磯のグレ釣りが好きな大分の釣り師、池永祐二。2006年からの“磯にはいつも夢がある”を継いでいるブログです。還暦を過ぎ、現役から一歩退いた形になりましたが、釣行記や趣味としての鳥見などを主体に、自然の素晴らしさを記録しています。
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小鳥たちの渡りを知る目安は 春がツバメ、秋はエゾビタキ。

ツバメは、夏鳥たちの中でも日本に早く到着するので目安になるのですが、留鳥のイワツバメが早くから飛んでいるので、見間違って判断する人が結構多い。

秋の渡りは、旅鳥として北国から日本を経由し、南の国へと渡って行くエゾビタキが秋の使者としての目安。この鳥を見ると夏鳥たちも南へと移動を開始。

渡りの生物たちは、基本的には日照時間と太陽高度を目安に移動を始めますが、その次に大事なのが生息域の空気の状態で、気温はその次位の条件です。

生息域の空気の状態を知る目安が天気図です。24日の天気図は北部九州に前線があり、前線より北側は冷たいシベリア寒気団の勢力範囲。前線の南側は小笠原暖気団の勢力範囲。北方からやってくるエゾビタキは、日照時間が少なくなっているので南下を始めますが、前線より南には下がらず、冷たい空気の中を南下中。

25日はその前線が更に南下しています。これは小笠原暖気団の勢力が衰えるか、シベリア寒気団の勢力が強くなるかのどちらかで、前線が更に南へと下って来た訳です。その空気の中を移動中のエゾビタキが、今回は久住の山々まで移動して来て、運よく撮影したのが鳥見仲間の初心者美穂ちゃんだったのです。

今日から数日間は小笠原暖気団の勢力が回復し、前線は北側へと押し上げられます。よって北方からの追加のエゾビタキなどは南下しないでしょう。蒸し暑い数日間が過ぎて、朝夕が寒く感じ始めるとエゾビタキは再び南下してきます。

8月26日のエゾビタキはこれまでで最速の確認、たぶん九州でも№1かもです。

24日の天気図では、エゾビタキは九州には来ていない

25日の天気図ではエゾビタキの一部が九州到達か?26日もほぼ同じ気圧配置


自然の仕組みを知ると、釣りも鳥も面白い。
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