磯のグレ釣りが好きな大分の釣り師、池永祐二。2006年からの“磯にはいつも夢がある”を継いでいるブログです。還暦を過ぎ、現役から一歩退いた形になりましたが、釣行記や趣味としての鳥見などを主体に、自然の素晴らしさを記録しています。
59. 60. 61. 62. 63. 64. 65. 66. 67. 68. 69.
約10年前に巣立ちを確認したのは7月27日。それ以降は殆んど観察していませんが、仲間から巣立ち間近の情報を頂いていたので、昨日の早朝だけ確認すると未だ。

その後、蒲江で竿を振り帰宅は今日の0時過ぎ、ブログアップして就寝後5時前起床。釣りの片付けや撮影準備を1時間ほどして出発すると、渋滞で遅延到着。

すると1羽目が巣立ったとライン入り。先客は仲間二人と北九州組二人で雛は竹藪の中だとか?しばらく待っていましたが次が出て来ません。

すると突然ブッポウソウの親が北九州組を目指して2回程威嚇に飛来。それでも二人は巣箱に近い位置から離れなかったので、ブッポウソウの親に変って私が少し離れる様に伝えました。御一方は「注意書きの限界線を守っている」との反論でしたが・・・

「注意書きは普通の撮影時の限界線で、今日は雛の1羽がすでに巣立っていて、親鳥達の警戒心が彼らのピークに達しているので、親鳥を怒らせてはいけない」

この言葉に応じた二人は4~5mほど離れ、その20分後に2羽目の雛が巣立ちました。三々五々に集まるカメラマンは約10人まで膨れ上がりましたが、親鳥は私達の方へは威嚇に来なくなりました。3羽目が巣箱から顔を出すのが30~50分おきに3回程・・

でも10時30分過ぎまで巣立ちません。大分組はこれにて終了。地元の方々が車で通過する度、通行のご迷惑をおかけしている事を意識して、HOKKEさんに習って頭を下げ続けていましたが、10人も居れば全く頓着のないバーダーも居る様です。

巣立ち祝いとして仲間二人にマダイを差し上げました。繁殖成功です(^^)/

たまにエサを与えます

いつ見ても綺麗です

流石に土日は人が多くなります

我が子の巣立ちを見守る夫婦

時々巣立ちを促す飛翔

3羽目の雛は顔を出すけど飛び出さない


4Kプリフォト撮影、2羽目雛の飛び出しを撮った→シャッター押込不足の痛恨ミス!
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7月7日~7月12日までに撮影した新しい命たちです。

本来であればこの中に、サンコウチョウの巣立ち雛も入れる予定でしたが・・

県民の森では早朝の短い時間帯だけ、賑わいを見せてくれます。

丸二水産のツバメ(夏鳥)の若たち

ウグイス(留鳥)

ホオジロ(留鳥)

ヒヨドリ(留鳥)

エナガ(留鳥)

シジュウカラ(留鳥)

リュウキュウサンショウクイ(留鳥)

メジロ(留鳥)

ヤマガラ(留鳥)

コサメビタキ(夏鳥)アイリングから成鳥の可能性あり

オオルリ♀(夏鳥)

オオルリ♂(夏鳥)

クロツグミ♂(夏鳥)


幼羽の撮影は僅かな期間だけなので貴重です。
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① サンコウチョウ♀成鳥 アイリングと嘴が青い・体色茶色 (6月)    

② サンコウチョウ♂成鳥 3年以上 飾り羽約30㎝・アイリング・嘴が青・体色紫(6月)


ネットなどで表現されている事柄に
①   サンコウチョウは南国に戻る時、長い尻尾を落とし飛びやすくして戻る。
A  大分には水の子灯台が有って、そこで落鳥した渡り鳥を数多く剥製に
   した灯台職員が過去に居ました。サンコウチョウだけでも長い飾り羽の
   有る♂、少し長い♂、無い♂が沢山剥製にされています。更に、南国から
   こちらに来る時に長い尻尾が有るのに、南国へ戻る時に長い尻尾を
   落として飛びやすくするなどの理由付けは、全く理屈に合っていません!


