磯のグレ釣りが好きな大分の釣り師、池永祐二。2006年からの“磯にはいつも夢がある”を継いでいるブログです。還暦を過ぎ、現役から一歩退いた形になりましたが、釣行記や趣味としての鳥見などを主体に、自然の素晴らしさを記録しています。
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秋は渡りのシーズン。

例年8月下旬から9月上旬、旅鳥のエゾビタキの南下を確認し・・

9月中旬には夏鳥達も南下を始め、11月下旬には夏鳥達は居なくなります。

山にやって来る冬鳥たちは、10月上旬から12月上旬でほぼ到着予定。

今回はクマノミズキにやって来た、13日から18日の3日分の小鳥達を紹介。

メジロ番いかな?(留鳥)

エナガ(留鳥)

イカル(留鳥)

アオゲラ♀(留鳥)

コゲラ(留鳥)

シジュウカラ♂(留鳥)

ヒヨドリ(留鳥)

ヤマガラ(留鳥)

ウラギンシジミ(昆虫)

センダイムシクイ(夏鳥)

サンコウチョウ♀(夏鳥)

コサメビタキ(夏鳥)3~5羽通過中

エゾビタキ(旅鳥)すでに10羽以上通過中

キビタキ♀(夏鳥)3~5羽通過

キビタキ♂(夏鳥)3羽通過中

オオルリ♀(夏鳥)3~4羽通過中

オオルリ♂若(夏鳥)3羽通過中

オオルリ♂(夏鳥)2~3羽通過中


県民の森のクマノミズキ・今年は実の着き方に場所ムラがあります。
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雨が小降りになった県民の森。

クマノミズキが熟れて、食べ頃を迎えているのは2~3ヶ所。

見分け方は、実を着けている茎が赤くなる事と、熟れた実が黒ずむ事の二つです。

食べ頃の一つである、ヤマガラハウスのクマノミズキをチェックすると・・

メジロとコサメビタキが来てくれたので、おもむろにカメラを取り出して準備。

1時間くらいでコサメビタキ・エゾビタキ・キビタキが実を啄んでくれました。

・・・

この場所は私の車が停車すると、ヤマガラとハシブトガラスのカンスケが来ます。

いつもの様に挨拶して、いつものエサをいつもの様に少しだけ与えます。

この場所で停車する時には、若干のお土産を持参しなければなりません。

但し、皆さんはカンスケだけにはエサを与えないで下さい。

カンスケは私と出会ったら、一日一回だけの投餌というルールがあるからです。

生まれてから3年目?、私もカンスケも約束を守り続けています。

茎が赤くなりつつ実が黒くなります。モデルはカンスケ(トヤ中)

今期3羽目のエゾビタキ確認

夏鳥のコサメビタキ

夏鳥のキビタキ ♀若と思われる


これから徐々に実を啄む小鳥達が増えるでしょうね。楽しみです。
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小鳥達の水浴びは色んな方法があって面白い。

普通は木々の葉に覆われた下の水辺に舞い降りて、脚が浸かる程度の深さで胸を浸けてバチャバチャから、頭も突っ込んで更にバチャバチャやるのが一般的。

水辺に降りずに水浴びするのは、ツバメ類とサンコウチョウなどで、池や淵・溜りなどへ飛びながら、一瞬だけ体をバチャ・・・を繰り返す方法なので撮影が超困難。

ヤマセミは水の流れに頭から豪快に飛び込み、突っ込む方法です。しかもこの水浴びは魚を食べた後に行うので、他の鳥達の水浴びとは一線を画しています。食べる時に魚のウロコやぬめりが着くので、それらを落とすのが主目的だと推測しています。















食後のヤマセミは通常2~3回から7~8回程飛び込むので、見ていて楽しい。
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今日、旅鳥のエゾビタキが2羽到着です。ちなみに昨年は9月2日でした。

