磯のグレ釣りが好きな大分の釣り師、池永祐二。2006年からの“磯にはいつも夢がある”を継いでいるブログです。還暦を過ぎ、現役から一歩退いた形になりましたが、釣行記や趣味としての鳥見などを主体に、自然の素晴らしさを記録しています。
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ハゼの木ポイント周辺に来る小鳥達は結構種類が多い。

直ぐ近くに谷川が流れていて、植物相も結構豊富にあり実の生る植物も多い。

ミズキ・クマノミズキ・カラスザンショウ・ブナ・エノキ・ネズミモチ・ハゼの木・ウツギ・マユミ・ツルウメモドキ・アケビ・イタドリ・ススキ・セイタカアワダチソウ・イノコヅチなど、秋から冬にかけて色んな野鳥の食事をサポートしています。

そんな中から今回はアオジのオス達を紹介します。アオジは冬鳥として本州中部以北から主としてやって来ており、その中には足環の着いたアオジも来ています。

足環アオジは昨年の2月に確認し、今年も同じ個体が来てくれました。2014年9月28日に北海道枝幸郡浜頓別町で、足環を着けて放鳥した当時の若鳥で今年で5年目。

・・・アオジ達の個体識別は、目周辺の羽毛の出方が違います。












5年生き抜いている足環付きの猛者です


現在のデジタル写真はかなり拡大出来るので、識別が容易になりました。
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ウィキペディアを引用すると 日本では、北海道と本州中部以北(留鳥または漂鳥)で繁殖し、本州中部以南の西日本には一部が越冬のために飛来する。

と書かれていますが、少し違うと判断しています。夏でも九州には居ます。

私が以前やっていた渓流釣りの経験上、夏でも祖母・傾山系で姿や鳴き声を何度も確認しているので、九州でも一部が漂鳥として生息・繁殖していると判断しています。平地に近い大分市などでは、本州や四国から飛来する冬鳥と判断しています。

キクイタダキ、頭の上に菊の花を載せている事からの命名です。メスは黄色一色ですがオスは黄色の中にオレンジから赤い羽毛が有って、花を開くと見えるのです。

日本最小の小鳥としてつとに有名で、体長は10㎝・体重は5gほど、針葉樹が好きでチョコマカ動き回って、ファインダーに入れたと思ったら直ぐに外れます。小さな高い声でチチチジリリリリ・・・と鳴くので、他の小鳥との区別はし易い。

そんなキクイタダキが県民の森の水場に時々現れます。他の場所だと中々綺麗には撮らせてくれませんが、目線より低い位置から直近で撮影出来るのが素晴らしい。

3月までは滞在しているので、チャンスはまだまだ有るでしょう。

トリミングだけで縮小していません

上の個体の水浴び後、赤い羽毛とオレンジが♂の菊

水浴び中、こちらは20日ほど前に撮った写真

上の個体、黄色一色なので♀と判断します


2羽ほど確認しており時折姿を見せますが、思う様には行かないものです。
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過日、佐伯市の河口に来ているコクガンを、20日の釣行前に撮影しました。

当日は厚い雲に覆われて、小雨がパラつき撮影には不向きな条件でした。案の定、SSが上がらなかったので、ISO2500まで上げて開放f6.3で1/60 秒と言う厳しい撮影。カメラの基本設定は絞り優先が私の設定で、飛びものの場合はSS優先となります。

コクガンは顔の部分が黒いので、通常なら露出補正を-0.7~-1.0で撮影するところ、-0.3までしか落とさずに黒潰れが少なくなるようにしました。よって、尻の白い部分は白飛びしてしまいますが、コクガンの黒い顔を優先させたのです。

こんな遅いSSで35㎜換算870㎜の手持ち望遠撮影でも、ほとんどブレない今のカメラや望遠レンズの手振れ防止機能は、脅威的な性能として重宝しています。

使っているカメラのISOのMAXは25600ですが、通常の野鳥撮影ではISO1000までしか上げません。人物撮影は屋内などでISO3200まで使っています。ピクスタに投稿する写真ではISO640までの設定で行っています。

