磯のグレ釣りが好きな大分の釣り師、池永祐二。2006年からの“磯にはいつも夢がある”を継いでいるブログです。還暦を過ぎ、現役から一歩退いた形になりましたが、釣行記や趣味としての鳥見などを主体に、自然の素晴らしさを記録しています。
370. 369. 368. 367. 366. 365. 364. 363. 362. 361. 360.
昨日、お世話になっている方から電話。初孫が出来た事をとても喜んでいました。と言うことで、蒲江でマダイを釣ってお祝いに持って行く計算で出かけました。

蒲江の入津湾(にゅうづわん)にはサバゴの情報。いつもながらこの時期から厄介なエサ取りとして君臨します。遊びであればマキエもほどほどですが、どうしても“目出度い”お土産が欲しいので、40㎝バッカン2杯分のマキエを用意しました。

一つ目はオキアミ生9㎏+グレナビ2袋+押しムギ4㎏。二つ目はアミ8㎏+パン粉4㎏で配合です。二つ目のマキエを上手く使うことで、サバの群れを上層に引き付け、ムギの沈下を助ける段取りです。サシエは白エビのムキミを主体に使います。

8時出港~15時納竿の工程で、湾奥のイケスへ船を止めます。いつもならマキエ杓でマキエを打ちながら準備をしますが、サバゴを警戒してダンゴを作って数個ほど投入です。これで表層のマキエが少ない分、サバゴには気付かれないでしょう。

一投目に50アップのマダイ。二投目には60近いマダイ。三投目は50アップの養逃げマダイ。四投目は3㎏アップのマダイ。五投目は更に大型で5㎏級のマダイ?六投目には50アップのマダイ。七・八投目はアタリが出ませんでした。水深は28m、喰ったタナは7~10mくらいまで、3㎏級だけは15mくらいサシエが沈んでアタリが出ました。

港に戻ってマダイを大きなイケスに移し、今度は焼尾鼻前の筏で竿を振りました。しかしながら一時間以上反応なし。サバゴは少しだけ邪魔をしていましたが、マキエは確実に底まで届いています。潮の色が茶色に濁っているのが悪いのか?

再び湾奥のイケスへ行きましたが、朝と違ってココも潮が茶色に濁っています。干潮が13時頃でしょうか?潮の動きはじめた14時前に50cmにも満たないマダイが釣れて、次はアジ。その後アタリが消えたので14時30分には納竿です。

サバはあまり邪魔にはなりませんでしたが、茶色の潮は一体何でしょう?赤潮の一種かも知れません。簡易イケスで活かしていたマダイは、浅い場所に長時間いると腹を返してしまいます。この潮が続くと蒲江のマダイ釣りは厳しくなるかも知れません。

赤ちゃんの体重と同クラスのマダイと、赤ちゃんの体重より大きなマダイを出産祝いでお渡ししました。思いが通じて良かったです。頼りになる丸二水産に感謝。

右がマダイ用のマキエ、左がサバゴ用のマキエ

白エビと6号のチヌバリ

今日の釣果は全て白エビのムキミでした

1号竿が綺麗に曲がります

60㎝近い元気なマダイ

養殖から逃げたマダイが生長しています、スーパーエキスパートUEー0c

3kg級は良く引きます

5㎏級でしょうか?蒲江のマダイは綺麗です


初孫・・・良いですね。これからは赤ちゃん主体の生活が待っていますね。
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はじめまして
お忙しいところ失礼致します。
関西に住んでおりますWと申します。
はじめてコメントさせていただきます。
いつもブログ拝見しております。釣りの内容は勿論のこと、動植物の綺麗な写真など楽しみにしております。
非常に興味のある内容でしたので少し時間が経っておりますが、コメントをさせて頂きました。三重や和歌山でもこの時期、磯周りは小サバだらけになり、グレ釣りは休止状態となってしまいます・・・
ブログの内容から2種類のマキエを使われているようなのですが、この方法は磯のグレ釣りにも有効なのでしょうか?グレ釣りの場合でも筏のマダイ釣り同様のマキエの準備で良いのでしょうか?(例えば、磯のグレ釣りの取材などでどうしても釣果を出さなければならない状況では、池永さんはどのくらいの量を持っていかれるのでしょうか?)また、サバゴを少しでも攻略できるようなマキエワークみたいなものはあるのでしょうか?
質問ばかりで申し訳ございませんが、お時間のある時にお教え頂ければ幸いです。
これからもブログを楽しみにしております。
2016/05/21(Sat)17:43:09 編集
サバゴはアウト
初めまして、丁寧なご挨拶痛み入ります。
質問に対する回答は残念ながら以下の通りです。

2種類のマキエ使用は、マダイ釣りだから可能です。その理由はサシエにあります。サバゴが食べる事の出来ない大きなサシエを使い、そのサシエが沈むのを追いかけられない様に、パン粉とアミのマキエを20m以上の水深の上層に撒く事で、サバゴを上下分離出来ます。この時にサシエがオキアミや、その程度の大きさのムキミなどを使っていると取られてしまいます。
グレ釣りではほとんどの場合、サバゴは交せません。チヌ釣りでネリエを使ったり、小型のカニの生餌を使っても、サバゴを交す事は難しいので、2種類のマキエを使ってグレを狙っても、効果はほとんど出ないハズです。

私が通常使うグレ釣りのマキエの量は13~20㎏位です。取材時には5割増しと言ったところでしょう。
サバゴ攻略できるようなマキエは、サバゴを沖に集め、磯際でグレを狙う事くらいです。それでも厳しいですが、私の場合他に方法は見当たりません。
サバゴを釣って泳がせ釣りをしたり、釣りを休んでサバゴが他の場所へ移動するのを待つか、自分が別の場所へ移動します。

以上です。
カンダイな人 URL 2016/05/21(Sat)22:31:10 編集
ありがとうございます
池永様
お忙しい中、ご回答いただきありがとうございます。
なるほど、池永さんでもサバゴはやっかいな難敵なのですね・・・
年中グレばかりを狙ってしまいますが、池永さんのように余裕をもって磯釣りを楽しむことが必要なようですね。
重ね重ねになりますが、これからもブログ楽しみにしております。本に出ていないような1000釣法の引き出しをお教えください。
またコメントさせてくださいませ。
この度はご回答本当にありがとうございました。
2016/05/22(Sun)22:28:25 編集
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