磯のグレ釣りが好きな大分の釣り師、池永祐二。2006年からの“磯にはいつも夢がある”を継いでいるブログです。還暦を過ぎ、現役から一歩退いた形になりましたが、釣行記や趣味としての鳥見などを主体に、自然の素晴らしさを記録しています。
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二日間の主な内容は・・・

初日の集合は9時。開校式後、午前中が野外実習①で自然観察の視点を学んで昼食。午後から講義が2.5時間で、自然保護(生物多様性など)。自己紹介が1.5時間~夕食入浴。夜の講義が2時間で自然観察会と指導員の役割。情報交換会の自由な交流が1.5時間~22時30分が就寝です。

二日目はオプション観察会を1時間して朝食。野外実習②が2.5時間。野外実習③が2.25時間と昼食、これは自分が観察会を主宰する題材作り。野外実習④では5人くらいの小グループに分かれ、一人ずつリーダーになり観察会を実施する。評価・書類提出~閉会式と続き、16時30分に解散したのでした。

兎に角自由な時間がほとんどなし。野外実習③の時だけが唯一の自由時間?とは言っても、野外実習④で主催者としての題材がなければ焦る時間帯です。幸いにも私が自然観察で良くやってきた、耳で観察する話しが無かったので題材は問題なし。

野外実習では色々な観察を行いました。特にミクロの世界を観察することが非常に多く、そのほとんどが目を使って観る事で、ルーペや顕微鏡も使いました。主催者の狙いとしては、野生生物界の元となる底辺を知る事と、どこでもやれる題材提供だと推測。

次に触る事が多々あり、その次に嗅ぐことでした。味わうことは言葉として出ていましたが、そのような状況にならなかったので、あえて私は桜の木から出ている木のヤニを舐めてみた所、数人が乗って来てくれました。

私が行なった耳での観察会(5分程度)では、先ずは目をつぶって色々な音や声・鳴き声などを聞いてもらい、その音や鳴き声などを文字などで表してもらいました。

物質の密度によって音の伝わり方が違う事や、音の反射についてなど。私達が普通に音を聞くのは、ほとんどが空気中の音や声。水中・地中・木・岩・コンクリート・鉄など、それぞれに耳を当てると違った音が聞こえたりします。これらをやって欲しい事。

最後に音や鳴き声を書いて記録に残す時には、文字と記号と絵などを併用して記録すると、リアルな表現になって分かりやすい事をお伝えしました。これは私が長年やってきた野鳥たちの鳴き声を記録し、鳴き声の主を特定してきた手法なのです。

私達のグループ5人では、偶然にも男性は私一人で、講師が男性だったので持ちこたえましたが?女性の皆さんも専門的な知識が豊富でビックリでした。皆さん余裕でリーダーを務めていたので、これからどのような指導員になるのか楽しみですね。

指導員講習会③はこちら

初日の一番最初の野外実習は雨もパラパラ

最後のミニ観察会。毛利講師・木本さん・祝さん・増田さん・松村さん

これも説明に出ました。ソメイヨシノに寄生するヤドリギと実

ススキを中心とした階層構造を調べていて見つかったナンバンギセル

ナンバンギセルは7~8月、キヌガサタケは7・9月なのですが、11月中旬の撮影



色々な出会いに感謝しています。
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釣りでは私が皆様の前に立ってお話しする立場ですが、今回は逆です。

2015年11月14日から15日の二日間に渡って、九州のヘソ?熊本県阿蘇市の“国立阿蘇青少年の家”で開催された講習会に参加しました。昨年は大分県で開催されていたのですが、締め切りの翌日に気付いて、申し込みをやむなく断念していたものです。

今回の参加者は49人だったかな?老若男女の参加にはビックリ。最年少は18歳の参加資格を心待ちにして来場した少女、志と自己紹介には超絶ビックリの私でした。

私の参加動機は基本的な指導の方法を学ぶ事もありますが、5~6回程実施した自然や野鳥のお話をする時に、参加者が納得出来る肩書きが欲しいのもありました。これまでの様に、「釣りのプロですとか、名人で鳥好きです」などと紹介されても「エッ??」と思われてしまうから、それなりの呼び名が欲しいのもあったのです。

若き少女の志に比べると恥ずかしい限りですが、この講習会では時間が少ないと思うほど充実した二日間で、学ぶ事がこんなにも楽しいのも久し振り。講師スタッフの皆様方には本当にお世話になりました。一緒に学んだ、仲間たちにも感謝しています。

まだまだスキルアップを目指したい気持ちになった講習会でした。

・・・

野鳥好きな私が二日間で確認した施設周辺の野鳥たちは・・・

目視確認
  ハシブトガラス・ホオジロ・ヒバリ・カワラヒワ・アオサギ・カワウ・スズメ・ドバト
  キジバト・ハクセキレイ・ヨシガモ・コガモ・ジョウビタキ
鳴声確認
  ヒヨドリ・メジロ・モズ・コゲラ・シジュウカラ・ヤマガラ・エナガ・ゴジュウカラ
  ヒガラ・ミソサザイ・イカル・ガビチョウ・シロハラ・ウソ・タヒバリ
もしかして・・
  オオアカゲラ?マミチャジナイ?オオカワラヒワ?
飼い鳥
  アヒル                           合計 32 種

指導員講習会②はこちら


最後の小集団によるミニ観察会、初めて腕章を付けて皆様をリード

早朝のオプション観察会、植物の戦略に改めて敬意

座学でも眠くならないほど興味深いお話しの数々

15人グループで実習したり、更に小集団になったりの活動

となりのトトロから“さんぽ”の替え歌で締めは面白い
 
集合写真の表情は、撮る人のパフォーマンスで決まります(^^)/


皆様、二日間大変お世話になりました。ありがとうございました。
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10月6日の夜は、野鳥について約30名の前で講座。