よって、今回のコクガン撮影は証拠写真程度となります。

河口で優雅に越冬しています

満潮近い潮位だったので、岸辺には来ない


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昨日の天気予報から雪を予想しての起床。

早朝に車を走らせると雨が落ちていましたが、県民の森を見ると雪。

直後に県森は雪?・・・とのラインに・・

この天気を予想する鳥見仲間は、私以外に1名だったはずなのに・・

ハゼの木ポイントに到着すると、雪は更に強くなって一面銀世界。

時折吹雪いていますが、小鳥達は狭いエサ場で元気です。

遅れて来た恭子姉さん、雪を予想してのラインとは素晴らしい。

私の四駆で雪の山道を案内し、二人で雪の野鳥たちを思いっきり撮影。

小降りになったお昼前、県森の雪を予想する御仁がやっと登場です。

雪に包まれた県民の森に、雪予想で集合した変わり者3人と野鳥たち・・

今期の初雪は熱い私達を優しく冷やしてくれました(^^)

キジバト・ミヤマホオジロ・アオジ・カワラヒワ

コゲラ

ヤマガラ

メジロ

シジュウカラ

シロハラ

アオジ

ジョウビタキ

ミヤマホオジロ

雪に埋もれるカワラヒワ

降雪後のハゼの木と青空


九州でも明日までは、雪による交通事故などには十分に注意しましよう。
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小鳥たちの水場を作って3週間近く。

水場は盛況ですが、大きな鳥か小さな獣も利用し始めました。

水場の苔が荒らされていたり、中に敷き詰めている足場の石などが動いている。

今朝はカンスケ夫婦が近くに居て、水場の苔が荒れていたし・・・

野生たちに「行儀よく使いなさい」・・と言っても無駄なのかな?

メジロ・ヤマガラ・ソウシチョウたち


明日から3日間釣りですが、荒れるのがちょっと心配です。
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ヒガラはシジュウカラ科の仲間で一番小さな小鳥。

日本最小のキクイタダキに次いで、第2位の大きさかもしれません。

ウグイス科のヤブサメも小さいし、ミソサザイ科のミソサザイも小さい小鳥。

ヒガラ・ヤブサメ・ミソサザイの3種で2位争いだと判断しています。

他の小鳥は結構大きく、メジロなどは10位以上だった様な・・・。

坊主山には私が子供の頃からヒガラは居て、その数は今も変わらず少ない。

動きが俊敏で、なおかつ小さな体。冬は松の実を食べるので見上げる事も多い。

水場が無ければ、こんなクリアーな写真は撮れないでしょうね。

体長10.5~11㎝のヒガラ 目線で撮れるのは珍しい

ヤマガラと一緒に・・

ミヤマホオジロと一緒に・・両方メスかも?

シジュウカラ・メジロの順番待ち

水を飲む所は見ていますが水浴びは未だ見ていない

オスだと思う


この場所を縄張りにしているだけに、ちょくちょく来てくれます。
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ルリビタキは中学生の頃から優に100羽以上は見ていますが・・・

昨日のルリちゃんはヘクソカズラの実を2粒ほど食べました。直ぐ傍にハゼの実が沢山生っていますが、次に食べたハゼの実は1粒のみ、仲間が来て直ぐに去りましたが・・

ビックリしました。ハゼの実も最終食材との私の位置づけですが、ヘクソカズラの実はハゼの実より更に低いランクに位置づけていたからです。

ちなみにハゼの実を食べた小鳥達は、メジロ・エナガ・シジュウカラ・ヤマガラ・ヒガラ・ゴジュウカラ・コゲラ・アオゲラ・シロハラ・ヒヨドリ・キジバト・カワラヒワ・ミヤマホオジロ・モズ・ジョウビタキ・ルリビタキなど多種類。

