磯のグレ釣りが好きな大分の釣り師、池永祐二。2006年からの“磯にはいつも夢がある”を継いでいるブログです。還暦を過ぎ、現役から一歩退いた形になりましたが、釣行記や趣味としての鳥見などを主体に、自然の素晴らしさを記録しています。
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海の鳥は、幼鳥~第一回冬羽~第一回夏羽~第二回冬羽=第二回夏羽~第三回冬羽に変化するのが、小鳥に比べると比較的分る気がしています。

夏鳥や冬鳥達は、幼鳥~第一回冬羽~第一回夏羽~第二回冬羽~第二回夏羽~第三回冬羽に変化するのが、海鳥より難しいけど比較的分る気がする。

対して留鳥は、幼鳥の時期を過ぎた9月頃から成鳥の姿とほぼ一緒で、非常に解り難い。(メジロ・ヤマガラ・シジュウカラ・ヒヨドリなど)

巣立って第一回冬羽が出揃う9月下旬までを、私は幼鳥とのくくりで表現している。それ以降は3月頃まで第一回冬羽なので若と呼び、更に第一回夏羽の8月頃までも若と呼んで、第二回冬羽からの個体(10月以降)を成鳥と表記している。

今回の若は、昨年生まれの第一回冬羽と判断したルリビタキとミヤホオジロで、2種を紹介しています。塚野山入り口のハゼノキポイントで、小雨の早朝に一羽で来たのがミヤマホオジロの♂若でした。

その後ハゼノキで、2羽の♀のルリビタキが追いかけっこしている様に見えましたが、追われているのは♀で追っているのが♂若でした。更にその♂を成鳥の♂が追いかけていました。ココには♀2羽・♂若1羽・♂成鳥2羽が来ており、その中の♂成鳥が縄張りを持っており、彼が一番強く侵入者を追い出している。

ミヤマホオジロの♂若を見慣れていない人は♀と判断しますが、後頭部に少しだけ♂の色である黄色と白が出始めています。更に胸の三角エプロンも濃くなりつつあり、頬の茶色も黒っぽい事から♂若です。♀の老成鳥も胸のエプロンが出始めますが、頬は黒くない。

ルリビタキの♂は、鼻から目の上にかけて白い頭側線が若の時代から有る。でも背中側は青に重なる様に灰色が多く有り、一見青い鳥に見えません。これが昭和時代まで目視で見た時に♀と間違える要素で、背中側から見ると♀に見えます。

♀の老成鳥も腰の方から順次青色が多くなって、背中や肩の辺りまで青色が広がります。更に頭側線も出ますが、鼻から繋がってないし白くもない。ネットではこの老成鳥を♂若と間違えて、♀タイプと表記しているものが非常に多い。

ルリビタキの見分け方

ミヤマホオジロ♂若(第一回冬羽)

ミヤマホオジロ♂成鳥

ルリビタキ♂若(第一回冬羽)

ルリビタキ♂成鳥


この様な記事を書く私も間違って書いているかも知れませんが・・。



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