磯のグレ釣りが好きな大分の釣り師、池永祐二。2006年からの“磯にはいつも夢がある”を継いでいるブログです。還暦を過ぎ、現役から一歩退いた形になりましたが、釣行記や趣味としての鳥見などを主体に、自然の素晴らしさを記録しています。
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今年のオオルリ初見・初撮りは3月27日。

ヤブサメ・センダイムシクイ・キビタキ・クロツグミ・コサメビタキは8日の初見。

オオルリは過去一番早い確認ですが、その他はほぼ例年通りかな?

今日は坊主山入口で2羽のオオルリと、1羽ずつ2羽のキビタキを視認しています。

その1㎞ほど下の道沿いで久しぶりの仲間に出会い、2羽のバトルオオルリを撮影。

オオルリとヤブサメの確認は今日も5~6羽ずつで、個体数がかなり多くなっています。

今日確認の冬鳥たちは、ウソ・アオジ・クロジ・シロハラ・ルリビタキなど。

まだ南からの移動個体が通過していますが、いよいよ少なくなる感じ。

次の渡り鳥大移動は、西高東低の気圧配置がなくなる12日の午後以降でしょう。

夏鳥のヤブサメ、シシシシシシシ・・・と尻上がりに高くなる鳴き声は虫の様です

留鳥のウグイス、昨日の風雨でも残った山桜の花と・・

夏鳥のセンダイムシクイ・・この子は鳴かずに採餌

夏鳥のオオルリ、坊主山入口で

オオルリ、2羽でバトルを繰り返していた若い個体

オオルリ、2羽でバトルのもう片方のおじさん


オオルリの個体識別は、胸の紺と白の境を見れば判断できます。
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今日は本格的に歩き、5時30分~7時20分まで野鳥のチェックを行いました。

安友庭園の遊歩道を歩いているとヤブサメが鳴き、谷を渡って更に歩を進めると今度はクロツグミの地鳴き。帰途は別のクロツグミが囀り、もう一羽のヤブサメも鳴いて、更にはオオルリとコサメビタキも囀ってくれました。

カンスケに朝食を与え、ヤマガラハウスでチェックするとキビタキの囀り。近くでヤブサメも鳴いています。更に車で宇曽山方面へ移動すると、ルリビタキとキビタキの囀り。その後もキビタキの囀りを聞いて、通行止めの三差路に到着。

8時から17時までが通行止めなので、柵を外して更に進み谷川の駐車スペースで徒歩になると、センダイムシクイが囀っています。他には目ぼしい鳴き声が聞こえなかったので、柵まで戻って元通りにしていると上の方からオオルリの囀り。

ヤブサメは聞き耳を立てるとどこでも鳴いている感じで、合計8ヶ所で鳴き声を確認しました。昨日はハゼの木ポイントでオオルリだけの確認でしたが、ココに来て一気に夏鳥たちが到着し始め、桜が乱れ咲く山々が賑やかになっています。

冬鳥は、管理事務所でアトリが15羽ほどとシメが5~6羽。安友庭園ではアオジが数羽。道中の道で見る事は少なくなったものの、シロハラがトータルで6~7羽。ドックラン付近ではクロジが5羽ほど。

移動の遅い冬鳥と移動の早い夏鳥、入り乱れているのが4月の特徴です。

クロジ♂第2回夏羽かな?(冬鳥)

クロジの♀

クロジの成鳥

オオルリ♂ (夏鳥)

センダイムシクイ♂(夏鳥)

キビタキ♂(夏鳥)

宇曽山、尾根沿いの山桜

宇曽山、谷沿いの山桜


明日から明後日の低気圧通過後は、再び南風に乗って野鳥が沢山動きます。
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例年2月中にハゼの実は食べられてしまうのに、今年は4月まで生っています。

ハゼの実が少なくなった今月3日、ルリビタキを3羽確認したので細工を施します。

目的は桜の花とルリビタキのコラボ写真を撮る事です。

昨年の12月にストックしていたハゼの実を、当日中に桜の木の傍に吊り下げました。

翌日の4日、早朝からチェックしているとシロハラ・ソウシチョウが食べ・・・

10時30分頃、目的のルリビタキも来てくれて、桜の枝に止まったりエサを啄んだり・・

写真判定ではこの場所での越冬個体と違う顔の様で、移動個体と判断しています。

上手くいったけど、今朝は9時30分まで来てくれませんでした。

ハゼの実が少なくなって・・赤丸の位置にハゼの実を設置

シロハラ、今朝は数が少なくなった様な?