夏はサハリンやカムチャツカ半島・シベリアで繁殖し、冬はニューギニア・フィリピン等へ移動して越冬します。よって日本では春秋に通過する旅鳥です。

8月下旬まで太平洋高気圧に覆われており、エゾビタキは大分に到着しないと判断していました。9月1日~2日、小笠原暖気団が退いてシベリア寒気団が九州まで届くようになり、時期的にエゾビタキが来れる、冷たく乾いた空気に包まれていました。

2日~3日は、朝鮮半島などからエゾビタキが南下するには風向きが悪かったのですが、憎き台風21号の通過により、4日は大陸から朝鮮半島・九州地方などが北から北西の風、この風に乗ればエゾビタキは楽に九州へと渡れるのです。

5日の9時過ぎ、県民の森のブルービーの撮影案内で、道中のエゾビタキをチェックです。管理事務所の下には来ていませんでしたが、管理事務所から200mほど登った地点で1羽のヒタキを視認、直ぐに2羽になったので撮影するとビンゴでした。

エゾビタキそのものは数が多いので、これから一ヶ月ほどは見る機会が多くなると予想します。仲間内での初認バトルに今年も勝った朝でした。

今年秋の初認は管理事務所の近くでした
 
2日、九州は大陸の空気に包まれましたが、エゾビタキの移動には風向きが悪い
 
3日、ほぼ同じ条件でエゾビタキは大陸に居ると判断

4日、この風に乗って沢山のエゾビタキが南下可能になりました

シベリア方面でも一気に南下体勢に入っていると判断

初認エゾビタキ、予想通りでとても嬉しい


エゾビタキの通過が多くなると、夏鳥達も南へと移動を始めます。
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今年の川相はかなり良い。

台風19号は当初のコースから更に西寄りを通過予定で、降雨は若干少な目に。

つづく20号は当初のコースからやや西寄りですが、降雨は少ない。

よって、現在の川相の変化は少ないかも知れません。

明日から雨が落ち始めますが、私の予想では七瀬川は50㎝前後の水嵩増?

今回の大分市は、当初の厳しい予想よりも良い方向に向かっていますが・・

どちら様も19号・20号の動向には十分に注意して下さい。

16日に設置したレストラン、18日に♂若が止まりました

こちらはお父さん

お母さんがアユゲットです

台風19号と20号の、8月23日9時の予想天気図


ヤマセミ達の狩り場が少なくならない事を祈りつつ。
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ササゴイは日本にやって来て繁殖する夏鳥。

今回は基地の前で狩りを行なってくれました。

抜き足差し足はサギ類の特徴で、彼も一人前にゆっくりとした動作。

しかしながら獲物を捕食する時の素早さは、対照的に目にもとまらぬ速さです。

今年生まれの若だから、小さな獲物ばかりと思っていましたが・・・

10㎝オーバーのカワムツをゲットしました。

写真撮影から動画撮影に切り替えると、今度は同程度のオイカワをゲットです。

10㎝オーバーの魚を獲った確率としては2/2で、捕獲率100%は恐れ入りました。

ココではハヤブサにヤマセミが追われていたので、襲われない様に!

獲物に近づくポーズです

ジャンボタニシの子供

オイカワの子供

ツチガエルの小型

カワムツの10㎝級


苦難を乗り越えて旅立ち、来年再びこの地に戻って来て欲しいです。
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ヤマセミ用の止まり木であるジャンプ台は8月10日に設置。使い始めてくれるのは3~5日後くらいですが、終日見ている訳ではないので1日くらいの違いはあり。

ジャンプ台は基地の対岸に、一昨年と昨年に設置したのが3本残っており、その内1本は今年の川相では非常に良いジャンプ台。今回は基地側上流10mほどに設置、この場所もアユの付き場を見渡せるので、新たに良いジャンプ台として使うでしょう。

