磯のグレ釣りが好きな大分の釣り師、池永祐二。2006年からの“磯にはいつも夢がある”を継いでいるブログです。還暦を過ぎ、現役から一歩退いた形になりましたが、釣行記や趣味としての鳥見などを主体に、自然の素晴らしさを記録しています。
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多くの野鳥たちの繁殖期。

魚類を主食にする留鳥と、昆虫類を主食にする小型留鳥の繁殖活動が早めです。

次が今現在盛んに日本へ到着している、夏鳥達が到着順に繁殖活動に入ります。

繁殖して巣立った幼鳥が増える頃に、猛禽類が遅めの繁殖活動です。

これが地球の生業の一部、人間だけは外れてしまっている様ですが・・

イカルの婚活、普段雌雄は見分け付きませんが、給餌を受ける手前が♀

カワセミのマウンティング失敗・・上が♂

ゴイサギとアオサギのコロニー

アオサギの雛はかなり大きくなっています


大分を通過中のエゾムシクイ、2ヶ所で地鳴きと囀りを確認しました。
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6年振りの出会いです。

基本的に日本では稀な旅鳥扱いなので、なかなか出会えない珍鳥の部類でしょう。

大分市内の海水浴場に来ているのをHOKKEさんから聞いて一緒に撮影へ・・

見渡しても分らなかったので、海岸沿いを歩くと直ぐに見つける事が出来ました。

何枚も撮ったけど、この鳥はピントが合い難くくかなりのボツ写真が発生。

後日の撮り直しでは、色々と設定を変えつつ撮影しましたがやはりボツ量産。

そんな中、海岸を散歩している人の動きに合せ飛翔にも挑戦し数枚の撮影に成功。

波・花・キリン?絡みなど、一通りの撮影と動画も少しだけ記録に残しました。

青い海と浜と

押し寄せる波と一本足

クレーン(キリン)と

諸葛菜と

まぐれアタリ

春らしい

これが一番好き


4月16日に最初の撮影~4月22日にも滞在していました。
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昨年生まれのキビタキの♂若2羽です。(私個人の判断)

昨年の夏までに生まれた子が、幼羽から第一回冬羽になる時期は8~9月頃。

そして体力を回復した10~11月頃に、東南アジア方面へと移動して越冬します。

この衣をまとって日本を去る時の彼らは、♀と見間違えるほどですが・・

2~3月頃から栄養を蓄え始め、羽が綺麗になって再び日本に来てくれます。

この時の彼らの衣には、夏羽(繁殖羽)などと呼ばれる綺麗な色が出ています。

でも、良く見ると成鳥の色合いより薄かったり、汚れた感じの色合い。

オオルリやキビタキの♂は、一歳になる前の僅かな期間だけ若が見分けられます。

夏を過ぎて9月頃には第二回冬羽になりますが、この頃から見分け困難となります。

上2枚は坊主山の♂若、下2枚は坊主山とヤマガラハウスの中間の♂若。

ちなみに留鳥のメジロ・ヤマガラ・シジュウカラなどは、幼羽から第一回冬羽になると若は見分けられません。産まれた年の8・9月以降は大人と変らないのです。

大雨覆い頭などが茶色・眉半の黄色が薄い

こんな頭のキビタキは中々お目にかかれません

大雨覆いに茶色があり眉半の黄色が薄い。白斑はバッチリです

こちらも昨年生まれの♂若と判断しますが、上の子よりおませです


今日、2ヶ所でツツドリの鳴き声を確認しました。

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ツバメチドリの撮影案内をしていたら、シロチドリが来てくれました。

三重県の県鳥に指定されている、白っぽくて可愛いチドリです。

環境省では絶滅危惧Ⅱ類に指定されており、かなりレアーな小鳥です。

海岸伝いにエサを啄んで移動していましたが、しかられて退散しました。

この界隈に縄張りを持つコチドリが・・

「ココは俺の縄張りじゃ!」

・・・そんな感じで東側の海岸を独占していました。

波打ち際で休憩中のシロチドリ

1羽目が2羽目のシロチドリを一回だけ追いました

少し風が強くなると波立ちます

中々のイケメン?