ソウシチョウ、この界隈にも沢山居ます

目的のルリビタキが来てくれて、ハゼの実を啄みました

傍の桜の枝に止まってくれて、構想がズバリ当たりました

桜とルリビタキのコラボ写真は大分初と思います

29日から4日までの冬型気圧配置に感謝です


今日、県民の森・神角寺渓谷・阿蘇野川沿いなど、オオルリの声は無かった。
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県民の森のソメイヨシノは満開中、早い所は花弁が舞い始めています。

ハゼの木ポイントの桜には餌場が近くにある関係上、色々と集まってくれます。

現在は猛禽類が旅立っており、比較的平和な生活を営んでいる様です。

学習館の池の桜は2日遅れで満開になっています

ハゼの木ポイントの桜は一昨日から満開です

ヒヨドリは桜の蜜も大好きです

餌場に来たカワラヒワ

ホオジロも餌場の常連

キジバトも同じく常連

久しぶりのゴジュウカラ

沢山居るヤマガラちゃん

メジロも桜とは切っても切れない仲

ウグイスは縄張りを巡回しています


もっと綺麗に撮ってあげたいです。
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昨年は4月1日、今年は3月27日。

これは数年前の3月30日を上回る、私自身で最も早い確認日を更新です。

昨日やっとツバメの帰巣を確認して喜んだのですが、更なる追加の喜びに・・。

早朝は大野川でノビタキのチェック、失意して県民の森を目指しました。

いつものように窓を半開し、小鳥たちの鳴き声が車内に入る様にして・・

久しぶりに谷沿いを走る、寒田からの狭い道を進んでいるとオオルリの囀り。

半信半疑で車を止めると確かに鳴いています。もちろん降りて証拠写真を・・。

その後も聞き耳を立てた運転でしたが、この日はこの場所だけの確認です。

冬鳥たちが去っている中、夏鳥達の到着も始まりましたね(^^)

朝陽の諸葛菜を撮っていたら小鳥が・・

今季初は、もしかして全国初?のオオルリ写真

一応証拠写真ですが、立派な♂です


今年のオオルリは早いので、キビタキやクロツグミ達も早いと推測します。
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餌場の小鳥達を見ていると、種類や個体差によって強いものから序列が決まる。

大まかには、ホオジロ>ベニマシコ>アトリ>ミヤマホオジロの順ですが・・・

一番強いホオジロに対し、2年生♂若のベニマシコは勝負を挑み2回とも勝った。

怖いもの知らず?体格は劣るのに若さで果敢に挑んでいました。

この♂のホオジロは、餌場の頂点に君臨していましたが、若ベニにタジタジ。

こんな事も有るんですね。

カヤクグリは争いを好まない様で、少し離れて食事するパターン。

来期の出会いを楽しみにしています。

17日の争い



21日の争い
 





異種間の喧嘩は、取っ組み合いまでは至らない様です。
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県民の森、早朝はハゼの木ポイントへ・・・3月下旬に残るハゼの実は初。

ココに来ている冬鳥たちはミヤマホオジロ・アオジ・シロハラ・ツグミ・ルリビタキ・ジョウビタキなどでした。日本海型低気圧が通過した後にチェックすると・・

10数羽居たミヤマホオジロは5~6羽。アオジも10羽ほどから3羽?シロハラは6~7羽から4羽。ツグミは3羽から0羽。ルリビタキは♂3羽♀2羽から♂2羽♀1羽。ジョウビタキは♂♀各1羽から0羽になっています。10時過ぎからの再びチェックはルリビタキが出ない。