②  繁殖など子育てを行う時、♂は長い尻尾が邪魔になるので自ら抜く。
A  繁殖活動をこれまで何度も見てきましたが、普通は我が子が巣立ちし
   てもオスには長い飾り羽があります。無いのは5月に来た時点での若い
   個体と、縄張り闘争で飾り羽が折れたり抜けた個体(一本が多い)だけ。

誰が言い始めたのか知らないけど・・①や②は間違いです!!そもそも、“長い尻尾”と言う表現から間違っています。正しくは、長い一対の飾り羽と言うのが正解です。
長い飾り羽は左右に2本有り、それも♂の成鳥だけに生えています。普通の尻尾は、♂も♀も若もみんな生えています。

シンプルな答えは、日本に来る時に長い飾り羽が有る個体は、闘争で抜けない限り7月下旬頃までそのまま生えています。日本に来る時に長い飾り羽が無い個体は、その年は普通の尻尾だけで過ごして南国へ行く。これをしっかり覚える事です。

良いですか?サンコウチョウを始めとして日本にやって来る夏鳥たちは、こちらへ到着したら、縄張りや相棒を決めて繁殖活動に入るのですよ。大分では大体4月から7月くらいです。一番いのカップルが育てる我が子は3~5羽。この時期は自分が食べるエサと子供に食べさせるエサが必要で、エサが豊富である事が大前提です。

子育て後半のメスは見る影もないほど脂が無くなり、ボロボロになりながら我が子を育てています。見た感じ♂の方は若干体力が残っていますが、親鳥たちは己の命を削って子育てを行っているのです。

巣立ち後の子供が一人前になった時、親鳥達は初めて自分の食事が出来る様になります。この時期が7~8月。自分の体力が徐々に戻ると、今度は冬に向けての換羽(トヤ)が始まりますが、このトヤにも沢山のエネルギーが必要で豊富なエサが不可欠。

これが7月後半~9月で、繁殖用の飾り羽を始めとして、全ての翼や羽毛が生え変わるのです。やっと生え変わったと思ったら、直ぐに南国へと行かなければならず、沢山の栄養はまだまだ摂取しなければなりません。

よって、7月後半~9月はトヤのために、普通の翼・冠羽・羽毛・長い飾り羽も、順次抜けながら生え換わっているのです。この時に翼・冠羽・羽毛などは全て出揃いますが、飾り羽だけは不要なので出て来ないだけ の話し。

長い飾り羽を抜くのを見るのは大体この時期の始めの方で、水浴び後の羽繕いで抜け落ちそうな羽などを自ら抜く行為で、飾り羽を抜くだけではないのです。

飾り羽を抜く行為を人が確認出来るのは、ただ単に良く見えるだけの話しで、私達が抜けそうな歯をいじるのとなんら変わりません。鳥種や個体差とエサの量にもよりますが、大体3~4週間かけてトヤは終わります。

旅の邪魔だとか繁殖活動の邪魔などあり得ない。自然界に無駄は一切ない!!
・・・人の都合を自然界に当てはめるのはナンセンスです。

今一つ、サンコウチョウの巣を撮影していると、カメラの向きを察知したカラスがサンコウチョウの巣を発見して卵や雛を食べる。これも嘘。

この言葉は、サンコウチョウの巣を写させない人の考えで、一つは本当に繁殖に成功して欲しいという考え方。もう一つは自分の撮った写真と同じものを他人に撮られたくない・・という自己満足の世界からの考え方。

私はカラスとも付き合いは長いですが、小鳥などが繁殖する時期のカラスの採餌方法は、木々の中間を移動しながら繁殖期特有のエサを探しています。これは小鳥の卵や雛を始め、弱った獣の子供や小動物、昆虫類などを食べるのが主目的。それとキノコを食べるのも今一つの目的となっているのです。

だから、木の中間の枝を渡り歩いて上下のエサを探しているのです。それと相まって、サンコウチョウの巣の位置が、カラスの通り道と同じくらいの場所に有るのも狙われやすい理由です。

今一つ追加された採餌方法として人間の利用です。人が集まる所には食べ物が有る事をカラス達は学んでいます。人が集まったその場に行くとゴミや食べカスがあるので、人が去った後にはエサ探しでやって来るのです。

サンコウチョウの巣を撮影する人をカラスが見た場合、人の食べカスが有るかも知れないとやって来て、なおかつ鳥の巣やキノコなども連日探し、結果的に写していたサンコウチョウの巣を発見する事に至るのです。

よって「カメラを構えている方向を見て巣を見つける」というのは推測の話しで根拠なし。この時期のカラスの採餌パターンを知らない人の言いがかりです。

貴方はサンコウチョウの♂が長い飾り羽をつけて、全力で飛ぶ姿を見た事がありますか?その姿は目を疑うほど。ヒラヒラと優雅に飛ぶだけではありません。

貴方は尻尾の長い飾り羽の付いた♂が、その飾り羽をどの様に使うのか見た事はありますか?・・♀への求愛時は天使の姿を見せているのですよ!

