磯のグレ釣りが好きな大分の釣り師、池永祐二。2006年からの“磯にはいつも夢がある”を継いでいるブログです。還暦を過ぎ、現役から一歩退いた形になりましたが、釣行記や趣味としての鳥見などを主体に、自然の素晴らしさを記録しています。
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自然観察指導員の行事は月に一度、土曜日か日曜日に開催されています。

こちらの活動にも参加しているものの、釣りの行事よりはランクが下です。

よって、今年は今回の活動に参加するのが初めてで、日曜日に参加しました。

私は生まれが野津原で、大分川の支流である七瀬川で遊び育ちました。

だから川に入るのも好きで、自然が残る番匠川は懐かしい原風景が重なります。

子どもたちは元気一杯、連られた私も網を持って童心に帰ります。

テナガエビ・モクズガニ・ヨシノボリ・水棲昆虫などは皆さんにお任せ。

私の狙いは、オイカワ・カワムツ・ナマズ・カマツカ・タカハヤなどでしたが・・

ナマズとカマツカはゲットならず。誰かのカマツカゲットに脱帽です。

少しだけ睡眠不足でしたが、お昼過ぎまで清らかな川に浸かった半日でした。

約20名での観察会です

浅瀬に入って水中の生き物を捕獲します

チーム戦だと捕獲率も上がる?

20種類くらいの生物たち

立川講師の説明は非常に分りやすい

当日はカヌー体験も出来ますが遠慮しました


子供達には夏休みの生きた体験学習、私達は童心に・・(^^)/
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ユキワリイチゲ。九州では大分県だけに自生する、県指定絶滅危惧VUの花。

スポーツ公園の開発で無くなりそうでしたが、関係者の好意で少しだけ残りました。

その場所へは有志5人でかなりの株を移植し、思い通りに根付きました。

春から秋は枯れて根っこだけですが、強い日差しと暑さで根が小さくなった?

対策として・・・

グラウンドからの、野球のボールが転がり込む事を防止しました。

遮光率50%くらいの寒冷紗を張り巡らしました。

周囲より少し涼しくなって風通しの良い環境・・・復活に期待が出来るのか?

10月下旬に新芽が出て、2月下旬に花が咲くのが楽しみです。







小さくなってしまった自然ですが、大切に見守っていきたい。
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昨日の午後はサイエンスカフェで勉強会。

大分県自然観察指導員連絡協議会が主催して、10数名が参加です。

今回のテーマは“鹿が自然を喰い尽くす” という少し過激な講座内容です。

どう見ても自然優先の考えではなく、人間から見たテーマの様に思えますが・・

鹿の食害によって、山が枯れていく現状を知るとなんとかしたい。

元はというと、人間活動が影響を及ぼしているのが大きいと私は感じますが・・

先ずは多くの方々に現状を知ってもらって、有効な方法を実行に移す?

森や里山をはじめとした自然は、ノータッチだけは良くない感じです。

方法論は色々とありますが、自然を守る意識だけは持ち続けたいですね。

鹿も私達の仲間です

非常に多くの現実を確認することが出来ました


難しい問題ですが、「知らぬ存ぜぬ」・・は出来ませんね。
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“生物多様性”を、観察会に来た人たちへどのように伝えるか?

日本が生物多様性条約を批准してから、すでに23年も経っています。

サイエンスカフェの議題として、少人数で検討会を行いました。

終了後は市内の居酒屋で忘年会。こちらには12名が参加して楽しみました。

この会に参加したのは、元先生や公務員の方が多い様に見受けられます。

私の餌付けについても賛否両論。酒席でない所でもっと討論したいですね。

先輩方が多く、色々な話が聞けて有意義な時を過ごす事が出来ました。







ありがとうございました。来年もご指導のほど宜しくお願い致します。

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NXCS-J(ナックス・ジェイ=自然保護協会)主催の市民カレッジです。

九州では奄美地方で開催され、2番目の開催が今回の大分でした。

参加メンバーは40数名?