奥のベニマシコポイントでは、♂3羽♀2羽から♂若2羽のみになっています。カヤクグリは2羽から今日は0羽。ミヤマホオジロやアトリもかなり減っていました。

昨日からの南寄りの風は、冬鳥たちの帰り支度を促してくれた様です。

ルリビタキのお嬢さん

ルリビタキの2年若と思う

ルリビタキのおじさん

ベニマシコの♂1年若

ベニマシコの♂2年若


この後冬型の気圧配置で、北帰行の動きは鈍くなります。
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今期の県民の森には私が確認した限り、ベニマシコは2ヶ所で8羽の越冬です。

昨日は1ヶ所を11時過ぎまで確認して♂3羽でしたが、今日は♂3羽と♀2羽を確認。

もう一ヶ所には♂1羽と♀2羽が居ますが、抜けたかどうかは未確認。

未確認の理由は♂若1羽と♀2羽で、♂の成鳥の綺麗な赤を撮れないから。

ベニマシコを撮影し始めて5~6年、綺麗な♂は今季を入れてやっと2羽目と少ない。

殆んどの鳥の♂は3月頃から綺麗(夏羽)になり始め、その姿は繁殖中まで続き・・

繁殖が終わるとトヤ(換羽)を始め、9月にはほとんどが地味な冬羽へと変わります。

大分で冬鳥を見るのは冬羽だから、基本的に♂も♀も羽色は地味です。

よって冬鳥は2~4月で旅立ちますが、旅立つ前ギリギリで撮影すると比較的美しい。

♀ 全体的に茶色っぽい

第一回冬羽の♂若 顏・腰・胸に赤が出ている

第一回冬羽の♂若  白いエプロンが見え始めている

第二回冬羽の♂ 誰が見ても♂と分るけど色が薄い

♂成鳥 3~4年は生き抜いている 良いレンズはもっと綺麗に写るけど・・


この子達にはまだまだ会いたいけど、時期的に少しだけ諦めの境地。
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今日は♂3羽は何度か来てくれましたが、♀は一回も来ませんでした。

昨日居たメスは、すでに旅立ったかも知れません。

この時期は昼と夜の長さがほぼ同じなので、いつ旅立っても可笑しくありません。

19日は南岸低気圧の通過なので、旅立つ確率は少ないと思われます。

21日の低気圧は日本海型低気圧なので、通過後に旅立つ確率は非常に高い。

ベニマシコ・カヤクグリなど、果して予想通りに動いてくれるでしょうか?

・・・明日には居ないかもしれないし・・。



小鳥の♀は地味な色合いが多いですが、めちゃくちゃ可愛い(^^)
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ハゼの木の実は早い時には1月下旬に実が無くなります。通常は2月中旬頃には小鳥達に食べられて無くなります。しかし今年は3月中旬でも実が生っています。

ここ10年くらいで、生っている実が少なかったのは昨期が2回目で、このハゼの木はいつも沢山の実を着けて、小鳥たちのお腹を満たしているのです。

今期の暖冬はこれまでにない暖かさで野花が咲くのも早い。小鳥たちの餌も豊富にあるので、小鳥に出会える確率も低い。大分市内の海水温も一桁台には入っていない。

冬鳥達の北帰行も早くなっている感じで、この場所のミヤマホオジロ達は3分の2・アオジは3分の1ほどが旅立っている様です。ベニマシコも昨日の11時まで0羽だったし。

今朝は奥にエサを置いた後、この場所は8時30分から10時まで居ました。その後は釣りの原稿などやっつけて、TV用の動画も作成し送信が終了です。

後ろの坊主山が雲で全く見えない

コゲラ

メジロ

ルリビタキ♀

シロハラ♀

ジョウビタキ♀

ソウシチョウ♂

ルリビタキ♂

足環アオジ♂


雨でも餌場は賑やかでした。
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県民の森の安友庭園。

大分県の県花・県木・県鳥をビデオ撮影していると・・

私の直ぐ近くにエナガがやって来て、じ~~~っとしています。

ビデオ撮影を終えて再びエナガを見ると、まだじ~~~っとしています。

エナガの写真撮影は3mほどの距離で行えました。

10分近くじ~~~っとしていましたが、やがて近くに来た相棒と一緒に・・

朝8時30分頃の出来事だったので、夜勤明けなのでしょうね(^^)

