磯のグレ釣りが好きな大分の釣り師、池永祐二。2006年からの“磯にはいつも夢がある”を継いでいるブログです。還暦を過ぎ、現役から一歩退いた形になりましたが、釣行記や趣味としての鳥見などを主体に、自然の素晴らしさを記録しています。
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バードリサーチの活動の中に、季節前線ウオッチがあります。

春の調査ではツバメ・カッコウ・ホトトギス・アオバズク・オオヨシキリの飛来日とウグイス・ヒバリ・メジロの初鳴き日、カルガモのヒナの初認日を記録します。

ヒバリもたぶん、7日か8日に鳴いていると思いますが、その後は寒かったり雨の日々が続き、久しぶりに今日は風が和らぎ、穏やかな晴れなので鳴くと予想して昼前と午後に観察。午後1時過ぎに青空に舞い上がって囀るヒバリを確認したので報告しました。

私が見ている1時間の間に2回程舞い上がりましたが、レンズに捕らえる事は出来ませんでした。代わりの大きな野鳥は一応証拠写真として撮れましたが・・。

ミサゴ、ホバリング中

カワウ、頭が白くなっています

カモメ、標準和名のカモメの数は少なく、中々見る事が出来ない


ウグイスの初鳴きは7日に確認して報告、あとはメジロの初鳴き確認です。
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メジロの動画を撮りたかったけど・・3時間ほど待っても音沙汰なし。

ベニマシコの写真を撮りたかったけど・・3時間ほど待っても音沙汰なし。

気休めはミヤマホオジロやアトリの小群。

お日様は冬の雲に見え隠れ、北西風も強く気温は昼でも5℃・・。

・・・お寒い一日でした。

今日は冬が頑張っていました

アトリの♂・・まだまだ春は遠いですね


【天下意の如くならざるもの、恒に十に七・八に居る】・・グレマスも。

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オスとメスがデュエットして鳴く(囀る)鳥の一番手に上げるのがコジュケイ。

オスはチョットコイ・・チョットコイ・・チョットコイ・・を繰り返します。

メスは・・・・キョキョ・・・キョキョ・・・キョキョ・・・を繰り返します。

仲よい番いは、チョットコイ・キョキョ・チョットコイ・キョキョ・チョットコイ・キョキョ

こんな調子のデュエットで鳴きますが、知っている人はほとんど居ないでしょう。

また、オスがチョットコイ・・と鳴く時には、毎回木の枝に止まって鳴いています。

地上生活が主体の彼らですが、この時ばかりは樹上で鳴くのです。

他に、オスとメスがデュエットして鳴く鳥はガビチョウが時々・・・

どちらも大陸から移入された外来種で、ガビチョウは特定外来種。

大分市内、塚野温泉入り口付近で全身撮影

薮の中には5羽居ましたが、4羽だけの撮影

二人羽織?


コジュケイは良く出会いますが、後姿が多いですね。
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2017年までカヤクグリに餌付けしていた県民の森の奥。今期は仲間のUさんが地道にエサを運び、カヤクグリに続いてベニマシコも来てくれるようになっています。

暫く前までは撮影者も多く遠慮していましたが、一昨日にはサッサさんや福岡の仲間と今季初の餌付け場所へ。カヤクグリは未確認でしたがベニマシコは確認出来ました。

今朝、いつもの場所の餌を与える時、久住方面に雪が積もっていたので、県民の森の奥にも雪が降っているか車を走らせると、連なる山々の尾根付近に雪があります。

雪とコラボのカヤクグリやベニマシコが撮れる事を願い現地着。降っていた雪は止み、青空とお日様が積もっていた雪を溶かし始めましたが、お昼前には撮れました。

地道な努力に感謝、Uさんありがとうございました(^^)

標高700m近く、道路は吹き溜まりのみ雪がありました

餌場に多く来るのはミヤマホオジロ、一羽アトリも・・

アオジの♀は降りて来ませんでした

ミヤマホオジロの♂

アトリの♂

同化しているカヤクグリ(今期初写し)

