磯のグレ釣りが好きな大分の釣り師、池永祐二。2006年からの“磯にはいつも夢がある”を継いでいるブログです。還暦を過ぎ、現役から一歩退いた形になりましたが、釣行記や趣味としての鳥見などを主体に、自然の素晴らしさを記録しています。
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坊主山や塚野山は、子供のころからワラビ狩りをしていた所。

そして杉や檜も植えたり、下草狩りに駆り出されて仕事もしていた場所。

この界隈は廻栖野地区の共有林で、もちろん池永家も登録されている。

中学生位の頃に、テレビの野津原中継局が坊主山の頂上に出来ました。

その時に車が入れる道が作られ、その10年後くらいに県民の森構想。

管理事務所をはじめ、数々の施設が豊後大野市まで作られた。

もちろんアクセス道路も整備され、日本一の広さを誇る県民の森が誕生。

シュロの葉を腰に下げ、ワラビを採っていたのは50年以上も昔の事。

今は鳥見で水場を作ったり、ヤマガラ達と遊ぶ場所になっている。

今朝はサンショウクイの鳴き声、5~6羽の南下個体が来てくれました。

仲間と二人、至福の時間を坊主山で過ごしたのです。

サンショウクイ 夏鳥で大分を通過して本州方面へ行って・・

サンショウクイと偶然来てくれたオオルリ♂若

今は本州から南国へと南下を始めているところ

サンショウクイは全体的に白っぽい

サンショウクイを写していたら、リュウキュウサンショウクイも撮れました


9月に入ると夏鳥が去り始め旅鳥が通過、そして10月に入ると冬鳥が来始める。
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早朝の坊主山、ヤマガラたちを見守っていて、ふと前に目をやると・・

地面に小鳥が下りて、チョンチョンと跳ねながら虫を探している。

一見キビタキの♀?と思いましたが足が長い。

足の長さにコンプレックスを持っている自分には羨ましい限り。

足の長い小鳥・9月上旬=コルリです。

コルリは一応四国や本州で繁殖する夏鳥で、大分での繁殖確認は未だ。

でも一説には黒岳と大船山の間で夏に確認されたとか・・

私も九重の地熱発電所付近で、6月中旬に♂を撮影した記録もあります。

コルリが大分を通過するのは、4月20日以降5月15日頃まで。

約10年間で♂を3回と♀を1回確認しただけ、それも5月上旬だけ。

今回は南下する♀を秋に初めて確認したことになります。

車検代車のフロントガラス越しの1枚だけなので、証拠写真です。



釣りに行きたいけど中止が2回、この後も台風が来そうだし・・。

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北国から日本などを経由して、南国へと移動が始まった旅鳥のエゾビタキ。

確認の第一報が入ったのは28日で、撮影したのは26日だったとのこと。

情報提供者は鳥見仲間の新入りで、フットワークの軽いMちゃん。

その情報を元に、昨日は姉御肌のKちゃんを誘って撮影に・・

大分市内は穏やかな晴れでしたが、久住では曇りとかなりの風。

撮影に入る時には、少し雨も落ちてSSが上がらない。おまけに強風です。

ミズキに入る小鳥は私たちに警戒することと、風や雨で動きも悪い。

それでも目的のエゾビタキは、2~3羽がホバリングなど繰り返しました。

数が多い小鳥なので、10月中旬頃まで大分を通過してくれるでしょう。

その他は綺麗なオスのキビタキや、オオルリ・コサメビタキなど。

帰途の県民の森は、エサとなるミズキとクマノミズキの実はほとんど無し。

例年の3~5%位の木に実が付いている状況なので、滞在期間は短いと判断。







今年の初確認はやられましたが、後は県民の森で誰が早く確認出来るかです。
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小鳥たちの渡りを知る目安は 春がツバメ、秋はエゾビタキ。

