磯のグレ釣りが好きな大分の釣り師、池永祐二。2006年からの“磯にはいつも夢がある”を継いでいるブログです。還暦を過ぎ、現役から一歩退いた形になりましたが、釣行記や趣味としての鳥見などを主体に、自然の素晴らしさを記録しています。
26. 27. 28. 29. 30. 31. 32. 33. 34. 35. 36.
一昨日から始まった西高東低の気圧配置により、寒波が到来。

久住連山や由布・鶴見岳は、雪を冠して徐々にその白さを増している。

山の方は連続的に雪が降っており、今日は大分市内まで雪雲が広がる。

坊主山の水場は3日連続凍っており、バーナーでの氷解かしは必須です。

朝から2時間程凍ったままにしておき、氷を解かすと野鳥達がやって来る。

雨が少なく氷が張る今時期は、貴重な水場になっています。

綺麗なソウシチョウ(特定外来種)

朝一番の水場

カワラヒワ(留鳥)

ルリビタキ♀(漂鳥)

ヤマガラとメジロ(留鳥)

ゴジュウカラ(留鳥)

ルリビタキ♂(漂鳥)


この寒波は14日まで続き、その後3日間は一段落です。
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坊主山は子供の頃から生活の場だった。

親父とヤマイモを掘る場所の一つとして・この近辺の檜を植えた事・下草刈りに駆り出された事・坊主山から塚野山にかけてワラビ狩りをした事など。

今では県民の森の一部になっているけど、その20年以上前の話。だから当然今の道など有ろうはずもない。下の集落(廻栖野)で生まれ育った私にとっては、生活の場であり遊びの場所でもあった訳です。

ヤマイモ(自然薯)掘りは主に4ヶ所有って、この場所は廻栖野集落の共有林だったから、自宅から一番遠い山での収穫場所として何度も掘りに来ていた。

現在のテレビ塔の西側斜面で、1月の冬休みにヤマイモを掘っていると、掘った土から出てくる虫を狙って、直ぐ近くで待機していたのがルリビタキ。

その子孫なのか?今年は坊主山周辺で確認しているルリビタキは、♂が2羽で♀は3羽まで確認している。漂鳥の彼らは、本州・四国から渡って来た個体で、エサの乏しい冬を乗り切るため、一羽ずつが縄張りをもって生活している。

よって縄張りを持った個体は縄張りを守るため、侵入者が異性であっても積極的に追い払って縄張りを守り抜く。縄張り内に良い餌場や水が無い個体は、他の個体の縄張りに無断で侵入して目的を達成している。

見つかった場合は追い出されるけど・・どちらも必死です(^_-)-☆

ルリビタキの識別など              ヤマイモの探し方

♀の縄張りに入った♂のルリビタキ

直ぐ近くにある切り株で見張る♀のルリビタキ

縄張り内の♀と侵入者の♂・・・今時期あり得ない加工をしました


・・・クロジを待っていますが、今日も確認出来なかった。
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11月下旬から聞いていたクロジの鳴き声。

その頃は数ヶ所から4~5羽の鳴き声を聞いていましたが・・・

12月に入ると、単独か2~3羽の鳴き声に変わっていたけど越冬していた。

過去に越冬個体は♂の成鳥を一羽だけ確認。他は春先の北帰行の通過個体。

今日は♂若がなんとか撮れましたが、一瞬だけ♂の成鳥が居たのも確認。

他には、近い鳴き声のアオジとミヤマホオジロを一羽ずつ確認出来た。

ミヤマホオジロ♀

アオジ♀

クロジ♂若


この場所は10回近く確認して、今朝初めてクロジに出会った(^^♪
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北国のイメージが強いタンチョウヅルを、大分で写せるとは思わなかった。