こちらが縄張りを守ったコチドリ


さてと、珍鳥のツバメチドリは近々にアップします。
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海沿いで珍鳥のツバメチドリを撮影した後の帰途、川沿いをチェツク。

ノビタキ・ノゴマ・オオヨシキリなどの姿は見えないか?鳴き声は聞こえないか?

大野川沿いの河川敷は、一部ですが車が通れる場所が続いてキジなども多い。

ゆっくり走らせていると、オオアラセイトウ(諸葛菜・花大根・紫花菜)の群生が・・

直近から飛び立ったのはホオジロとノビタキのメス。

車を停めてカメラを持って少し歩くと、今度は夏羽のオスも出てくれました。

後は車内に入ってじっくりと撮影です。小雨も落ちましたが苦になりません。

ラインとグーグルマップを使える、私よりず~ッと歳を重ねたの先輩2名に連絡。

緯度経度をコピーして貼るだけで、正確に場所を特定できナビゲートしてくれる。

更に場所の写真を一緒に送れば、シチュエーションと場所確認もできるのです。

以前は一人だけでしたが、少しずつ増えて3人への送信が可能となっています。

ノビタキは大分を通過するだけなので、逃すと秋の南下での通過を待つことに・・

但し、秋の南下個体は冬羽になっているので、綺麗なオスは写す事が出来ません。

春の一時期の貴重な撮影は、居る場所に直行するフットワークが必要ですね。











花がらみの小鳥は季節感があり一層綺麗に写せるから、ノーキャプションでも良い!?
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早朝から大野川、霧深いノビタキチェツクはHOKKEさんへバトンタッチ。

7時過ぎには県民の森へと移動し、クロジの撮影レクチャーをして直ぐに再移動。

その後しばらくは、一人で坊主山と宇曽山方面などをチェック。

昼前からもう一人のクロジ撮影ですが、こちらは初心者で手取り足取りレクチャー。

終了後は別れて、安友庭園のオオルリチェックとエビネなどのチェック。

かなりハードでしたが、充実した一日でした。

朝日が望めない霧に包まれた大野川沿いでは、幻想的な山々も・・

ノビタキの♀は直ぐ出ましたが、もう一羽はこの子でセッカです

クロジは滞在中ですが、1時間30分で♂の成鳥は見なかった。この子は2年生

撮影が終わっていつもの桜並木、オオルリとキビタキが囀っていました

このオオルリは安友庭園、すでに奥さんと一緒にデートしていました

山の中へ分け入ってエビネ、少し早いですが見頃


仲間達は海・川・山へと、それぞれが狙いの小鳥達を追っています。
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水鳥はあまり観察しないので不得意ですが・・・

ウミアイサが4羽、♂・♂若・♀2羽の様でした。

冬鳥として大分にも来ていましたが、この子はどうでしょう?

大分以南で越冬したのが、北上中に大分の海で休んでいたかも?

♂も♀も夏羽に移行中でしょうか?かなり綺麗になっています。

♂1羽に♀3羽かと思っていましたが、♂若が1羽混じっていました。

重い曇り空、良い色が全く出ませんでした。

4羽で海中を見たり

♀・♂・♂若

♀と♂

♂若


体力を付けて旅立って欲しいですね(^^)
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旅鳥として珍しいツバメチドリが通過中なので撮影に行きました。

写しているとタヒバリの仲間も一羽現れましたが・・・

タヒバリ・ムネアカタヒバリでもなさそうです。

目星を付けたのはウスベニタヒバリですが、過去に福岡で1回の確認のみ。

予想が当たっていると、日本で2例目となる超レアーな小鳥ですが・・・

・・・バードリサーチに問い合わせ中。

タヒバリの夏羽だそうです。ありがとうございました(^^)