ツバメは、夏鳥たちの中でも日本に早く到着するので目安になるのですが、留鳥のイワツバメが早くから飛んでいるので、見間違って判断する人が結構多い。

秋の渡りは、旅鳥として北国から日本を経由し、南の国へと渡って行くエゾビタキが秋の使者としての目安。この鳥を見ると夏鳥たちも南へと移動を開始。

渡りの生物たちは、基本的には日照時間と太陽高度を目安に移動を始めますが、その次に大事なのが生息域の空気の状態で、気温はその次位の条件です。

生息域の空気の状態を知る目安が天気図です。24日の天気図は北部九州に前線があり、前線より北側は冷たいシベリア寒気団の勢力範囲。前線の南側は小笠原暖気団の勢力範囲。北方からやってくるエゾビタキは、日照時間が少なくなっているので南下を始めますが、前線より南には下がらず、冷たい空気の中を南下中。

25日はその前線が更に南下しています。これは小笠原暖気団の勢力が衰えるか、シベリア寒気団の勢力が強くなるかのどちらかで、前線が更に南へと下って来た訳です。その空気の中を移動中のエゾビタキが、今回は久住の山々まで移動して来て、運よく撮影したのが鳥見仲間の初心者美穂ちゃんだったのです。

今日から数日間は小笠原暖気団の勢力が回復し、前線は北側へと押し上げられます。よって北方からの追加のエゾビタキなどは南下しないでしょう。蒸し暑い数日間が過ぎて、朝夕が寒く感じ始めるとエゾビタキは再び南下してきます。

8月26日のエゾビタキはこれまでで最速の確認、たぶん九州でも№1かもです。

24日の天気図では、エゾビタキは九州には来ていない

25日の天気図ではエゾビタキの一部が九州到達か?26日もほぼ同じ気圧配置


自然の仕組みを知ると、釣りも鳥も面白い。
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初めて写したセイタカシギ。

鳥見仲間のさっささんから、休耕田に4羽ほど来ている情報。

直ぐに行ってみると、車を止めるまでもなく4羽を確認。

足が長く体色も白い部分が多く、短足の私とは比較にならないほど綺麗。

24日の撮影は4羽・26日の確認は1羽・27日では0。

次に出会えるのはいつになるのかな?

セイタカシギ2羽とタカブシギ2羽

セイタカシギとタカブシギ

成鳥だけど、♂か♀かは知らない

こちらは26日の撮影で背中が茶色気味、若かも?

水滴も美しい

この獲物はヤゴに見える


自宅から5分という近場、貴重な情報ありがとうございました。
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坊主山の餌場近くのアオバト♂。

ラインでやり取りしていて、何かが動いた気配に目をやると・・

直近の枝にアオバトが止まり、私の方を見ていました。

スマホを置いてカメラに持ち替え、車内からそ~っと写しました。

彼は少しずつ動いて、次の枝へと移りその後飛び去りました。

いる事は居るんだけど、直近で抜けの良い場所はお初でした。





車内が見えないように工夫していると、警戒心のない撮影が可能ですね(^^♪
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「フィヨッ・・フィヨッ・・フィヨッ・・ィヨッ・・ィヨッ・・フィヨッ」

カケスが変な鳴き声で近づいている・・そう判断して目を凝らしていると・・

トケンが一羽、目に入る所に来て,、数回その地鳴きを繰り返しました。

トケン類の地鳴きは、ピピピピピ・・グヮグヮグヮ~・・などを知っている。

今回の鳴き声は初めての鳴き声で、最初はカケスと判断したぐらい。

今年、坊主山で聞いた囀りは、ホトトギス・ツツドリ・セグロカッコウ。

一応ツツドリという判断ですが、この鳴き声は知らなかった。

フアッフアッフアッホ~・ファッフアッフアッホ~の囀りはセグロカッコウ。

フィヨッ・・フィヨッ・・フィヨッ・・ィヨッは、その地鳴きに近いかも?