年末に独りで探した時は、7時30分頃から13時頃まで出会えなかった。

今朝も7時30分頃から独りで探し始め、二周り程して見つけられない。

10時がタイムリミットなので、9時30分頃から餌場を見渡せる林縁で待機。

すると9時50分頃、後ろから飛んできたのは紛れもなくタンチョウヅル。

直線距離で約1.1㎞ほど離れた、田んぼの縁に舞い降りたのです。

移動後100m位離れた場所から撮影、少しすると飛び立ちました。

設定を変えていた時に、左端の方から地元の方が散歩で来てしまった。

独りで出会ってたったの10分。後ろ髪を引かれる思いで退散です。

余計な話ですが、ツルは国鳥では有りません。国鳥はキジです。

待機していた車の後方から飛んで来て、降りて行きます

林縁の田んぼに舞い降りて、採餌し始めました

私の左側を盛んに気にしていました

構えていない時に飛び立って残念

ゆっくり旋回し浜の方へ去ると、左奥から散歩の人


僅か10分ですが、タンチョウヅルをこの目で見ることが出来たので良し(^^♪
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7時過ぎから13時まで、大きな鶴に会いたくて県北へ行っていた。

以前確認されていた餌場にも、海岸沿いなどにも見当たらない。

偶然仲間にも会ったり、他のバーダーが車で流していたりしていましたが・・

10時前から干潮の13時まで、干潟を見渡す河口で待機しましたがアウト。

でも沢山の水鳥に交じって、3羽のトモエガモが慰めてくれました。

今年の鳥見は振られて終了です。

トモエガモ♂1♀2・マガモ♂・オナガガモ♂


どちら様も良い年末年始をお迎えください(^^♪
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この時期には強い冬型の気圧配置となって、よく寒波がやって来る。

クリスマス前後に多く見られるのは、一大イベントで意識があるからか?

早朝から由布岳・鶴見岳は厚い雪雲に覆われ、坊主山の水場は凍っている。

バーナーで氷を解かしている間、九州山地を超えた薄雲から雪が舞い落ちる。

近くの水場が凍っている為か、縄張り外の♂のルリビタキも水場に2回ほど。

イスカの水場はココより標高が高いので、明日の早朝は‐4~₋5℃位と推測。

よって明日は気温の確認と、厚くなっているハズの氷を割って待機する予定。

標高300m付近でも今季初めて確認する氷点下

この場所の縄張りを持つルリビタキの♀

近くに縄張りを構え、時々水場にお邪魔するルリビタキの♂


今日の釣りは中止にしていて正解ですね(^^♪
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野鳥撮影で人気の留鳥2トップでしょうか?

カワセミは多分トップランキング。ヤマセミは出会いの難しさと近くから先ず撮れない小鳥(鳩大)だから、初心者が単独で撮るのは超難しいのでランク外?

大野川に寒波が来る前の未明、カワアイサかコウライアイサの動向を掴むべく河原に車を止め、8本の竹を切って車を偽装したのが日の出時刻の1時間15分前。

アイサは夜明けとともに、下流側から3羽・2羽、暫くして4羽・1羽が相次いで上流側へと飛ぶのを確認。塒は下流側だから思い当たる場所が一つ浮かんだ。

近くに着水して泳いでくれるのを期待したけど、夜明けの出勤はお腹満たしだから、浅瀬の多い上流側の数ヶ所へ移動しているのでしょう。

一応の成果を掴んだら、今度はカワセミが近くで漁に成功。その後小移動してまったり過ごしてくれたから、思わぬリフレクションもゲットです。

ヤマセミの近接撮影は、縄張り内に車を囲っている竹林が登場したものだから、偵察に来たと推測している。これが2回ほど来たけど長く滞在してくれた。

暖かい車内でお餅や焼きおにぎりを食べながら、偽装成功です。

カワセミの♀ 約10mほど

ヤマセミの♀ 約5~6mほど


早起きは三文の得・・とはよく言ったものです。
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三日振りに県民の森を奥から散策した。

イスカの水場には、相変わらずオオカワラヒワが水飲みに来ている。

雲ヶ背付近はウソの声はするけど姿無し。代わりにアトリが近くに来た。

見晴らし台のベニマシコとカヤクグリは、今日まで一度も鳴き声を聞かない。

坊主山の水場には、相変わらずの留鳥たちが多く集まっている。

明日からクリスマス寒波? 西高東低の冬型が強まります。

オオカワラヒワは30羽位に増えている

今季初写しとなるアトリ

カヤクグリの代わりに出てくれたルリ子

ヒガラの水浴び

大きさ比較でメジロの水浴び


寒波が来るとハギマシコの確認で、雪の鶴見岳に足を運びたい(^^♪
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暫く行っていなかった、イスカの水場へ足を運び8時30分まで待った。