カヤクグリとミヤマホオジロ

ベニマシコ♀

ベニマシコ♂


南国だから雪が少ない。次はいつ頃になるのでしょうか?
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今年も県民の森でウソを時々見かけます。

ただ、県民の森でウソを見ても、そのほとんどが亜種アカウソです。

私が子供の頃はウソとアカウソを呼び分けず・・・

オスはヒウソ、メスはアマウソと呼んでいました。

子供の頃には飼っていましたが、非常に温厚な小鳥でした。

♀、坊主山には♀が4羽、時々水場にきてくれます

♂、ハゼの木ポイントのツルウメモドキには、♂と♀が来ています


これから先は、ソメイヨシノの花芽を啄むようになるでしょう。
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冬の花、ヤブツバキ。

この花の蜜を好んで吸っているのはメジロとヒヨドリ。

この光景は子供の頃から知っていましたが・・・

今回はヤマガラが蜜を2度程吸いました。

慌ててカメラを向けた時には、2度の吸引を終えて飛び去る所。

これだけ山に通っていて、初めての経験でした。

ヤマガラも椿の蜜を吸うのですね(^^)



今夜はWFG-V3の偉業を成し遂げた、木村君の祝勝会に出かけます。
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ハゼの木ポイント周辺に来る小鳥達は結構種類が多い。

直ぐ近くに谷川が流れていて、植物相も結構豊富にあり実の生る植物も多い。

ミズキ・クマノミズキ・カラスザンショウ・ブナ・エノキ・ネズミモチ・ハゼの木・ウツギ・マユミ・ツルウメモドキ・アケビ・イタドリ・ススキ・セイタカアワダチソウ・イノコヅチなど、秋から冬にかけて色んな野鳥の食事をサポートしています。

そんな中から今回はアオジのオス達を紹介します。アオジは冬鳥として本州中部以北から主としてやって来ており、その中には足環の着いたアオジも来ています。

足環アオジは昨年の2月に確認し、今年も同じ個体が来てくれました。2014年9月28日に北海道枝幸郡浜頓別町で、足環を着けて放鳥した当時の若鳥で今年で5年目。

・・・アオジ達の個体識別は、目周辺の羽毛の出方が違います。












5年生き抜いている足環付きの猛者です


現在のデジタル写真はかなり拡大出来るので、識別が容易になりました。
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ウィキペディアを引用すると 日本では、北海道と本州中部以北(留鳥または漂鳥)で繁殖し、本州中部以南の西日本には一部が越冬のために飛来する。

と書かれていますが、少し違うと判断しています。夏でも九州には居ます。

私が以前やっていた渓流釣りの経験上、夏でも祖母・傾山系で姿や鳴き声を何度も確認しているので、九州でも一部が漂鳥として生息・繁殖していると判断しています。平地に近い大分市などでは、本州や四国から飛来する冬鳥と判断しています。

キクイタダキ、頭の上に菊の花を載せている事からの命名です。メスは黄色一色ですがオスは黄色の中にオレンジから赤い羽毛が有って、花を開くと見えるのです。

日本最小の小鳥としてつとに有名で、体長は10㎝・体重は5gほど、針葉樹が好きでチョコマカ動き回って、ファインダーに入れたと思ったら直ぐに外れます。小さな高い声でチチチジリリリリ・・・と鳴くので、他の小鳥との区別はし易い。

そんなキクイタダキが県民の森の水場に時々現れます。他の場所だと中々綺麗には撮らせてくれませんが、目線より低い位置から直近で撮影出来るのが素晴らしい。

3月までは滞在しているので、チャンスはまだまだ有るでしょう。

トリミングだけで縮小していません

上の個体の水浴び後、赤い羽毛とオレンジが♂の菊

水浴び中、こちらは20日ほど前に撮った写真

上の個体、黄色一色なので♀と判断します


2羽ほど確認しており時折姿を見せますが、思う様には行かないものです。
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過日、佐伯市の河口に来ているコクガンを、20日の釣行前に撮影しました。