また一つ、小鳥の鳴き声をマスターしました・・合っていたらの話。
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ヤマガラやシジュウカラなどは留鳥で、5~6月には巣立ちするのが多い。

対して夏鳥たちは6~7月頃に巣立ちを行うことが多い。

繁殖時期が少しずれるのは、エサの取り合いをなくす意味合いもある様です。

早く生まれた子は、幼鳥の羽から1~2ヶ月もすると大人の羽へと変わります。

よって、巣立ち後の羽から第一回冬羽へと換羽する時期が7月下旬から9月中旬。

成鳥も同じ時期で、子育てが終わると自分の栄養補給を十分に行えるから。

この時期は換羽中の成鳥と若が混ざっているから、親か仔か識別も難しい。

ヤマガラ成鳥

全体的に色が濃くてハッキリしています

ヤマガラ若 部分的に色が濃くなって成鳥の色に近い

上と同じヤマガラの若(今朝初めてエサ台に来てくれました)


12~13羽のヤマガラ達が来ますが、今年の若は2~3羽だけで少ない。
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昨日の撮影は一瞬だけ来たコジュリンを写せなかった。

ひとつ前の撮影で4Kプリ連写を行い、通常の連写へ切り替える前にバッテリーを交換。そのままスタンバイして、コジュリンが来て撮影動作を行ったものだから、ピントが合うのに時間が掛り、コジュリンが飛び去って写せなかった。

今日の再挑戦は、ポイントを少し変え、タカさんと一緒に待っていましたが、さらに一名が来て3人でスタンバイ。やっと来た!ピント合った!シャッター押した!風が吹いた!ネットが一瞬レンズの前に来た!写っていた4枚の写真はネット被りになってしまった。

あれま~!!今日の撮影も一瞬だけ来たコジュリンを写せなかった。

仲間の二人はバッチリ撮影!今年のコジュリン撮影はこれにて終了です。

ネット被りのノヒメユリ(絶滅危惧ⅠB類)と、コジュリン(絶滅危惧Ⅱ類)

同じくセッカ、ネットが被らなければ綺麗ですね


近年最悪の台風10号に警戒を!!
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ノヒメユリもピークを過ぎ、花が落ち始めています。

タカさんと二人、7時前からネットの陰からコジュリンを待ちます。

セッカが煩雑にノヒメユリへ来てくれます。

コジュリンがやってきたのは7時を回ってから・・・

風が強く、ノヒメユリに止まっても上には登らず囀りもなし。

何度か来てくれましたが、滞在時間が短くいい絵が撮れません。

ノヒメユリは予想の蕾が開かず、明日の開花かも知れません。

風が強くなければ再度チャレンジになるかも??

ノヒメユリ・セッカ・手前にヒゴタイ

コジュリンです


なんとも恨めしい台風10号です。
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カンスケは2016年に生まれたハシブトガラス。

♂か♀かは不明だけど、相棒はカンスケより大きく、鳴き声が低い。姿の大きさと声を比較すると相棒は♂の様で、カンスケが♀の様に感じますが・・・

猛禽類は♀の方が大きい。対して小鳥はオスの方が大きい傾向。カラスは♀がほとんど抱卵するとの事らしいけど、本当なのだろうか?

基本的に雌雄同色の場合は、♂も♀も抱卵すると私は考えており、雌雄異色の場合は地味な方が抱卵時間は長い。(サンコウチョウなどで確認済み。)

タマシギは♂が地味で♀が派手、したがって抱卵は♂が担当する。よってカラスは♂も♀も同色だから、交代で抱卵しているかも‥との考えなのです。

カンスケは3年前から、出会うと一切れのパンをあげている。約束は一日一回だけだから、カンスケも覚えていて、それ以上はねだったりせずに飛び去ります。

そのカンスケが昨年からペアーになって、1週間ほど前に仔を確認しましたが定かでなく、今日初めて親子3羽が一緒にいるのを確認したのでした。



左がカンスケで、右がカンスケの仔です。
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坊主山の水場付近で5日間に渡って撮影した、今年生まれの若い野鳥たちを紹介。

