磯のグレ釣りが好きな大分の釣り師、池永祐二。2006年からの“磯にはいつも夢がある”を継いでいるブログです。還暦を過ぎ、現役から一歩退いた形になりましたが、釣行記や趣味としての鳥見などを主体に、自然の素晴らしさを記録しています。
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コサギもクロサギも留鳥で、コサギは多いけどクロサギは数が少ない。

白いクロサギは3年ほど前に蒲江で見たけど、九州本土では貴重です。

その白いクロサギが撮れる所を、地元のさっちゃんに教えてもらった。

9時からスタンバイして、最初に見たのは普通のクロサギ。

次に来たのはコサギで、思わずシャッターを切ったけど長い脚。

12時30分頃にいきなり現れたのは、足が太くて短い白いクロサギ!

大分で撮るのは難しいと思っていましたが、狙い通りに来てくれました。

貴重な情報ありがとうございました(^^♪

コサギも1羽

普通のクロサギ

白いクロサギ・・・コサギとは漁の仕方が違いますね

コサギ

クロサギ


空の展望所のハイイロオウチュウは、鳴き声だけは確認しています。
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数年前に通りかかって、偶然コガラやヒガラが岩清水を飲むのを目撃している水場。その近くには大分サンショウウオが産卵する側溝が有って、毎年産卵前に落ち葉で埋まった側溝を整備して、彼女らが産卵出来る様にしている。

その整備中にウソの声を聞いたので、止めてあった車に乗り込んでウソの動向を探ると、岩清水を飲みにやって来た。(大分のウソは9割以上がアカウソ)

ゴチャゴチャしたウツギの枯れ木や、ヘクソカズラを取り除き、他の邪魔になる蔓などをシュロ紐で引っ張って、かろうじて一人が撮影できる空間を作った。

翌日には車の駐車スペースを確保するため、スコップで道路横の盛り土を削り取り、何とか一台の車を止められるスペースも確保できた。

後はこの場所の撮影に臨む訳ですが、寒い冬の岩清水は寒波が続くと氷柱が成長し、大きくなるのを何度も目撃しているから、氷とウソのコラボ写真を期待。

でも、凍りすぎると滴る水滴が出来ないので小鳥たちは来なかった。逆に雨が降ると森の中の各所で水が飲めるので、3~5日間くらい空けないと岩清水を飲む個体は少なくなり、寒さに震えながら待つにはかなり辛抱もいる。

乾燥が続いて適度に凍ってくれるのが良いけど、標高が高く一日中陽が射さない影の場所だけに、適度な氷柱が出来るのを予測するのは難しい。

そんな訳で10日間くらい通って、2月7日前後だけが比較的良い条件だった。

アカウソの♂と♀

ヤマガラ

マヒワ♂3羽、♀1羽、ミヤマホオジロ♂1羽

シジュウカラ♂

ジョウビタキ♀

アカウソ♂


今年の西日本は寒波が来にくい気圧配置が多く、雪も氷も少ない。
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数日前にシロハラのお肉を腹一杯食べた・・・と思われるモズの♂若。

今日のお昼ご飯は私と同じで質素倹約です。

農耕地の小高い場所を移動しながら、田んぼや畦道の昆虫を狙います。

その確率は非常に高いもので、若いイケメンの子にしては巧い。

だから大きな獲物も仕留められるのでしょう。

・・・若かりし頃の私の釣りは、こんな感じだったのでしょうかね?





若モズ君、あとは自分が犠牲にならない様に注意するだけですね(^_-)-☆
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子供の頃、飼っていたメジロを囮にメジロ捕りしている時、その場を離れたら首の無くなったメジロが鳥籠の中で死んでいた。親父からモズの仕業と習った。籠の中のメジロを狙って狩りをしても、胴体が籠から出ないのでそうなると・・。

モズが小鳥を襲うことはその当時に知って、百舌の速贄(もずのはやにえ)も知識として得た。また、モズがメジロのグゼリを鳴き真似している姿も見ているし、ハゼの実を食べるモズの姿も確認している。

健全なメジロやシジュウカラ・ヤマガラなどが、近くに来たモズを警戒して5m位の所まで何度も近付き、警戒鳴きを繰り返すのも目撃している。健全な小鳥たちにとって、姿の見えるモズはさほど脅威でない事も知り得ている。

