磯のグレ釣りが好きな大分の釣り師、池永祐二。2006年からの“磯にはいつも夢がある”を継いでいるブログです。還暦を過ぎ、現役から一歩退いた形になりましたが、釣行記や趣味としての鳥見などを主体に、自然の素晴らしさを記録しています。
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2月25日の続きです。当日の沖の一文字で海水温を計ると8.9℃でした。

この水温は、大分川と大野川から流れ出る多量の冷たい水にあります。大分川の年間平均流量は28.73㎥/s 大野川の流量は更に多くて60.98㎥/sという数値が、平成16年から平成25年までの10年間の統計です。両河川とも今時期の水温は6℃台です。

両河川の北に面した別府湾に脈々と注ぎ込む冷たい水は、海水の上に乗りながら混じり合っていきますが、冬の季節風が北西の風となって別府湾に吹き続けています。よって、海水の上にある多量の水は沖合に出る事を遮られて岸伝いを東方向へと吹送され、両河川の東側の沿岸海域が、他の場所に比べて水温が下がってしまうのです。

大在公共埠頭や一文字はこの様な状況だから、アオリイカは先ず居ません。寒さに強いヒガンフグ・カサゴ・ベラ・アジ・カンダイ・チヌ・マダイなどが動く程度で、その中で一番良く動く魚がカンダイだと今回の釣りでも証明できました。

釣れたカンダイの内、3匹は水深約13mの底から20㎝を移動させているエサの青ケブに喰ってきました。しかし、14時30分くらいに釣ったカンダイは落とし込んでいる途中に喰って来ており、そのタナは表面から7m前後の位置だったのです。海水温の下がった冬で、これほど浅いタナで釣ったカンダイは初めてです。

また、カンダイは潮の流れが緩やかな時が良いのですが、今回は大潮で満潮は8時20分でした。しかしながら下げ潮が動く、9時30分から13時30分くらいの4時間は逆流れの速い潮で、この時間帯は集中して竿を振りませんでした。

よってカンダイが釣れた時間帯は満潮前後に2匹。干潮前後に2匹だけ。しかしチヌ仕掛けにも2回程アタッており、切られたハリスの付いたカンダイが釣られていないので、合計6匹がポイントの下に集まってきたことになります。

時間が立てばこのくらいは集まりますが、釣り上げた中に縄張りを持ったヤツが居れば、更に釣りやすくなるのも事実。今一つは、セッキーさんとえとやんさんのチヌ用マキエが、カンダイ釣りに貢献しているのです。30m位の範囲にマキエが常時入ると、回遊するカンダイの足を止め、集中して入れるカンダイ用のマキエに来て釣れるのです。

何にしても今回は天気に恵まれ、沖の一文字に渡礁出来た事が勝因です。

カンダイ釣りテクニックはこちらに沢山

出発前の5人

いつもの大勝丸です

真鯛の仔・アジなどを釣ったセッキーさん

こんな釣り方初めてでした

良型のチヌやウマズラハギなどを釣ったえとやんさん

いつも世話ばかりしている健ちゃん、流石のガチンコ

これも同じサイズでした

この状態で5mほど底を切るのが私流

同じサイズです

カンダイ釣りのバラシはありませんでした

撮影後はエアー抜きしてリリースです


次の挑戦者は3月中旬、ヒューマンアカデミー福岡校の学生です。
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憧れの池永名人のブログに私の写真が・・・・

感動です(・∀・)♪

凄く良い思い出をありがとうございました!

本当に楽しかったです♪
えとやん 2017/02/27(Mon)20:28:28 編集
こんばんんは
このたびはありがとうございました。
コメントを頂き、こちらとしても嬉しいです。
次回も宜しくです。
カンダイな人 URL 2017/02/28(Tue)23:09:45 編集
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