同じく止まり木として設置するのがレストラン。これは捕った魚を咥えて飛来し、食事をする所。食事が終わると水浴びをするので、お風呂の役目もします。

昨年のレストランが1本残っていますが、川相によって少し低くなっており、更に木肌がむき出しで滑り易い2重のマイナス要因だったので、隣に新たなレストランを設置したのが8月3日。更に基地の正面に1本追加したのが11日。今日は下流側に1本設置。

予想通り使い始めているのが嬉しい。そして彼らも嬉しいでしょうね。

台風一過の早朝、大分市内でもこの様な星空が見えました

10日に設置~16日の早朝に使っているのを確認

11日に設置~15日に使ったのを確認~本日早朝自分も撮影


台風19号の進路が気になりますが、川相が変らない事を祈っています。
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相当にマニアックな組合せ。

ササゴイはサギの仲間で、夏鳥として日本にやって来て繁殖します。

ヤマセミは留鳥で、この界隈で一年中生活しています。

藤の大蔓はヤマセミの指定席で、この場所での食事が多いのですが・・・

今回はササゴイが先に止まっていたから追い出されました。

たまにはこんな事もあるでしょう。

ササゴイの若にビックリするヤマセミ

綺麗な♂のオイカワをゲット♂若?

こちらは大好物のアユをゲット♀


今日の夕刻、ヤマセミ用の止まり木(ジャンプ台)を設置しました。
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七瀬川のセグロセキレイ、今年の若は一羽だけ確認しています。

巣立ち当初の数を見ていませんが、一羽でも健在ならば良いでしょう。

ハクセキレイが多くなる中、川沿いを舞台にセグロセキレイも頑張っています。

今年生まれの♂若?と思われる

お母さんと判断

こちらはお父さん


基地の前で私達を和ましてくれています・・・有難い。

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小鳥達の撮影をさせて頂く代わりに・・

小鳥達がエサを食べられ易い様にしてあげます。

彼らはエサを獲りやすくなり、私達は写真を撮りやすくなります。

カワセミのジャンプ台は高さ1m前後が最良。

立てる場所の水深は、10~30㎝くらいで一坪くらいの広さは必要。

流れ込みのある所(小魚のエサが豊富)。小魚が隠れる場所がある所。

更にカワセミ本人が猛禽類から狙われ難い所が条件的にベスト。

そして川魚漁師の漁の邪魔にならない場所。

色んな条件を組み合わせて止まり木を設置すると、カワセミは良く使ってくれます

カワセミ用の止まり木を2日~3日に設置すると、本日ヤマセミが偵察で止まりました


予期せぬことが起こってしまうのが自然だと言える・・・固定概念はダメです。
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これまで、羽を広げて干している野鳥の姿を目にしてきたのは・・

ウ・アオサギ・キジバトなど。砂浴びはスズメとキビタキを見ています。

今回はヤマセミが羽を広げて寛ぐ姿を撮影出来ました。

目的は湿気をなくすことで、寄生虫や病原菌を除去することが考えられます。

水浴び・砂浴び・羽干し・羽繕いなどは健康管理の一環ですね。

指定席に来てくれたお父さん

こんな姿、初めて見る事が出来ました

かなり広げて

力が抜けています(リラックスの証)

2分弱で終了しました


野生を知るには時間が少なすぎますが、知れば知る程面白い。
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ヤマセミ用に設置している撮影基地、使える様に手直ししてカワセミ撮影です。