暑い日々ですが、緑豊かな森の中で日差しが届かない場所は意外と涼しい。

巣立ちから今時期まで、若い小鳥達が生き延びる確率は30~40%と推測します。

巣立ち後の第一関門を、たくましく生き抜いて来た雄姿です。

夏鳥のコサメビタキ若

夏鳥のキビタキ ♂若と判断

同じくキビタキの♀若

留鳥のヤマガラ若

留鳥のシジュウカラ♀若

留鳥のウグイス若とシジュウカラ成鳥

夏鳥のオオルリ♂若A

オオルリ♂若B

オオルリ♂若C

オオルリ♀若

クロツグミ♂若

留鳥、リュウキュウサンショウクイ若

留鳥のヒヨドリ若

留鳥のアオゲラ♂若と判断

留鳥のアカヤマドリ♂若


繁殖出来るまで生き抜いて欲しいですね。頑張れ!!
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10時から釣りのレクチャーだったので、早朝目覚めたら山のチェック。

6時前から8時20分まで水場周辺を観察していると、今年生まれの若がポチポチ。

今時期の若は、正確には幼鳥とか巣立ち雛と言います。

8月から9月にかけて、生き抜いた幼鳥は第一回冬羽へと換羽(トヤ)をします。

これで初めて幼鳥から若へと変身し、夏鳥達は南国へと旅立ちの準備。

親も子育てで疲れた体を癒し、換羽(トヤ)を行なって同じく旅立ちの準備。

幼羽を見る事の出来るのは、巣立ちから1~2ヶ月だけの限定で今がチャンスです。

ココの住人のゴジュウカラ、すでにトヤに入っています

キビタキの幼鳥、羽色から♂の感じもします

キビタキの♀成鳥、トヤに入っています

コサメビタキの幼鳥

オオルリ♂の幼鳥

オオルリ♂の若、かなり早く生まれた様です

アオゲラの♂若かな?

カケスの成鳥


2時間くらいで結構確認出来ました。水場は未だ使っていません。
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坊主山の住人、今年生まれのアオゲラの♂若の様です。

この界隈では、クロツグミやオオルリなども繁殖しています。

山の住人たちの仲間に若の姿が見受けられ、いつもの様に賑やかに・・

梅雨が終わると暑い夏、どこにでも有った水が限られてきます。

そこで活躍するのが、今年の1月に設置した小鳥たちの水場。

これからは水の補充をこまめにして、新しい命が使ってくれる事を期待。

暑い夏を涼しげな森の木陰で、一時的でも小鳥達と過ごせれば申し分ない。

いきなり近くに来てくれました

警戒する様子を見せず・・

辺りを見渡していました

近くでは換羽を迎え尻尾の短い、Rサンショウクイ


たまにはこんな出会いも良いでしょう。
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7月13日、仲間からの情報はオシドリの巣立ち雛2羽を写した写真。

相当にビックリしたけど13~15日は釣り。16日は阿蘇だったので行けずじまい。

17日の4時前に起床して5時には現地入り、オシドリを探すけど見つからない。

午後から再び探したけどアウト。18日と20日にもチェックしたものの探し出せない。

写真の雛は流木上に乗っていた。上空からはただの流木に見えるから猛禽も無理?

結構広いダム湖だから、風と水の流れで数日間で何処まで行ったかも不明。

20日早朝は、台風5号の雨でダム湖の水位は3~4mくらいは上昇していたし・・。

よって、巣立ち雛を探すのを諦めました。

3日間での収穫は、成鳥ばかり?のブッポウソウを短時間で9羽も確認出来た事。

ミサゴ・ヤマセミ確認と、アオバズクの営巣とエサ運びを確認出来た事でしょう。

でも、オシドリの巣立ち雛に比べると、大したことではありません。

なぜなら、オシドリは本州中部以北で繁殖し、大分では冬鳥だからです。

大分の野鳥の会情報、2007年に別府の境川で雛8羽、今回で2例目の確認だとか。

子育て中のブッポウソウ

偶然通りかかったミサゴ、縄張り内でしょう

アオバズク、ISO6400・ SS1/4 ・開放f6.3という暗さでの撮影


残念!
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