当日は厚い雲に覆われて、小雨がパラつき撮影には不向きな条件でした。案の定、SSが上がらなかったので、ISO2500まで上げて開放f6.3で1/60 秒と言う厳しい撮影。カメラの基本設定は絞り優先が私の設定で、飛びものの場合はSS優先となります。

コクガンは顔の部分が黒いので、通常なら露出補正を-0.7~-1.0で撮影するところ、-0.3までしか落とさずに黒潰れが少なくなるようにしました。よって、尻の白い部分は白飛びしてしまいますが、コクガンの黒い顔を優先させたのです。

こんな遅いSSで35㎜換算870㎜の手持ち望遠撮影でも、ほとんどブレない今のカメラや望遠レンズの手振れ防止機能は、脅威的な性能として重宝しています。

使っているカメラのISOのMAXは25600ですが、通常の野鳥撮影ではISO1000までしか上げません。人物撮影は屋内などでISO3200まで使っています。ピクスタに投稿する写真ではISO640までの設定で行っています。

よって、今回のコクガン撮影は証拠写真程度となります。

河口で優雅に越冬しています

満潮近い潮位だったので、岸辺には来ない


パナソニック‐ルミックス-GX7MK3・LEICA 100-400mm / F4.0-6.3 ASPH
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昨日の天気予報から雪を予想しての起床。

早朝に車を走らせると雨が落ちていましたが、県民の森を見ると雪。

直後に県森は雪?・・・とのラインに・・

この天気を予想する鳥見仲間は、私以外に1名だったはずなのに・・

ハゼの木ポイントに到着すると、雪は更に強くなって一面銀世界。

時折吹雪いていますが、小鳥達は狭いエサ場で元気です。

遅れて来た恭子姉さん、雪を予想してのラインとは素晴らしい。

私の四駆で雪の山道を案内し、二人で雪の野鳥たちを思いっきり撮影。

小降りになったお昼前、県森の雪を予想する御仁がやっと登場です。

雪に包まれた県民の森に、雪予想で集合した変わり者3人と野鳥たち・・

今期の初雪は熱い私達を優しく冷やしてくれました(^^)

キジバト・ミヤマホオジロ・アオジ・カワラヒワ

コゲラ

ヤマガラ

メジロ

シジュウカラ

シロハラ

アオジ

ジョウビタキ

ミヤマホオジロ

雪に埋もれるカワラヒワ

降雪後のハゼの木と青空


九州でも明日までは、雪による交通事故などには十分に注意しましよう。
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小鳥たちの水場を作って3週間近く。

水場は盛況ですが、大きな鳥か小さな獣も利用し始めました。

水場の苔が荒らされていたり、中に敷き詰めている足場の石などが動いている。

今朝はカンスケ夫婦が近くに居て、水場の苔が荒れていたし・・・

野生たちに「行儀よく使いなさい」・・と言っても無駄なのかな?

メジロ・ヤマガラ・ソウシチョウたち


明日から3日間釣りですが、荒れるのがちょっと心配です。
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ヒガラはシジュウカラ科の仲間で一番小さな小鳥。

日本最小のキクイタダキに次いで、第2位の大きさかもしれません。

ウグイス科のヤブサメも小さいし、ミソサザイ科のミソサザイも小さい小鳥。

ヒガラ・ヤブサメ・ミソサザイの3種で2位争いだと判断しています。

他の小鳥は結構大きく、メジロなどは10位以上だった様な・・・。

坊主山には私が子供の頃からヒガラは居て、その数は今も変わらず少ない。

動きが俊敏で、なおかつ小さな体。冬は松の実を食べるので見上げる事も多い。

水場が無ければ、こんなクリアーな写真は撮れないでしょうね。

体長10.5~11㎝のヒガラ 目線で撮れるのは珍しい

ヤマガラと一緒に・・

ミヤマホオジロと一緒に・・両方メスかも?