昨日は道中の草刈りを行なって基地へ入り、かなり傷んだ内部の手入れ。

ヤマセミ用のダイビング台は、一つ無くなっていますが他は未だ使えそうです。

ヤマセミレストランは洪水にも負けず、一つがしっかりと残っています。

カワセミ用は当然のことながら、全て流されており基地の手入れ後2つほど設置。

今朝は、暗い4時30分からカワセミ用を2つほど追加設置してあげました。

その後、ヤマセミとカワセミの動向をチェックしましたが、どちらも動きは良い。

不確かですが、ヤマセミは番いと♂の若の3羽を確認。

カワセミは番いと♂の若2羽がいると判断しています。

今日の基地内は10時頃まで汗は出ていません。結構涼しい感じの朝でした。

広角での撮影、流れはほどほどに・・一番手前にカワセミが・・

一番奥の止まり木に♀親が来てくれました

真ん中の止まり木に♂親が来てくれました

一番手前に来たカワセミは♂若、一人前になっています


山は、カゴノキ・タブノキ・エノキ・クマノミズキなどチェックする時期です。
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今朝も早朝から阿蘇外輪山。ユウスゲで鳴くコジュリンの動画撮影が主目的。

四国からのお二人は、鳥見仲間のお知り合いでした。

一応大まかな事は話して、夜明け前にポイントへ行きたかったので先に失礼。

今回は近くからの動画撮影をする為、カモフラテントの中からの撮影ですが・・

予定していた2ヶ所には来てくれず、想い通りの絵は撮れませんでした。

自然相手だから、これが普通の撮影ですね(^^)

現地到着前の車の走行は、時速40㎞以下でないと霧で危険でした

いつもの様に霧深く、日の出は全く撮影不可

近くですが蕾の株、一輪でも咲いていたら・・・


コジュリンは若が飛び回っており、早朝の草原は賑やかです。
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今が旬、阿蘇外輪山のユウスゲとコラボしたコジュリンです。

今朝は全天曇りの天気予報、現地も同じく曇りですが霧も立ち込めています。

曇りだとユウスゲの花の萎みが遅くなるので、コジュリンとのコラボが撮りやすい。

台風10号の影響と思われる、南東方向からの雲や風が草原を渡っています。

風にも負けず、コジュリンは入口近くから1.3㎞位までおよそ10番いくらい。

中には子育てが終了し、新しく幼い命が飛び交う姿も見られました。

何年も通っていて、今朝は初めて近くからのユウスゲコジュリンを撮影出来ました。

駐車スペースから一番近い場所のコジュリンの♂

奥へと続く道の北側に居る♂

1㎞近く進んだ南側の♂

その近くの別の番いの♀

その子の長男と思われる若♂

その子の長女かもしれない仔

最初の個体の囀り、綺麗に咲いたユウスゲとコラボして近くでの撮影は初

最初の一輪、ノヒメユリポイントにはコジュリンが見当たりません


ユウスゲコジュリンは今が盛期かも知れません。どうぞ足を延ばして下さい。
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今年初めてのコジュリン撮影は、初チャレンジの仲間を案内しました。

太平洋高気圧は九州の真上に鎮座して、どう転んでも晴れ。しかしながら阿蘇外輪山の牧草地は早朝の露が蒸発し始め、それが霧となって雲海を作り出します。

案の定、現地に到着する頃には深い霧に包まれ、朝日はかなり昇ってやっと見える感じ。コジュリンは入口近くから1㎞程までに6番いの♂が囀っています。

6時前から散策を始め、しっかり咲いたユウスゲに止まって囀る♂も確認しましたが、いかんせん霧深く、まともな撮影は困難です。1㎞ほど進んだ場所のコジュリンは、♂の後を♀が追い掛ける仕草が多く、おまけにこの♀はしきりに地鳴きを繰り返します。

霧がなければユウスゲコジュリンの♀が鳴くショットも綺麗に撮れたハズ。今回は霧に包まれた写真しか撮れませんでしたが、7時過ぎにこの地を後にしました。


ユウスゲの丘、霧に包まれて朝日も霞んでいます

♀のコジュリンの地鳴き、♀とユウスゲコラボは少ないです

♂のコジュリン、しっかり咲いたユウスゲで囀っていました

のコジュリン、霧がなければもっと良かった?


霧の無い日にチャレンジたいのですが、この場所の霧の発生はまだ読めません。

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