しっかり眠っています

重い瞼を上げて左目だけ開けました

完全に目が覚めた顏

近くには冬鳥のマヒワも・・


小鳥の世界も大変な様で・・・
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冬の釣り道中で堅田川を見ると、数多くの水鳥が寛いでいるのですが・・・

3月2日の釣りで佐伯市の堅田川を覗くと、沢山居るはずの水鳥たちが居ません。

冬鳥たちの北帰行は、大きな野鳥から始まって小鳥達がその後に続きます。

・・・

昨日は雨、早朝から久留米の仲間を県民の森の奥へ案内です。

そこは標高700m級、カヤクグリとベニマシコが滞在しています。

この場所には2月から何度も来ていますが、なんと昨日はカシラダカが初の出現。

♂が1羽と♀が2羽、彼らも動き始めている様で、今朝の確認ではもう居ません。

ベニマシコの♀も3月1日から一度も現れないので、移動を開始したと睨んでいます。

今年は暖冬が続きエサが豊富にあるので、体力が有り北帰行が早いみたいです。

カシラダカ♂

同じ個体

同上、檜の枯葉帽子がお似合いです

左がミヤマホオジロ♀・右がカシラダカ♀

左がカシラダカ♀・右がミヤマホオジロ♂


カシラダカの越冬も標高が高い所ですが、移動時には平地でも確認出来ます。

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県民の森の管理事務所から、平成森林公園のキャンプ地まで20数キロ。

日本一の広さを誇る大分県の県民の森、ウソを確認している地点は約10ヶ所。

例年は7~8ヶ所でウソの数は20羽前後。その大部分ががアカウソです。

色んな人の意見では「今年は冬鳥が少ない」との事ですが、私はそうは思わない。

ウソ・ツグミ・シロハラ・ベニマシコは例年より多く確認している。

アオジ・ミヤマホオジロ・ルリビタキは例年並みか、やや多い。

例年並みはアトリで、例年より少ないと感じているのはマヒワだけ。

イスカに至っては、3~4羽を2ヶ所で初めて確認しています。

・・・冬鳥が少ないと感じるのは姿を見せないから。

その理由、暖冬でエサが多く人目に着くような危険な場所に出る必要なし。

山中にエサが豊富にある事を、2月下旬でも確認している。

私は鳴き声で種類を判別できるので、目的の鳥を直ぐに確認できる。

よって少ないと感じるより、むしろ沢山来ていると判断しています。

♂と♀
 





アカウソの♂と♀、尾羽の下側が見えると識別しやすい。
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大分市の山々には非常に少ない留鳥。

標高の一番低い所で確認したのは、宇曽山近くの吉熊谷の源流域で漂高400m付近。

今回の撮影場所は、県民の森の奥に位置する標高700m位の所。

どちらも市内の山ですが、大分市内には10番い(20羽)くらいの生息でしょう。

・・・コガラは黒岳・由布岳・牧ノ戸峠付近では、相当数生息しています。

この木の名前を調べる必要があります

コガラは実を食べますが、ウソは芽を食べていました

可愛いベレー帽がコガラのグッドポイントでしょうね


大分市内では貴重な小鳥の部類に入るコガラ、出会えてホッコリです。
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24節季の雨水は、雪や氷が水に変る頃の季節で啓蟄の前まで。

1月から・・小寒 ⇒大寒 ⇒ 立春 ⇒ 雨水 ⇒ 啓蟄 ⇒ 春分 ⇒ 清明 ⇒ 穀雨 ⇒ 立夏 ⇒
      小満 ⇒ 芒種 ⇒ 夏至 ⇒ 小暑 ⇒ 大暑 ⇒ 立秋 ⇒ 処暑 ⇒ 白露 ⇒ 秋分 ⇒
                   寒露 ⇒ 霜降 ⇒ 立冬 ⇒ 小雪 ⇒ 大雪 ⇒ 冬至 ⇒ で一周。

今年4番目の節季で、朝から雨が落ちていました。更に・・

九州北部地方は春一番を観測しています。大分市の風は強く無かったけど・・

更に更に、今夜は今年一番大きな月が現れるスーパームーンです。

エナガ

メジロ

ルリビタキ♀


雨上がりの夜から晴れ予想ですが、撮影に行くかも知れません。
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