大分市が主催する“森林セラピー森の勉強会”で講師の依頼をされていました。

鳥たちを取り巻く環境等に関する、各種条約として日本が批准しているのは

渡り鳥条約・ラムサール条約・ワシントン条約・生物多様性条約など・・・

これらの条約によって、現在の鳥に関する法規制がなされている事・・。

少し硬い話しをして、9月から1月頃までの野鳥観察のポイントとなる木の実の事。

今年の大分の小鳥に関する話題として、真っ先に挙げられるヤイロチョウについて。

最後はヤマセミの捕食生態と、ヤマドリの縄張り行動の動画などお見せして終了。

2回目の受講者たちも目を輝かせながら聞いてくれました。

次回は11月17日。モンパチの大分ライブと完璧に重なっている時間帯で・・。

講座の準備中に唯一の一枚です


みなさんお疲れ様でした。森の勉強会として参考になったかな?
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今年で22年目となる実釣講習会を、坂ノ市一文字の防波堤で行いました。

主催はTOURNAMENT CLUB。実釣講習会は当初は年二回の実施でしたが、10数年くらい前からは年一回の実施に変更しており、述べ回数としては30回程度は行っていると思います。今回はチヌ釣りの講座だったのでメイン講師は木村君。

使用渡船は長年お世話になっている大勝丸。7時から複数便に分けて27名(受講者19名・スタッフ8名)が縦一文字の中央あたりへ上礁です。

直ぐにマキエ作りのレクチャー。それぞれの特性を持つ3種類の集魚剤を、丁寧に混ぜる事から始まり、その後オキアミの生を追加して混ぜ、仕上げに水を混ぜて更に足で踏み込み、エアー抜きを施します。この作業に20分ほど掛けてから釣りの準備。

新発売のフリクションZの特性や、販売予定のウキの特性と釣りのイメージなど、彼の経験に基づく理論を解りやすく説明してくれます。7時23分からスタートしてエサを付けて第一投を行ったのは一時間以上経過した8時35分頃でした。

それから9時15分まで6回の試釣でしたが、チヌのアタリは遂に出ずに持ち時間を終了しました。受講者たちは散らばって各自釣りの準備、今年のチヌは平年より少なくて40分で結果を出せなかった木村君、終了後の一投でチヌを掛けてくれたのです。

夜明け前の受付です

大勝丸(090-3075-7328)には、いつもご協力頂いています

早速レクチャー開始

マキエ作りは時間をかけて入念に
 
二枚潮などでも、仕掛けのなじみが良いウキと仕掛けの説明

ネリエを使ったチヌ竿の振り方などには特に重要ですね

レクチャー後の一投で、やっと竿が曲がりました

彼をもってしても、仕留めるのに時間を要した一尾です


厳しい状況下、参加者たちのチヌ釣りは如何に?・・・明日に続く。
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今年で22回目となる夏季釣り講座を、いつもの様に明治明野公民館で開催しました。

主催はTOURNAMENT CLUB(T‐CLUB)です。

T‐CLUBは23年前に大分市内で設立したクラブで、基本的にはクラブ員相互の研鑽目的でしたが、当時の大分県の釣り人は、全国クラスには今一歩及ばない大分レベル、甘く見積もっても九州レベルに近い釣り師が数名程度居るくらいでした。

クラブ活動を行うに当たって、個人では出来ない事をクラブでやれないか?有志の考えを総括して実行に移したのが、クラブ員以外の方達にもテクニックやマナーなど教えながら、自分たちもレベルアップしていこう。と言う活動を主体にすることでした。

普通のクラブはクラブ員たちが楽しんだり、レベルアップを行っているのが大半ですが、T‐CLUBはクラブ員以外の釣り人達を育てる事に主眼を置いているのです。その活動は全てがボランティアで、志のある人間でないと務まらないでしょうね。

年間活動は、梅雨グレ時期の大分グレトーナメントマスターズ(OGTM)が一つ。これは大分県に在住する釣り人を対象に、トーナメント戦のレベルアップを目的に開催しており、優勝者には大分県知事表彰があります。優勝には3点、準優勝には2点、3位には1点が与えられ、トータル10点に達した時点で名人位の称号を貰えます。ちなみに、10ポイント以上となって名人位を獲得した釣り師は、22年間続けて3名だけです。

今一つは実釣講座です。以前は年2回の開催でしたが、現在は1年に1回の開催になっています。磯釣り・波止釣り・エギングなど、年によってテーマは変わっています。今年は10月4日に一文字の防波堤で、木村君のチヌ釣りを前半に勉強して、後半はミニ大会を開催する予定で準備を進めています。

最後になりましたが、今回の夏季釣り講座も、当然年1回の開催で22回目となっています。木村真也君のチヌ釣り。田中修司君のグレ釣り。私の失敗談と釣りマナー・安全関係など、リレーでお話しさせて頂きました。

参加者は70名、福岡県や宮崎県の方々も参加していただきました。今回は女性の参加も多くなっており、みなさん熱心に聞いてくださっていました。質問も6名ほど。熱意が伝い伝わる雰囲気の会場は、14時から16時30分までの時間が短く感じました。

ご協賛いただいたメーカー各社におかれましては心よりお礼申し上げます。関係者のみなさんありがとうございました。これからも一緒に学んでいきましょう。

木村君のお話し

修ちゃんのお話し

OCTの友ちゃん、あり~がと

最後のジャンケン大会は盛り上がります


次回の講座は一文字で10月4日。チヌ釣り講座とミニ大会です。
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