ヘクソカズラを食べた小鳥は、メジロ・エナガ・シロハラ・そして今回のルリビタキ。

ハゼの実は種が大きくて消化しにくい実、ゆえに種を覆っている乾燥してカラカラの薄い皮だけが消化されます。種は糞に交じって出るかペレットとして吐き出すのです。よってお世辞にもハゼの実は小鳥達の美味しい食材とは睨んでいないのです。

ヘクソカズラの実はそれ以下の位置づけで気にしていませんでしたが、仲間が食べてピリピリすると言ったので、私も食べてみました。辛党の私には??で、水分を多く含んだ実を咬んでいると、何とも言えない変な苦みが増してきたので、吐き出しました。

ハゼの実の皮は呑み込んだ記憶がありますが、ヘクソカズラはダメでした。

ハゼの木ポイントで今季初写しの♂

隣にあるのがヘクソカズラ、この実を食べたのです


今期のハゼの実は減り方が少ない。まだまだ山には食材が多いみたいです。
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足環の着いたアオジの足環№を撮影するため、小雨の山へ。

昨年の2月に写した№は・・・2AG-21610

そして今年、今日まで写して確認しているのは・・・2AG-2161 まで。

あと0が写れば昨年と同一のアオジとして確定出来ます。

この場所には狩りが上手い♂のハイタカがいるので、油断なりませんが・・

0を写して報告をしたいです。

足環を着けて、5回目の冬を過ごしていると思われるアオジ

アオジのエサを横取りしている?ガビチョウ


明日は釣りだった(^^)

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真冬に小鳥が水浴びをするのは何故?

この様な疑問を10日に受けたので、以下の様に解答しました。

真冬という言葉を考えなくで良い。野鳥たちは寄生虫(大きなものはマダニ)などを体から落としたり、食材から出る汁などが嘴の周り・羽や羽毛についてしまう事を嫌います。

よって季節に関係なく水浴び・砂浴び・雪浴びなどを行います。水浴びの開始時間は鳥の種類によって違いますが、薄暗い早朝から始める鳥も居ます。

多くの鳥達は太陽の光が自分に到達した時間から始める事が多いです。冬で一日に1~3回・暑い夏では5・6回以上行うので、夏時期は涼む事も目的に有るようです。

いわば私達人間より清潔な一日を過ごしているのです。

ブログでの補足としては・・・多くの鳥達は水場に降りて地面に足を着けて水浴びしますが、ツバメやサンコウチョウなどは、飛びながら空中から水面上に一瞬浸かるだけの水浴び、水鳥の多くは水面に浮かんだまま水浴びを行ないます。アッ、ヤマセミは一匹の魚を食べたら、ダイビングで必ず水浴びをしています。

メジロの水浴び(そんなにしなくても)と眺める順番待ちのヒガラ

シジュウカラのお父さん

日本最小の小鳥キクイタダキ

ヤマガラの水浴びは大人しいけど、この子は違う


鳥達の水浴びに冬と言う言葉はありません。
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こちらから見てますよ~。



寒い冬なのに、冷たいお風呂でお熱いですね(^^)
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2018年の鳥見で嬉しかったことは、足環の着いたアオジを2月に撮影したこと。

バードリサーチから山階鳥類研究所を紹介され、写真を届けて調べて頂いた結果。

    足環番号:2AG-21610
      種名:アオジ 性別:オス 年齢:幼鳥
     放鳥日:2014.9.28
     放鳥地:北海道枝幸郡浜頓別町
     放鳥者:小西○○氏
      ※この個体の足環№回収は初めてです

・・・この様な回答を得ました。

結果を受けて私がとった行動は、このアオジが何年間生き抜くか追跡調査すべく、彼が来てくれた場所にエサを継続して撒き、2019年も来てくれる事を願いました。

そして今季、12月中旬から餌付け場所に再びエサを撒いて、週に1~2回チェックを行っていたら、1月7日に足環の着いたアオジに再会することに成功したのです。

野鳥たちは繁殖に成功したら、再びその地を訪れる傾向が強い。冬鳥は越冬した場所でエサに不自由なく過ごせたら、再びその地に越冬する傾向が強い。

足環番号は部分的合致しており、現状はほぼ間違いないでしょう。足環№確定後、今年も報告する予定です。

バードリサーチのブログ アオジの足環について 

今年も出会えたアオジ、昨年の♂だと5年目になります

2AG 2・・・たぶん間違いないでしょう


後はルリビタキ、5年ものの♂と5年以上生き抜いている♀にも会いたい。
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大分市口戸のチョウゲンボウ。

この場所では結構目にしますが、今回は土手沿いに居たので撮影出来ました。

直ぐ下流側の高瀬付近にも1羽いるけど、口戸とは違う個体かな?