貴男はサンコウチョウがカラスやカケスに攻撃を加えている所を見ていますか?番い以外のサンコウチョウが、その攻撃に参加しているのを見た事ありますか?

貴方は番いのサンコウチョウ夫婦に、もう一羽のサンコウチョウが来て、一緒に雛へエサを渡して3羽で育てている場面を見たことは有りますか?

サンコウチョウは私が子供の頃から観察して知っている小鳥。普通の方々より数多くのサンコウチョウ達を見ています。人からの聞きかじりや書物を読んだ知識ではありません。10代の頃から今日までの観察結果をココに書いているのです。

この記事を信用してくれるも良し、しなくても良し。鳥類学者ではない、一個人の見解を述べたブログだからです。とにかくサンコウチョウの尻尾と、ルリビタキの♀タイプの二つは、ネット内で間違いが氾濫していると思っています。

5月に撮影 ♂若と位置付け(目・嘴の青と背中の紫は大人の♂色ですが飾り羽無し)

今年6月に撮影した♂若(目・嘴の青と背中の紫は大人の♂色ですが飾り羽無し)

抱卵中の♂成鳥 子育てで尻尾が抜けるなどあり得ない

こちらは子育て中の♀成鳥 撮影は全て基地内部からで人の姿を見せません

こちらはサポーターの♀、番いの2羽と一緒に雛へエサをあげていた

成鳥の♂や♀の口中は緑色、これもサンコウチョウの特徴です

♀若(2017年に生まれ、幼羽→第一回冬羽に換羽)口中が黄色(9月12日撮影)

♂2年目の成鳥 長い飾り羽が尻尾の長さの約2倍と少し短い個体

2016 9 7 ♂若? 嘴・アイリング黒・羽の茶色は若、アイリングが狭いので♀かも

2014 9 21 ♂若 上の写真と違うのは黒いアイリングの幅が太い事(第一回冬羽)

写真②の♂がトヤを迎えた時、冠羽と飾り羽がありません (8月6日)

♀の羽色(茶色)をまとった♂若、羽色が紫ではない♂若は人生初(♀タイプ)

同じ♂若の腹側からのショット(♀よりアイリングが鮮やかで太い)

上2枚の奥さんです。この時の見分けは♂の下尾筒の白が多い事で夫と判断

巣立ち直後の雛、こんな体でも飛翔能力は想像以上にあります

巣立ち後12日目の幼鳥、左はお母さん


これはあくまで私の私見です。間違いや意見が有ればコメントOKです。
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大分県県民の森、♂若でメスタイプの衣をまとった夫婦が繁殖中。

雨の中、昨日の8時頃までは抱卵中でしたが、3日の6時過ぎにチェックすると・・

♂と♀の交代時間が10分おきと短くなっていました。

交代後は雛にエサを与えている感じで、直ぐに抱っこしています。

台風7号が五島列島辺りを通過中で、風雨が強いので裸の雛を守ります。

昨日の8時以降本日6時までの間に、最初の雛が孵ったと認識しています。

6月30日から7月5日までで孵化すると睨んでいましたが、中日にて正解でした。

2日の孵化だと13日、3日の孵化だと14日辺りが巣立ち日の予定です。


サンコウチョウの♂ 成鳥は尻尾の飾り羽がこんなに長い


風雨・アオダイショウ・カラス類が気になりますが、無事の巣立ちを願っています
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県民の森では私の鳥見人生初の、メスタイプの♂が繁殖活動をしています。