・・・

今回は県民の森の一角で、たまたま見つけたトラツグミが居たので停車。すると一羽のジョウビタキが近くで動き、その向こうでモズが飛ぶのも見えた。

直後に車の直ぐ傍で2羽の小鳥がもつれながら道路際に落ち、ギィ~ギィ~と悲鳴が飛ぶ。小鳥の喧嘩と思ってカメラを向けると、モズがシロハラを狩っていた。悲鳴を聞いて、近くでメジロとヒヨドリが警戒鳴きも始めた。

自分より大きい感じのシロハラをモズは押さえ込み、首に一撃を加えた様でシロハラの悲鳴は最初の悲鳴に続き、直ぐに2度目の悲鳴を上げた後は声が出なくなり、頭を持ち上げる事も無くなっていった。

モズは繰り返し首を攻撃しており、推測だけど最初の一撃で首の骨を切断、次からは窒息を狙っている様にも見えた。シロハラは尾羽を広げたり、羽をバタつかせたり、足を盛んに動かしていたけど、写真を確認すると4分で息絶えている。

モズは大きな獲物を持ち去ろうと、何度も飛ぼうとしたけど50㎝位移動するのがやっと。草むらに移動するのはかなりの時間を要すと判断、その場を後にした。

未だ若い♂のモズにしてみれば狩りは大成功。シロハラにしてみればこの場所を越冬地に選んで、一瞬の油断が命を終える事になった大失敗。

昆虫などの命がシロハラに引き継がれ、その命はモズへとバトンタッチされた瞬間でした。地球上全てで、命のリレーが繰り返されているのを実感しました。






この後、頭が動かなくなった





最後の羽ばたき

窒息成功?脚の動きも無くなった

移動開始

重いので大変そうです


貴重な体験をさせて貰いました。
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小鳥たちにとって非常にヤバイ猛禽が、ハヤブサ・ツミ・ハイタカ。

次にヤバいのが、オオタカ・チュウヒ・チョウゲンボウなど。

その次がノスリ・クマタカなどが舐められており、トビは論外です。

更には小鳥達にとって、モズ・カラス・カケス・大型鳥類も油断出来ない。

但し、これらのランク付けは私見でのランキングだから参考程度に・・。

今回は冬において超危険な猛禽である、ハイタカが写真の主役です。

2羽が舞っていたら更に一羽が来て、偶然1枚だけ撮れた

何度か2羽がバトルを繰り返していた

バトルは三つ巴か2羽だけなのかは不明

腹が茶色っぽい個体も・・

今朝の産山は雪が舞っていた

アトリの群れを狙ったけど・・


捕食者が居ると言う事は、自然が健全な証拠ですね。
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12月11日から米水津で越冬しているのは、迷鳥のハイイロオウチュウ。

クロを頼まれていたので、潮を見て千畳敷手前のシズミ瀬を目指す。

その前にオウチュウの場所へ7時10分到着、8時20分まで観察した。

今回は珍しい事に鳥見客が一人も居ない。初めての事かな?

8時頃に一回だけ姿を現したハイイロオウチュウ・・・お久しぶり(^^♪

iso2500・ f7.1・SS1/100・補正値₋1.3・7時59分(右の枝も好き)

ss1/100ではこの程度しか止まらない

空の展望所から・・・鳥見の後はシズミへ行きます


3月中旬位までは、この場所で越冬を続けて囀って欲しい(^_-)-☆
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今はもう、めったに使われなくなったアベックと言う言葉。

今はもう、大分の各所で普通に確認される様になったガビチョウ。

今はもう、ガビチョウの鳴き真似にも騙されなくなった。

コジュケイ・イカル・サンコウチョウ・クロツグミ・アカショウビン・ヤイロチョウなどの鳴き真似を、ここ30年くらいで聞き分けてきた。

今はもう、姫島と深島以外では普通に鳴き声が聞けるのです。

山の朝

おはよッ

お前あっち、俺こっち


強くて騒がしい特退外来種は、今後も増え続けるでしょう。
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午後から水辺にお邪魔して来た。
いつもの様に常連の小鳥たちに交じって、幸せの青い鳥も来てくれた。