チョウゲンボウは小鳥や小動物も狙いますが、昆虫を狙う事が多い様に感じます。

よって小鳥達は、チョウゲンボウよりハイタカを脅威に感じているかも知れません。









逆光気味でしたが、久し振りの撮影です。
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家族は夜遅くまで団欒、その反動で朝が遅い今日この頃。

私は1時過ぎに就寝しても6時頃には必ず目が覚めます。

この時期の大分の日の出は7時15分頃?なので外は真っ暗。

よって、7時前のカラスの鳴き声と共に家を飛び出します。

山の友達にお風呂を作ってやると、直ぐに使ってくれるのが有難い。



世の中は正月気分ですが、山に来るといつもの雰囲気なのが良い。
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私達の鳥見グループでは、私が提唱して車中から野鳥を撮影する人が結構多い。主な理由は野鳥たちに警戒をさせず、出来るだけ近くから普段の姿を撮影するため。

隠れ方にもレベル差はありますが、撮影者の位置は暗い事が必須条件。但し、撮影者の位置が暗くても、後方が明るかったらNGである事は結構知らない方が多い。

私が撮影する時の通常のパターンは最後の写真通り。ミソは上部の黒いプラスティック板。光を遮りレンズの動きを悟られ難い・車内が暗くなる・雨天でも対応できる事。

自然界で野鳥が最も警戒している時は子育ての時。2番目が水浴びをする時。3番目がエサを食べている時。4番目に囀っている時・移動中など。5番目は休んでいる時。

種によって近づける距離が違う事や、プレッシャーを与えるランクは、大人数>少数>一人>動く>立つ>座る>寝そべる>隠れる・・・大まかにこんなランク付け。

普通の話し声は気にしなくても良いけど、急激な声や音・シャッター音は距離にも拠るけどプレッシャーを与える事になります。

一眼レフカメラでの連続撮影は、ミラーアップ撮影しなければミラーが跳ね上がる動作で、カメラのレンズが断続的に光る(鳥から見ると動いている)事を認識しましょう。

ヒガラの水浴び

シジュウカラの水浴び

シロハラの水浴び

車中から仲間の撮影


今朝、簡易的な水浴び場を作ってあげたら、みんな来てくれました(^^)
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ソウシチョウを初めて見たのは1975年から1980年頃。大分県中部に位置する黒岳の麓にある阿蘇野川源流での釣りで・・当初はこの場所だけに生息していました。

ソウシチョウの確認から5年くらい経ったとき、野津原の入蔵でソウシチョウより大きな声で複雑に囀る、ガビチョウの鳴き声も確認したのでした。

これが大分県内で私が外来種を認識し始めた経緯で、現在では大分県内であれば至る所で彼らの鳴き声を聞いています。鶴見大島や保戸島などでは両種とも確認していますが、国東半島の沖にある姫島ではソウシチョウだけを確認しています。

佐賀関沖の高島・臼杵沖の無拓島・蒲江の深島は定かな記憶がないので、今後行く事があれば特定したいと考えており、季節的には3~5月位が良いと判断しています。

彼らもまた必死に生きており、私が出来る事はデータを採る事くらいかな?

左がソウシチョウ(朝鮮メジロ・朝鮮ウグイスで飼われていた)・右はゴジュウカラ

ガビチョウ、煩いほど大きな声で囀ります。♂と♀がデュエットすることも・・


外来生物法の基本三原則は・・【入れない・捨てない・拡げない】
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