキは、殆ど実が生りませんでした。

今年は同種とも、実の多い所と殆ど生っていない所の木に分けられます。

坊主山入り口のクマノミズキは、他の場所と違って沢山の実を着けています。

実を支える柄の色が肌色から赤く変化。緑の実が黒く変化。

この現象は小鳥たちに・・・

「私の木の実は食べられるようになっているよ」

・・・とアピールしているのです。

(カラスザンショウのアピール方法は香ばしい香りですが・・)

留鳥のメジロ・ヒヨドリ・特定外来種のソウシチョウなどが何時も集まります。

その実を啄ばみに、旅鳥のエゾビタキが来てくれて今期初の撮影。

沢水には8月24日から来ていますが、四国経由のエゾビタキがやっと到着です。

実は仲間が数日前から坊主山の水場付近で撮影済み、その個体かも知れません。

飛来数が少ないのは台風8号~10号のコースが影響、南下渋りなのです。

エゾビタキは南や西からの強風が無くなる今後、一気に増える事でしょう。

5日、秋の使者エゾビタキ(旅鳥)が、県民の森にもやっと現れました

5日と6日、オオルリの♀(夏鳥)お父さんも来て欲しい

6日、アオゲラの♂(留鳥)が2羽で来て威嚇など

6日、アオバト♂(留鳥)が、クマノミズキのてっぺん付近に・・


台風10号は少し勢力を弱めスピードUP。今夜から明日は厳重警戒!
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久し振りの水場、6時30分頃から8時頃までじっくりとチェック。

オオルリは旅立ったかも知れませんが、キビタキ夫婦はまだまだ滞在中。

かなりご無沙汰していたヒガラも、今朝は来てくれました。

更にバッテリーを交換している時、移動個体のサンコウチョウが現れ・・

兎に角シャッターを押し、次に露出補正をしていると飛び去りました。

なんと、ここに縄張りを持つリュウキュウサンショウクイが追ったのです。

撮影の邪魔をするリュウキュウサンショウクイ、サイテー(◎_◎;)

キビタキ父ちゃん参上

ちっちゃなヒガラも登場

シジュウカラとヒガラ

キビタキ母ちゃん、ナナフシをゲット

移動中のサンコウチョウ・・たぶん♂

撮影の邪魔をしたリュウキュウサンショウクイ

草むらから顔を出したコジュケイ、換羽後の羽色が薄い


エゾビタキは管理事務所から、この界隈には未だ来ていません。
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24日に秋の使者であるエゾビタキを、久住方面で仲間が撮影しています。

県民の森で数日前と今朝、パークラインを流しましたがこちらは来ていません。

25日から今日まで、台風8号の影響で南寄りの風がかなり強く吹き続け・・

北から南へ向かうエゾビタキは、大部分が足踏み状態かも知れません。

29日から31日頃までは北高南低の気圧配置で、西日本は北寄りの風が主体。

この気圧配置で、エゾビタキや南へ向かう夏鳥達が再び南下を始めるでしょう。

9月1~2日の台風9号(予想)の通過後に、各所でエゾビタキが見られると推測。

イノシシのお母さん(70~80㎏)

キビタキ、♀若だと思う

メハジキにカマキリ


いよいよ台風シーズンにも入りました。皆さんご注意ください。
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昨日は久し振りに県森の奥でクロツグミの動きを観察。

2羽の♂と1羽の♀に出会いました。しかしながら今年生まれの若は未確認。

その代わりに出てくれたのがオオルリの♂若でした。

グゼリを繰り返し、姿を見せなかったオオルリでしたが・・

クロツグミの止まった木の枝に、オオルリの若も偶然に止まりました。

お陰様で比較写真が出来たのです。

・・・

その後管理事務所までゆっくり流しましたが、旅鳥のエゾビタキは未確認。

久住方面ではエゾビタキの初認撮影が出来た様です。

いつものクロツグミ、換羽は完了しています

今年生まれのオオルリ♂若、こちらも換羽完了です


秋の渡りシーズンがいよいよ到来、これから渡り鳥の季節です。
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両日ともに父ちゃんに会えなかった。

沢水へ行ったのは一昨日、ミズキの実は熟れ始めていますがヒヨドリのみ。

今年はヒヨドリバナが沢山咲いており、アサギマダラは非常に多い。

けれどもヒタキ類は前回同様、コサメビタキとオオルリのみの確認です。

昨日は坊主山の水場を覗きましたが、キビタキのお母さんだけ見ました。

南下するコムクドリも確認しているので、少しずつ旅が始まったかも?

あと一週間くらいで、旅鳥のエゾビタキも大分を通過し始めるでしょう。

オオルリ♀、換羽中で尾羽が伸びていません

キビタキ♀、こちらは綺麗な冬羽になっています


今日も朝からドタバタ・・決してジタバタしてた訳ではない。
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坊主山の水場付近には、ヤマガラ達の餌場が有ります。

ここで待機する時に、ヒマワリの実を置くとヤマガラ達が盛んに飛び交います。

それにつられて他の小鳥たちも、食べ物があるのか確認に来ます。

残念ながら食べ物にはありつけないものの、滴り落ちる水を確認できます。

水を飲んだり水浴びをするのは、小鳥たちに共通の日常行動。

かくして水場にも、他の小鳥たちがやって来るようになるのです。

沢山の小鳥たちが飛び交うことは、天敵の猛禽類が居ない証でもあり・・

付近の林は他の小鳥も安心して採餌できる環境、小鳥たちの楽園が完成です。

ソウシチョウがカマキリを捕まえ得意げ

センダイムシクイは、木の中間をせわしく動き回っています

ウグイス、留鳥なのに遅い換羽中

キビタキ♀、幼羽から第一回冬羽に換羽中

コサメビタキ、こちらも換羽中

クロツグミ♂、幼羽から第一回冬羽に換羽中


鳥枯れの真っ最中ですが、この場所だけは他と違います。
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坊主山の水場に来るキビタキ。

この場所では一度に複数で来ることは稀で、基本は単独行動が多い。

ヒタキの仲間は独りで行動することが多く、複数になるとバトルを展開する。

今年の春、この場所で繁殖行動を取ったのは、第一回夏羽の♂を確認済み。

8月になって確認した♂は、春の♂が第二回冬羽になったと判断しているけど?

♂らしき若と♀の幼鳥が来ているので、♀の成鳥を含めて家族と判断している。

9月に入ると南国への移動が始まるので、この家族?も姿を消すでしょうね。

キビタキ♀幼鳥

キビタキ♀成鳥

キビタキ♂若(第一回冬羽)

キビタキ♂成鳥


朝陽が差し込んだ後の、6時30分~8時頃までが水場で出会う確率が高い。
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坊主山の住人、アオゲラ君。

ドラミングが大好きで、代々続けて利用するドラミングの場所は・・

電柱のてっぺんに設置しているブリキのカバー(◎_◎;)

良い音?が遠くまで響くことと、他にはない独特な人工音がお気に入り。

普通は枯れ木や枯れ竹を叩くので、コココココココココッと聞こえますが・・

ブリキの音はカラカラカラカラカラカラッと鳴り響きます。

ブリキは金属だから朽ちないので、代々叩きつける事が出来るのです。

因みにオオアカゲラのドラミングは、コ・コ・コ・コココココ・コ・コ・コ・・・

両種は叩き方が違うので、ドラミングの音も種別判断に役立ちます。

アオゲラ若♂とヤマガラ

アオゲラ成鳥♂


たぶん2羽は親子関係だと推測します。
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