シジュウカラ・メジロの順番待ち

水を飲む所は見ていますが水浴びは未だ見ていない

オスだと思う


この場所を縄張りにしているだけに、ちょくちょく来てくれます。
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ルリビタキは中学生の頃から優に100羽以上は見ていますが・・・

昨日のルリちゃんはヘクソカズラの実を2粒ほど食べました。直ぐ傍にハゼの実が沢山生っていますが、次に食べたハゼの実は1粒のみ、仲間が来て直ぐに去りましたが・・

ビックリしました。ハゼの実も最終食材との私の位置づけですが、ヘクソカズラの実はハゼの実より更に低いランクに位置づけていたからです。

ちなみにハゼの実を食べた小鳥達は、メジロ・エナガ・シジュウカラ・ヤマガラ・ヒガラ・ゴジュウカラ・コゲラ・アオゲラ・シロハラ・ヒヨドリ・キジバト・カワラヒワ・ミヤマホオジロ・モズ・ジョウビタキ・ルリビタキなど多種類。

ヘクソカズラを食べた小鳥は、メジロ・エナガ・シロハラ・そして今回のルリビタキ。

ハゼの実は種が大きくて消化しにくい実、ゆえに種を覆っている乾燥してカラカラの薄い皮だけが消化されます。種は糞に交じって出るかペレットとして吐き出すのです。よってお世辞にもハゼの実は小鳥達の美味しい食材とは睨んでいないのです。

ヘクソカズラの実はそれ以下の位置づけで気にしていませんでしたが、仲間が食べてピリピリすると言ったので、私も食べてみました。辛党の私には??で、水分を多く含んだ実を咬んでいると、何とも言えない変な苦みが増してきたので、吐き出しました。

ハゼの実の皮は呑み込んだ記憶がありますが、ヘクソカズラはダメでした。

ハゼの木ポイントで今季初写しの♂

隣にあるのがヘクソカズラ、この実を食べたのです


今期のハゼの実は減り方が少ない。まだまだ山には食材が多いみたいです。
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足環の着いたアオジの足環№を撮影するため、小雨の山へ。

昨年の2月に写した№は・・・2AG-21610

そして今年、今日まで写して確認しているのは・・・2AG-2161 まで。

あと0が写れば昨年と同一のアオジとして確定出来ます。

この場所には狩りが上手い♂のハイタカがいるので、油断なりませんが・・

0を写して報告をしたいです。

足環を着けて、5回目の冬を過ごしていると思われるアオジ

アオジのエサを横取りしている?ガビチョウ


明日は釣りだった(^^)

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真冬に小鳥が水浴びをするのは何故?

この様な疑問を10日に受けたので、以下の様に解答しました。

真冬という言葉を考えなくで良い。野鳥たちは寄生虫(大きなものはマダニ)などを体から落としたり、食材から出る汁などが嘴の周り・羽や羽毛についてしまう事を嫌います。

よって季節に関係なく水浴び・砂浴び・雪浴びなどを行います。水浴びの開始時間は鳥の種類によって違いますが、薄暗い早朝から始める鳥も居ます。

多くの鳥達は太陽の光が自分に到達した時間から始める事が多いです。冬で一日に1~3回・暑い夏では5・6回以上行うので、夏時期は涼む事も目的に有るようです。

いわば私達人間より清潔な一日を過ごしているのです。

ブログでの補足としては・・・多くの鳥達は水場に降りて地面に足を着けて水浴びしますが、ツバメやサンコウチョウなどは、飛びながら空中から水面上に一瞬浸かるだけの水浴び、水鳥の多くは水面に浮かんだまま水浴びを行ないます。アッ、ヤマセミは一匹の魚を食べたら、ダイビングで必ず水浴びをしています。

メジロの水浴び(そんなにしなくても)と眺める順番待ちのヒガラ

シジュウカラのお父さん

日本最小の小鳥キクイタダキ

ヤマガラの水浴びは大人しいけど、この子は違う


鳥達の水浴びに冬と言う言葉はありません。
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