18日に産卵していたら、今日あたりに孵化するかも?との計算でしたが・・

確認日の21日に産卵していたら、14日足して7月5日頃になるかも知れません。

昨日は近くの斜面でアオダイショウを見たのが心配の種。

カラスは2年前から友好関係の、カンスケカップルが居てこちらも心配です。

カンスケは私や私の車に反応していますが、野生の勘が働き始める年齢。

アオダイショウもカラス類も、この時期は小鳥の卵や雛を狙うのが常識です。

無事に孵化して巣立ちするのを願っています。

・・・

一眼レフカメラ使用の皆さん、極力ミラーアップ撮影をして下さい


今日の撮影では3回程偵察に来たと言っていました。

ミラーアップするとレンズが光らないので、ミラーレスと同じ効果です。

ヤマガラハウス後方、ニセアカシアで揃った青い目のアオバト夫婦

今日の雨で、どっかり座ったサンコウチョウのお母さん


明日開催のOGTMは予定通り行います。台風7号など太平洋岸はウネリに注意。
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これまで、コヨシキリ狙いで阿蘇へは行っていませんでしたが・・・

ハナウドが咲くこの時期に初めて挑戦してみました。

草原で近くから撮影するため、カモフラテントに入って待ちます。

近くには来てくれたけど、花とのコラボはやはり難しい題材でした。

彼がテントの上に止まって鳴いてくれたから、良しとしましょう。







7月に入るとコジュリン狙いも始まりますね(^^)

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県民の森、ヤマガラハウス周辺の小鳥達は若が見られます。

ヤマガラやカワラヒワは、かなりの数の今年生まれの若が来ます。

その子達に交じって、オオルリの♂若もいきなり来てくれました。

ヒタキの仲間は移動後に動かないので、シルエットでも見分けられるのが有難い。

近くのサンコウチョウは、結構鳴きながら飛びまわっているので繁殖は未だ?

留鳥を始め、夏鳥達も新しい命が躍動し始めた県民の森は賑やかになっています。

カワラヒワの♀若、腹の縞模様と頭の薄い色を確認します

ヤマガラ若、ヤマガラもシジュウカラも淡い色合いで灰色系

メジロの若、目の色が灰色・お腹が薄茶色・脚指などが薄い

オオルリ♂若、紺色近い翼とまだら模様。10月はまだらが無くなる個体が多い


現時点の若は幼羽を着ていますが、換羽後の9月中旬以降は第一回冬羽に変化。
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読みはギョウギョウシです。

別名をオオヨシキリと言います。

結構煩くギョウギョウシ・・ギョウギョウシ・・と鳴いているけど

河原や葦原などで声を聞きますが姿を見るのは難しい。

夜明け前の草地に、カモフラテントを張って撮影しましたがかなり難解。

太陽が現れると一斉に夜露が蒸発し始めたのです。

曇ったレンズを拭いても拭いても、直ぐに曇るので始末が悪い。

携帯の扇風機がこの場所でも必要な事を実感しました。

ハナウドとオオヨシキリのコラボは初

かなり寛いでいました

警戒しない自然の姿を撮影できるのが一番です


撮影中、テントに止まって鳴いたのはコヨシキリ! ビックリです(^^)/
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現状旅鳥として分類されているセグロカッコウ。日本では繁殖記録が有りません。

今年の初認は5月3日の黒岳、八丁原はその2~3日後で、6月13 日まで鳴いていました。

普通、旅鳥の滞在日数は1日~10日ほど。一ヶ月以上の滞在では繁殖もあり得ます。

セグロカッコウと同じ科に属するジュウイチ、こちらは夏鳥で認知されています。

今年の初認は5月3日、県民の森では6月11日まで鳴いて皆さんが撮影しました。

ほら、鳴いている期間はほぼ同じ。よって両種とも繁殖していると推測するのです。

・・・

今朝、八丁原のセグロカッコウを撮影する基地を撤去し、午後からサンコウチョウの撮影基地を新たに設置しました。

この後、WFG覇者である木村君の話しをゆっくりと聞きます。それでは・・(^^)/

夏鳥のジュウイチは撮影に成功しましたが、セグロカッコウは再び持ち越しです

ヤイロチョウ、園田川は鳴きませんが、安友谷では6月21日にも良く鳴きました


セグロカッコウの謎を解明したい。今回のサンコウチョウも謎が有りますが・・
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16日、サンコウチョウがカラスを攻撃している場面に遭遇。

17日の朝、巣を探して山の中へ分け入り、ギリースーツに身を包んで待ちます。林の状態から2ヶ所に絞る為、西側の“らしき場所”を2時間チェック。次の一ヶ所をチェックするため移動して、観察場所を物色していると、直ぐ近くにサンコウチョウが来ました。