イスカの鳴き声は今朝も聞けず、上空を飛ぶ姿も見ない。

水場に相次いでやって来たのは冬鳥のオオカワラヒワ、数は26羽迄増えていた。

カワラヒワとオオカワラヒワの見分けは、風切り羽の白い部分や頭部の緑色の濃さなど色合いで見分ける方法が一般的ですが、私は参考程度で見ている。

何故なら、♂の第一回冬羽・第二回冬羽・第三回冬羽・♀の第一回冬羽・第二回冬羽・第三回冬羽などで色合いの出方が違うから。要するにカワラヒワで6種類の色、オオカワラヒワで6種類の色、合計12種類の色の識別は困難だから。

それよりも鳴き声での見分けと、爪の長さと湾曲の違いで見分けている。

カワラヒワの鳴き声は、キリキリキリキリキリビ~ン⤵ ビ~ンが下がる。
オオカワラヒワは、キリキリキリビ~ン⤴ キリキリ少なくビ~ンが上がる。

カワラヒワの爪は短くて湾曲が少ない。
オオカワラヒワの爪は長くて大きな湾曲。

こちらの方が間違い難いので、識別方法として覚えましょう(^^♪

山の日の出

26羽。コブシの木の下には周年水が溜まっています

オオカワラヒワは、長くて湾曲した爪を確認すると良い

水場のカワラヒワ(地上生活が多いから爪は短くて湾曲が少ない)


ハイイロオウチュウは今日もバーダーが撮影しています(滞在10日目)
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昨日と今日は大野川を重点的に探索。

ほぼ毎年現れる、コウライアイサが今年も来ているらしい。

昨日は車中から、今日はテントでの待ち伏せと車中から。

カワアイサは結構居るけど、ボサボサ頭と鱗状のアイサに巡り合えない。

探し始めた時点では空振りですが、今後もチェックしていきたい(^^♪

仲間二人も今回は振られたので、再度挑戦するかも?

まったり待つとこんなサプライズのカワセミ

移動途中にもサプライズのチョウゲンボウ

見晴らしの良い場所からカワアイサ

上流へ飛んだり下流へ飛んだり・・


ハイイロオウチュウは今日も居たので、丁度一週間の滞在。
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空の展望所でのハイイロオウチュウは、昨日も居たので撮影出来ました。

今日の私は行きませんでしたが、朝の撮影は出来たとの連絡を頂きました。

ハイイロオウチュウが主に使う木は、30mほど離れた目線より下方の木。

早朝から昼過ぎまでは逆光気味の撮影ですが、曇りだと写りは良い。

その木で食べていた大きめの蛾を調べると、アケビコノハという大型の蛾。

幼虫の食草となるアケビやムベは沢山あり、成虫の好きな果樹園も近くに有る。

成虫の後翅の派手な模様は、止まった時に前翅の木の葉模様に隠れる仕組み。

それを見抜いて捕食する、ハイイロオウチュウの視力は素晴らしい。

ココで越冬すれば、果樹園農家は被害が少なくなるかもです(^_-)-☆

アケビコノハをゲット

アケビコノハの後翅の模様

アケビコノハの前翅が見える

お気に入りの枝

時には少し違う枝

小雨が良い雰囲気を醸し出す

飛び出し







この後フライングキャッチで虫を咥えて違う枝に戻る


イスカは今日も確認出来ず(◎_◎;)
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昨日撮影が成功したらしいので、雲り予報の今日は好条件?