国際自然保護連合(IUCN)日本委員会事務局の、道家さんのお話を聞いた後・・

小集団に分かれて、ワークショップとディスカッションいうスケジュール。

13時から16時30分まで、あっと言う間に時間は逃げて行きました。

この様な勉強が出来る事に感謝、あとはどのように活動するかですね。










なんだか学生に戻ったような気分?人生はいつになっても勉強ですね。
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8月27日、自然観察指導員の野外活動で私は4回目?の参加です。

場所は、佐伯市弥生の“番匠川水辺の楽校”前の清流。講師は“番匠おさかな館”からお二人です。子供も含めて約20名が参加し、2時間の勉強会を楽しく過ごしました。

特に、水生生物などを網で捕獲する工程は、私が子供の頃に魚を取っていたテクニックや、渓流釣りでの川虫捕獲のテクニックもが活かされたことでしょうか?

ヒラテテナガエビの♂をゲットしたら、数の少ない♀のリクエストを講師の方から頂き、夢中になって探してメスもゲット出来た事。残念だったのは20㎝クラスのナマズを獲り損なった事でしょうか?水棲昆虫などは子供たちに任せて・・。

テナガエビに3種類が居ることも分かったし、カゲロウの仲間・ハゼの仲間・ヤゴの種類など、この様な楽しい活動には、もっと沢山参加したいですね。

自然との距離が少しずつ縮まる感じが嬉しいです。

活動した川、スローシャッターで流しました

川に入る前のレクチャー

比較的安全な場所で思い思いに・・

水槽に入れて説明を受けます

見るだけで楽しいです
 
説明が終わると川へ返して終了


講師・スタッフ・参加者の皆様、お世話になりありがとうございました。
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野鳥の繁殖調査で黒岳のソババッケから140mほど戻った7時頃。

登山道を上がってくる前方で騒ぎが始まり、急いで行くと一人が倒れています。数名の男の人達と一緒に抱きかかえて、意識のない男性を安全な場所へ寝かせると、どうにか意識を取り戻しました。この間、グループの女性が119番して消防と繋がりましたが話が進みません。

一報を入れた女性は福岡のグループなので、この場所の詳しい事は分らなくて当然です。電話を代わって居場所や疾病者の症状などを伝え、救助の要請です。

皆で服を掛けたり、声掛けをして元気付けると男性は徐々に回復し、半身を起こせるまで回復。ご本人の意向も有って、最初に発見し一緒に救助した、福岡の5人?パーティの方々は30分後に登山を再開。私一人と疾病者がその場に残って、消防とのヤリトリと疾病者のサポートです。

防災ヘリと地上からの二手でこちらに向かう段取りが進み、緯度や経度を知りたいとの事。予めプロットしていたスマホを取り出して、一旦電話を切って3回程確認後、ノートに記録して座標を連絡しました。

8時40分頃にようやくヘリが到着です。しかしながら原生林の大きな木々が茂る中、ノートを広げて振りながら居場所を知らせても、直近にもかかわらず見つけてもらえず、ヘリのスタッフと直接電話でヤリトリして、ようやくレスキューの方々が2名降下。

リュックなどをレスキューの方が背負って、男性を抱きかかえるようにしてヘリへ収容してくれました。到着から20分ほどの救助ですが、山の斜面でなおかつ無風は操縦が難しいのに、大木や木々の僅かな隙間からの救助は、舌を巻くほど上手く圧巻でした。

ヘリが去って私も降りはじめると、下から地上部隊のレスキューの方々が6名?程で来てくれました。皆さん安堵した様子で、座標の位置まで行って現地確認です。登山道まで降りると、由布院のレスキュー?の方々と私服警察?の方から事情徴収です。時系列に症状や経過などをメモしていたので、かなり正確に答える事が出来ました。

・・・中には釣りの池永をご存知の方々も居て、コーヒーまで頂きました。

夕刻、疾病者ご本人からお礼の電話が入りました。精密検査によると入院が必要との事。でも声はお元気で、最悪の事態を免れたのがとても嬉しいです。私よりも一つ上の行橋在住の方でした。一つの反省は、白いノートを広げて振るより、青いTシャツを脱いで枝に縛って大きく降れば、木々の隙間でも上空から見えたかも知れませんね。

この付近で一番開けている場所から救助

木の枝が何度も邪魔して、体が痛いと思いますが・・

望遠レンズしか持ち合わせていません

この後、一気に居なくなりました


貴重な体験をさせて頂きました。

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環境省の鳥類繁殖調査に三地域ほどエントリーしており、最後の場所は黒岳。