ゆっくり撮影していると左へ飛んだので目をやると、約10mと直ぐ近くなのに、巣へと入り何やらごそごそし始めました。そのままの状態で30分近く、立ったままの私もくたびれます。時々シャッターを押していると、♂?の呼び声に巣を飛び去りました。

私もやっと動けます。直ぐに狩猟用迷彩ネットを張って用を足し、座って休憩していると再び彼女?は戻ってきて、座ったりこちらを見たり巣の補修をしてみたり・・・ゆっくりとその場を去りながら彼女を見ると巣に留まったまま・・・バイバイ(^^)。

18~20日の3日間は雨が激しく降って確認へは行きませんでしたが、使っているか再確認に行ったのが21日の朝、ゆっくり近づいて狩猟用迷彩ネットから見ると、一瞬見えませんでした。望遠カメラを通して見るとどっかり座って動くことがありません。

18日~20日の間に産卵して抱卵に入ったと推測しています。早くて30日遅くて7月3日?孵化~10日後くらいが巣立ちと推測します。昨年は推測より1日早い巣立ちだったので、今年は当てたいのですが・・。

巣を探す時にはギリースーツが役立ちます。狩猟用迷彩ネットも役に立ちます。この二つだけでも2万円近いので、安物よりも小鳥達を驚かせることは少ないです。

巣へはこの2日間だけしか近づいていません。後は車中から観察を2回程。1時間前後で抱卵交代している様で、♂は鳴いて交替に行きますが♀は黙って交替しているのが伺えます。撮影は私が段取りをした後から予約制で受け付けます。

間違ってもこの場所を探して(駐車している車)撮影しようとしない事。本文中に私が巣を探すヒントを書いている通り、子育て中の親は神経質。人の姿をさらして巣を探したり撮影したりすることは慎まなければなりません。

小鳥達に掛かるプレッシャーの一番は猛禽類。次が大きな人間、それも数が多いほどプレッシャーを与えます。少ない人数程プレッシャーは少ない。座っていれば更に良い。寝ていると更に更に良い。それより良いのは姿を見せない事です。

後、一眼レフカメラで近くから撮影するのも非常に悪い!一般的に言われているのはミラーが跳ねるシャッター音ですが、それより悪いのがミラーが跳ねる動きで、レンズを通してピカピカ光る事にあります。小鳥からシャッター音のする方を見ると、大きなレンズがピカピカと動いている!これが何よりも悪いのです。私が作る撮影基地は、この不具合も軽減する様考えているのです。

・・・私が使うミラーレスはこの不具合がありません!一眼レフカメラはミラーアップ撮影に切り替える事でミラーレスと同じ効果が出ます。


約5mの♀? この後約10mの巣へ行きました。彼女から私は人間には見えない

立ったままの私を見ています。何だろう??・・そんな感じ

この時はどっかり座らなかったので孵ったばかりの雛が居るかと思った

後からよく考えると、どうも巣の状態を手直し(口直し)している感じ

その♀?の巣まで来た♂?がこちら。♂♀ほぼ変わらない2羽に今後の観察か楽しみ

21日の撮影では完全に抱卵していました


子育て中のサンコウチョウ、付き合い方・撮影での注意点などを学びましょう。
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八丁原の山にセグロカッコウ用の止まり木を仕掛け、通う事7~8回にもなりました。その止まり木にはカッコウは止まって鳴いてくれますが、本命は止まりません。

大分の自宅から60㎞以上も移動するので起床は3時30分、到着は夜明けの5時前。毎回10時頃までチェックしていますが、姿を見たのは飛びながら鳴くのを一回きり。

他の場所は入念にチェックしていませんが、私が大分で今年確認したセグロカッコウは、この場所の2羽と黒岳の1羽だけ。夏鳥との位置づけをしており、鳴き声だけはなんとか録音しましたが、姿を写すのは困難を極めています。

到着後の一週間は止まり木周辺に飛来していましたが、その後は発電所近くで5日間くらい鳴いて、現在は行きません・・・托卵相手が少ないからでしょうか?

今は左手の高圧電線から谷に掛けて移動を繰り返しています。昨日からの私は、山の中を上がり下がりしながら鳴き声方向へ向かい、ソングポイントを絞ろうとしていますが、一定の木で鳴く事が少なく、20~30mおきに木々の中を移動している感じ。

今日は新たに谷側から探索を試みましたが、車は入れるものの鳴き声の方へは、道なき急斜面を登らなければなりません。一番行きたいポイントへは、上からも下からも道なき山中を30~40分ほど歩かないと到達できません。行くべきか諦めるべきか??