大分では越冬して3~4月になると北の方へ移動してしまうので、夏羽を確認する機会が非常に少なく、この個体の様な色合いのタヒバリを見るのは初めてでした。

その帰り道、河川沿いをチェックするとノビタキの♂と♀。

夏鳥で日本にやって来ますが、大分は通過するだけだからレアーな小鳥、

でも、この予想が当たっていればレアー度は一番低い小鳥になります。

レアー度の高いのは、ウスベニタヒバリ→ツバメチドリ→ノビタキの順になります。

果して結果は・・・残念ながら普通のタヒバリでした。

旅鳥として日本を通過、但し過去に日本でも繁殖例が有るらしい

ウスベニタヒバリであれば凄い事ですが、タヒバリでした(^^)

ノビタキの♂、♂の夏羽はこの時期通過中を写すしかチャンスは無い


春の渡りの小鳥達、ワクワク感が増大した一日でした。
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3月23日に発見して、2日に一回ほどエサを与え続けてているクロジ。

一昨日と昨日にエサを与えませんでしたが、ポイントに行くと5羽がまだ居ます。

クロジは冬鳥ですが比較的遅くなって移動をするタイプ。

以前の記録では4月21日まで滞在していた事も・・・

今回は4月22日に最後の♂若一羽を見て、24日早朝は居ませんでした。

今日確認したクロジ以外の冬鳥達は、シロハラ・アオジ・ウソ・アトリ・ツグミ

今日新たに確認した夏鳥達は、センダイムシクイ・コマドリ
  
これまで確認した夏鳥達は、1日:オオルリ、3日:ツバメ、6日:キビタキ・コサメビタキ
ヤブサメ・クロツグミ、8日のサシバと仲間が12日に撮影したノビタキ。

今後は、ツツドリ・コルリ・エゾムシクイ・ノゴマ・サンコウチョウと来るでしょう。

今朝は東の空が赤く染まって下り坂

クロジの♀

クロジの♂若一年目

クロジの♂若二年目

クロジの♂3年目の成鳥


明日は雨になりそうですが、サクラソウの保護活動に行く予定。
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ノビタキ情報が入ってくるようになったので、賀来大橋下流をチェック。

・・・ノビタキとコムクドリの鳴き声は聞こえませんでした。

代わりにヒバリは沢山居てフレンドリー。

ツリスガラの鳴き声もあちらこちらから聞こえてきました。

キジは河川敷で2羽がしきりに縄張り宣言のケ~ンケン。

市内の騒がしい中でも、野鳥たちは健気に生き抜いていました。

地面でも空でも囀っていたヒバリ

かなりの数でススキの穂から採餌しているツリスガラ

キジは多く、この界隈だけで6羽確認


久し振りの大分川の朝でした。
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坊主山入口で4月1日に撮影したオオルリは移動中の個体。

今日ほぼ同じ木々で写したオオルリは、この場所に到着した個体と判断しています。

綺麗で良く通る鳴き声で囀っています。

ヤマガラハウスの近くでも、道を挟んでオオルリが囀り始めています。

この子も、この周辺に縄張りを持とうとしている様です。

まだまだ、オオルリの姿は少ないのですが、例年通り来てくれる事を期待します。

オオルリは一年で綺麗になるから、若か成鳥か分り辛い

撮影が少し残念、飛びながら囀るのもオオルリの特徴
 
この場所で繁殖できることを願っています

ここからはヤマガラハウス近くのオオルリ

今はボタン桜が満開、桜に来てくれると良いのですが・・


昨日はサシバを視認、5日から多くなっているのはヤブサメです。
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満開の桜でウグイスを綺麗に撮れなかったので・・・