3時10分に起床、4時20分位に現地の駐車場に到着。早く行きたかったのは、夜行性の鳥類などもチェックしたかったのが一番の理由で、声のブッポウソウも聞けました。

特記はヤイロチョウが1羽鳴いた事と、アカショウビンが合計3羽ほど鳴いた事でしょう。

駐車場で30分のチェック後は登山道を2㎞ほど進み、“ソババッケ”に到着したのが6時4分頃。その場で30分ほど定点チェックをして,確認した大物はセグロカッコウでした。

今朝の野鳥たちは、トラツグミ・コノハズク・ヒヨドリ・キビタキ・カッコウ・クロツグミ・アカショウビン・ヤイロチョウ・ツツドリ・アオバト・ヤマガラ・ソウシチョウ・ホオジロ・ウグイス・ヒガラ・シジュウカラ・リュウキュウサンショウクイ・コゲラ・ゴジュウカラ・オオルリ・キジバト・カケス・ハシブトガラス・ミソサザイ・アオゲラ・イカル・オオアカゲラ・コガラ・セグロカッコウ・コマドリの30種類。

帰途、2時間以上に渡って救急活動も・・

早朝の黒岳駐車場付近から・・

ソババッケでの定点チェックで近くに来たオオルリ


これで大きな活動は終了ですが、夜行性鳥類の録音チェックが残っています。
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由布院のサクラソウを保護していた柵を撤去してきました。

早朝から雨が落ちていましたが、10時~12時前までは霧雨程度。

9名で手分けして作業すると、意外と早く終える事が出来ますね。

その後有志3名で、山野草などを散策して活動を終えました。

帰途、ブッポウソウポイントへ傘を差して寄ると2羽が止まっていて・・

1羽は直ぐに飛び去り、2羽目も後を追うように飛び去りました。

ライカの100~400㎜が昨日届いて今日が初写し、小鳥はブッポウソウでした。

早朝の県民の森、いつもの谷で5時前に2羽のヤイロチョウが鳴きました。

サクラソウ保護活動はこちら・・・今日は撤去です

ツルアジサイ(手持ち撮影)

コバノタツナミソウ(手持ち撮影)

サンニンシズカ・・・もといフタリシズカ(手持ち撮影)

自然観察指導員の皆さんと(タイマー撮影)

帰途のブッポウソウ(手持ち撮影)


参加の皆さんお疲れ様でした。○塚様の手作り饅頭とても美味でした。
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環境 省による鳥類繁殖地調査地、3ヶ所エントリーしている調査地の第2弾。

初めての場所だったので、霧雨の中でコースの事前調査を前日に行いました。

今朝は雨が落ちない予想だったので3時45分に起床、現地には4時40分に到着。

直ぐに30分の定点チェック~2㎞のコースチェック~到着点チェックが30分。

GPS機能を使ってルートと距離・高低差などを記録、もちろん主役は小鳥達。

営巣地近くを通って、オオルリ・クロツグミ・コガラ達に叱られました。

確認したのは、ホトトギス・カッコウ・ツツドリ・オオルリ・トラツグミ・クロツグミ・ヤブサメ・ソウシチョウ・ガビチョウ・ヒヨドリ・ウグイス・ホオジロ・カワラヒワ・ヤマガラ・シジュウカラ・コガラ・エナガ・メジロ・ゴジュウカラ・アオゲラ・コゲラ・アオバト・キジバト・ミソサザイ・カワガラス・カケス・ハシブトガラス・ハシボソガラスの、合計28種類でした。

コガラの営巣木は叱られた時に察しがつきました

撮影時は車を持ち込んで、車内から2ショットのみで直ぐに撤収


5時30分くらいまでは良く囀りますが、その後は黙って子育てみたいです。
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環境 省による鳥類繁殖地調査が1974-1978年と1998-2002年に実施されました。第3回目の調査は、2016年~2020年にかけて開始されており、私もその活動の一部として、大分県内の3ヶ所ほどエントリーしています。その第一回目の調査を今朝行いました。