今時7℃、冬服を持参して正解でした。かなり寒い朝です

筋湯温泉の蒸気

一番近い止まり木はウグイスがお気に入り

谷側の探索で2羽のオオルリ♂、こんな写真は珍しい

まだまだ冷たい空気に覆われていますね


かなり疲れて凹んでいるので、明日は繁殖調査に切り替え気分転換します。
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昨年この場所では初めてとなるセグロカッコウを確認し、二人とも痛恨のニアミス。

今年こそは撮影したくて仲間と二人、3本の止まり木を設置したのが5月3日。

カッコウはこの様な枝に止まる事を知っているで、利用すると踏んでいました。

対してセグロカッコウは生態を知らないので、期待を込めての止まり木ですが・・

2羽のセグロカッコウは現在の所、左下の谷と更に下流側から鳴き声が届きます。

今朝は、おっとりした鳴き声のカッコウが、止まり木(中)に止まってくれましたが・・

南風なので寒くは無いものの、標高1100mの山頂では殆んどの時間が雲の中。

ついでのカッコウ撮影ですが、私が思い描いた写真には遠く及びませんでした。

対岸の山に咲く、ミヤマキリシマが綺麗に見える時に来て欲しい

雲や霧が濃くなると、写真にアクセントが出ないのでアウトですね


鳥撮には雨が恨めしいですが、田植えには欠かせないのが日本の梅雨です。
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現在はデジタル時代で、加えてインターネットで色々なものが手に入ります。

野鳥の声も簡単に手に入るし、スマホで再生しブルーツーススピーカーなどを介して、大きな音量で再生することも可能な時代。私もその恩恵にあずかる一人です。

私もこのツールを利用していますが、自分なりに使用制限をしています。それは繁殖活動に入ったと思われる時期からは使わない事。小鳥達が抱卵している時や雛にエサを与えている時に、親鳥に不要な警戒心を与えないのが主な理由です。

自分の縄張りの中に他の個体が入ってきた場合、親鳥は必ず追い出します。実際には居ない鳥なのですが声だけは聞こえてくる。家族や卵や雛を守る行動を取らざるを得ません。それが2家族の縄張りの境界であれば、2家族の喧嘩にも発展します。

野鳥の写真を撮りたい気持ちは理解できますが、もう少し繁殖期の野鳥たちに対して愛情を注いでほしい。同様に営巣時の撮影は人の姿をさらして待つのは厳禁です。

鳥の種類によって違いますが、大分での大雑把な目安は・・
   留鳥は4月20日頃から7月中旬。
   夏鳥は5月10日頃から7月一杯。
この期間に鳥の鳴き声の再生はしない様にお願いします。



再生の鳴き声を聞いて来たサンコウチョウの♀、撮影後再生している事を知りました。

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大分県 玖珠郡九重町 地熱発電所近くの山中。

短い時間で8種類の野鳥が鳴いています。

全て分る人は、耳が良くてなおかつ野鳥通だと判断します。

聞いてみて下さい。



この中で、撮ったことのない野鳥は一種類です。
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九重森林公園スキー場手前の山中。八丁原地熱発電所の近くの標高1100m付近。

この界隈にはジュウイチとセグロカッコウが各2羽・ホトトギスとカッコウは多数。

他にツツドリ・ヤマドリなども良く鳴いています。

目的のセグロカッコウは、撮れたら日本で数回目の貴重な写真となる??

セグロカッコウは木の中に止まる事が多いらしく、カッコウみたいに簡単ではない。

希望は僅かかも知れませんが・・仲間内の誰かが激写して欲しい。

大分市内から片道1時間30分弱と遠いですが、雨天対応が強みです。

近くの止まり木(小) ヒガラやヤマガラが止まりました

近くの止まり木(小) 矢印の場所からレンズを出さずに撮って!

一番遠くの止まり木(大)2個体のカッコウが止まって鳴きました

一番遠くの止まり木(大)好きな場所からレンズを出さずに撮って!

止まり木(中)背景がミヤマキリシマ。小さな穴を通して撮って!


オナガ釣りに例えるなら、ジュウイチは70㎝級・セグロカッコウは日本記録級。
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