仲間と二人9時30分頃に現地着。既に10名位がカメラを構えている。

車のナンバープレートは、大分以外に三河・奈良・大阪なども駐車していた。

人が多いから駐車場付近には来ませんが、少し離れた目線下の木が主体。

太陽光線が無いから逆光での難しい撮影は有りません。

ヒヨドリが動くと良く出る感じ。14時5分の撮影を最後に切り上げました。

確認しただけでも3回虫を捕食していたので、エサは豊富と思います。

このまま越冬してくれたら凄い事ですが・・期待は膨らみます(^^♪

展望所だから駐車も撮影も楽ですね

ゲットした蛾をヒヨドリが狙っています

上手く交わして奪われませんでした

何度も呑み込みのやり直し

苦労の末呑み込めました

オウチュウの尾は独特です

この場所はお気に入り

飛び出し





ピンが甘いですがご勘弁を


この先撮影者が増えそうですが、マナー違反の無きように(^_-)-☆
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土曜日の早朝、イスカに似た声の持ち主を探したけど発見できず。

日曜日の夕方、仲間が「この鳥何?」とのライン写真、調べ始めサバクヒタキの♀までたどり着いたら、もう一人の解答がハイイロオウチュウで、直ぐにページを開くとそちらがビンゴだった。

今朝も未明から流れ星撮影を終え、Hオウチュウを写していた木の梢を重点的にチェックしていると・・全く反対側の木の梢に止まって鳴き始めた。

ジ~ヴィッヴィッ・・ジ~ヴィッヴィッ・・ジ~ヴィッヴィッと繰り返す。この声は比較的大きくて、仲間を探す感じ。時折キ~ヴィッヴィッとも鳴く。

梢ではない場所での鳴き声は、あまり大きな鳴き声じゃなくて・・・
  ジョピィ⤵ジョピィ⤵ジョピィ⤵・・と3回繰り返し鳴く。
  ビリィビリィ・・と2回繰り返し鳴く。
  ヴィッヴィッビッビッ・・を繰り返し鳴く。
初めて聞く鳥の鳴き声は必ずメモを取るから、次に出会えばほぼ分かります。

8時過ぎから10時頃まで、結構鳴いて樹木を渡り歩く感じ。今回主に出た場所はほぼ全部逆光や空抜けの場所で、斜光になってくれたのが数回のみ。

分布は東南アジア~中国東部で繁殖。北方の個体は冬季に南へ渡る。日本では迷鳥として、本州・九州・日本海の離島・南西諸島で確認されている。

ハイイロオウチュウ・・♂かも知れない 初確認初撮影

クヌギ?の梢に3回ほど止まったが、なにせ逆光オンリー

風も強かった

虫をゲット

車が来たので連写してたら飛んだ

一本上の枝だと良いけど・・

ヒヨドリと同じくらい

これも逆光枝被りだけど、バックの緑が救い

木々の隙間から一ヶ所だけ見えた


綺麗に撮ってあげたいから、林の中も彷徨ったけど先ず見えないです!
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山の日の出も中々よろしい。

イスカの水場は今季初めての薄氷、でも来るのはオオカワラヒワのみ。

雲ヶ背岳はアカヤマドリが餌場に出ようとしたけど、何かに怯えてUターン。

アトリの鳴き声はするけど、イスカ・ベニマシコ・カヤクグリは鳴かない。

県森奥の大分県を表すモニュメント付近からの朝陽

コブシの冬芽とオオカワラヒワ

グミの実を食べに来たルリビタキ♀

♀のモズ


今夜は県森で夜の撮影が出来そうです。
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現在主流にしている鳥見スポットは・・

県森奥にあるイスカの水場周辺・雲ヶ背岳周辺・見晴らし台周辺です。

確認したい鳥はイスカ・ベニマシコ・カヤクグリの3種が主目的ですが・・

他にもウソ(アカウソ)・アトリ・マヒワ・アカヤマドリなども候補。

今年は冬鳥に出会える確率が低く、思う様には事が進みません。

7日の早朝、「由布岳に傘」と仲間が教えてくれての1枚

その撮影場所のグミを食べに来たメジロ

こちらはジョウビタキ♀

隣のカラスザンショウにはルリビタキ♀

今朝はミソサザイが出てくれた

常連客のヒヨドリ


近頃、情報発信が滞っています。鳥情報はもう少しお待ちください。
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