基本的に前回の調査地を引き継いでおり、今朝は得意の県民の森内にある宇曽山沿いの調査地です。スタート地点で定点観察を30分ほど行って、そこから2㎞ほど歩きながら調査、最後に再び30分の定点観察をして、どんな鳥がどの程度いるのかチェックリストに記入していきます。

ココの調査地は前回での実績を確認すると、下から上へと進んでいました。現地に詳しい私は上からスタートして、下へと調査する方がより多くの野鳥を確認出来ると判断し、宇曽山の直ぐ下の定点チェックからスタートしました。

確認した鳥達は留鳥の、ヒヨドリ・ホオジロ・ウグイス・アオバト・キジバト・コゲラ・アオゲラ・オオアカゲラ・カケス・ハシブトガラス・ハシボソガラス・カワラヒワ・イカル・シジュウカラ・ヤマガラ・エナガ・メジロ・ゴジュウカラ・リュウキュウサンショウクイ・ヤマドリ。夏鳥は、クロツグミ・キビタキ・オオルリ・コサメビタキ・サシバ・ヤブサメ・ホトトギス・ツツドリ・センダイムシクイ・サンコウチョウ。外来種はコジュケイ・ソウシチョウ・ガビチョウ。旅鳥はショウドウツバメ。の合計34種ほどでした。

朝の4時45分からスタートして、7時過ぎまで往復4㎞強の運動は達成感グーです。一番数が多い小鳥はソウシチョウで次がヒヨドリでした。

終了後、東屋ポイントのヤイロチョウをチェックすると、いつもの尾根に新しい一羽が入って囀っており、証拠写真をGX7マークⅡで初撮影。5月18日に発売されたカメラを持ち込み、初めてシャッターを押したのがヤイロチョウと言う奇跡(下の写真)です。



結果はエクセルのフォーマットに記入+GPSでの追跡地図を添付して送信予定。
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毎月第一日曜日に開催している観察会、初めて参加させて頂きました。

今回は県民の森の散策コースの一部を、2時間30分くらい歩きました。

参加者は子供を含めて35名くらいでしょうか?

植物・昆虫・樹木・鳥・茸などに詳しい方々がいるので楽しい。

全員が満足するには時間が足りない感じでした。

自然の大好きな方々が集まりました

虫こぶ・・・と言っていたけど

トンボソウを2ヶ所で発見

後で写したギンラン・・・キンランより少ない
 
大分サンショウウオの幼体が沢山浮かんでいました
 
シュノーゲルアオガエル・・・池の底でじっとしていましたが・・


日曜日は釣りが優先するので、今回はラッキーな参加でした。
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4月9日、猪の瀬戸湿原保存会の皆様と、自然観察指導員の皆様の合同で、サクラソウを守るために、ロープを張り巡らせて立ち入り禁止措置活動を行いました。

私は昨年から自然観察指導員に登録され、野外での本格的な活動は初めて。

竹を切って枝落ちした後に、打ち込める長さに竹を切りそろえ、400本の竹杭が完成です。それを2ヶ所の湿原に運び、二手に分かれてロープなどを張り巡らします。

但し、私は午後からG杯の準備が待っているため、9時から11時30分までのお手伝いしか出来ませんでした。役に立ったのが自前のナタと無反動の金槌でした。

4月中頃から月末までの期間、由布院と別府間の“猪の瀬戸”を走ると、張り巡らされたロープの中に、綺麗なピンクの花が群生しているのが見えます。このロープ、誰が張っているのか興味がありましたが、私も仲間に加わる事が出来たのです。

今日、二ヶ所の保護地域を歩きましたが、苦労の後が綺麗に見えます。一ヶ所だけトレッキングコースの真ん中にサクラソウが出始めていたので、その場所だけ竹杭とビニール紐で囲ってあげました。歩くのに少し狭くなりますがご協力をお願いいたします。

サクラソウが群生して咲くとピンク一色になります(昨年の4月18日)

皆で手分けして作業、私は枝落ちを主体に・・

軽トラックに積み込んで運搬

私達のグループは紐で囲います。下に白っぽい葉っぱが出ていますね

自然観察指導員の有志ある仲間達


心地よい達成感のある仕事です。サクラソウは撮っても良いけど盗らないで下さい。
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