今日確認した夏鳥たちを列記します。

夏鳥は、オオルリ・キビタキ・クロツグミ・コサメビタキ。

冬鳥は、ウソ・マヒワ・アトリ・アオジ・シロハラ・ハイタカ。

留鳥のゴイサギとアオサギのコロニーも確認しています。



この場所のウグイスは3羽が綺麗なホーホケキョ。上手いですねえ(^^)/
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早朝、クロジの案内を終えて山桜スポットへ移動中、坊主山入口で仲間達を発見。

立ち止まって聞くとヒレンジャクを撮影していました。

私も仲間に入れてもらい待機していると、オオルリが背後の山から鳴き始めました。

彼は鳴きながら移動しているらしく、鳴き声の方へ歩を進めて遂に今年初対面です。

2017年は9日・2016年は5日・2015年は2日・2014年は15日・2013年は5日の撮影。

これまでの6年間で最速のオオルリ撮影になったのです。

今年は到着が早いので、山桜とのコラボも夢ではなくなりました。

早朝の満月とソメイヨシノ

今年初のオオルリは綺麗でした

囀りながら移動していき、遠くなりました

昨日は1つの花が開花していた市内のイチリンソウ、今日は3輪咲いています


夏鳥たちは順次到着するでしょうね。
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2011年に初めて4~5羽に出会い、2015年には3羽ほどに再び出会い、2016年は1羽の綺麗な♂だけ。2018年は、今日の確認で6~7羽くらい?多いですが綺麗な♂は未確認。

彼らは冬鳥として来ていますが、数が少なく鳴き声は金属音の小さなチッ。時折ホオジロみたいにチッチッチッ・・・と3回程続けて鳴きますが、見つける事は非常に困難です。

今回は桜の開花状況確認で県民の森を走行していた時、暗目のカーブで5羽前後の小鳥が杉林の中へと飛び立ったのがきっかけ。停車して鳴き声を確認しクロジと判断。

クロジは仲間達にも撮って欲しいので、見つけたその日に山や道路脇に粟と稗を撒きました。ほぼ一日おきにチェックとエサ撒きを敢行し、8日目の本日初の撮影です。

これから順次仲間たちに撮影して頂こうと思っていますが、駐車スペースが車一台分なので、車中からの撮影は前後席で2名が限度+カモフラテント1基分で3名まで。

クロジは忍者の様にやって来ます。居ないと思っても近くに居る事が多く、うっかり動くと飛ばれます。車道脇なので車が通過すると必ず飛び去ります。撮影者が動けるのは車両通過後の短時間のみ、飛んだ個体が再び戻るまでは20~30分くらいは必要です。

たぶん4月20日前くらいまで居て、それから北国へと旅立つと思われます。撮影したい方は、直接私へ申し込んで下さい。出来る限り善処していきます。

薮を切り分けると出ない確率が高いので、こんな感じの車中から撮影

昨日までは広範囲でしたが、今日からはこの辺りにエサを撒いています

第一回冬羽の♂若です

♂若、第一回冬羽か第二回冬羽だと判断

第二回冬羽か第三回冬羽、かなり綺麗な♂

上と同じ個体か、第三回冬羽の♂


今日のチェックではクロジ達だけで♀も見ました。後は1匹のアナグマとカラ類など。
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県民の森もいよいよ春一色、桜が見頃になりました。

山桜とソメイヨシノが、3分咲きから満開まで各所で見られます。

3月中旬から下旬までの鳥達を少しだけ紹介します。

小さな小鳥ヒガラです。4羽を同時に見るのは初、3羽同時撮影も初

ルリビタキの♂とアオキの実 もう北国へ旅立ちました

特定外来種のソウシチョウ・・・どこにも多いです

カンヒザクラとアオジの♂、この♂も旅立ちました

メジロ、カンヒザクラの蜜を吸いにいつも来ていました

タチツボスミレとミヤマホオジロの♀、まだ居ます

セイヨウタンポポとカワラヒワの♂


まだまだ花と小鳥のコラボは撮れそうです。
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