水場の傍のハゼノキには沢山の実が残っているけど、減り方が少ないから薄皮の栄養価が少ないと睨み、昨日からストックハゼの実を置いて食欲を試している。

昨日置いての今日だけど、数羽来ている内の♂の一羽が置いたハゼの実を食べてくれた。3月中旬を過ぎるとミツバツツジの花が咲くから、北帰行前のルリビタキとコラボ写真が撮れるかも知れないですね。

ストックハゼの実を食べに来た♂

ココに来るルリ男の一番綺麗な♂


早朝のチェックは芳しくなかったけど、積み重ねが大切です(^^♪
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冬鳥のユリカモメは、冬季の県南で良く見かけます。

白い体に白い尻尾、赤い嘴と脚が特徴的で綺麗です。

でも鳴き声はギャ~ギャ~と、体に似合わず可愛くない感じ。

ウミネコ・ユリカモメ・セグロカモメは、釣りで良く見かける鳥たち。

蒲江の入津湾(にゅうづわん)では、セグロカモメをあまり見ない。

・・・写真は全て逆光方向です














ユリカモメの若とウミネコも



ユリカモメとウミネコの大きさ比較

水浴び








仕掛けを投入すると5分位は撮影時間がとれるから、ついつい撮ってしまう。
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大分には、ウミネコの集団営巣地として有名な高島が有るけど・・

高島周辺の磯や海域は、漁業調整規則でアミ・オキアミのマキエ禁止。

だから、この島には釣りでほとんど渡らない。

野鳥などの調査で行く機会が有ったけど、天候不順で中止。

島へ渡す運賃は、磯釣り料金をそのまま流用するので高いのもネック。

今回のウミネコは、蒲江のカセ釣りの合間に撮影したもの。

若い個体から成鳥までを見る事が出来ましたが、水鳥は詳しくない。

自分の判断で彼らの年齢を推測してみました。

ウミネコ 第2回冬羽?

ウミネコ 第3回冬羽?

ウミネコ成鳥 4年か5年以上

冬鳥で来ているユリカモメ


冬はエサが乏しいから、釣りのマキエに寄ってくる海上のエサ取り。











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蒲江のカセ釣りの前に米水津に寄って、ハイイロオウチュウのチェック。

7時前から待っていたら、近くにオウチュウらしき鳥影が来て去った。

一羽で黙って来て直ぐに去ったから、おそらくハイイロオウチュウです(^^♪

直ぐ後にアオゲラが登場、オウチュウの好きなクヌギの幹に来てくれた。

暗いから、iso5000・f6.3・ss1/15秒の手持ちで何とか証拠写真をゲット。

仲間が2人増えて3人でチェック、鳴き声だけは良く聞こえました。

12月11日から越冬中。8時にはチェックを終了、一路蒲江へ・・。

アオゲラの♀

いきなり来て一生懸命に鳴く、おキクちゃん


今日のバーダーはハイイロオウチュウを写せたのかな?
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小鳥たちが羽毛を立てて膨らむ時は・・・

体調不良の時・寒い時・休んでいる時・・・などの理由が多い。

常時膨らんでいる小鳥を見たら、体調が優れていないと判断する。

寒い時の膨らみは、ゆっくりしている時や少し休憩に近い場合。

休んでいる時の膨らみは、脚は見えなくて鳥が枝に座っている時。

これまで確認した中で羽毛が柔らかい小鳥は、ソウシチョウかな?

冬は小鳥が丸くなる確率が高いから、可愛い絵を撮れる(^^♪

少し丸くなっているルリビタキ♂

我らのアイドル・・ヤマガラちゃん

ルリビタキの♀

ミヤマホオジロの♂

子供の頃から親しんできたメジロ


寒い冬に撮影できる、丸まった小鳥たちは可愛い(^_-)-☆
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2016年、坊主山の林道横のスペースに初めて水場を設置。

当初はプラスチックの桶でしたが、タンクを据えたり石で削ったり・・。

撮影よりも、先ずは小鳥たちが安心して水場を利用出来る事を最優先。

猛禽や小鳥を狙う獣に対応できる、ブッシュを利用しての設置です。

寒い冬で辺り一面が凍った時、特に良く利用してくれるようになった。

ヒヨドリ(留鳥)

ミヤマホオジロ♂(冬鳥)

シジュウカラ♂(留鳥)

ルリビタキ♀(漂鳥)

ルリビタキ♂(漂鳥)

メジロ夫婦(留鳥)


カケス・アオゲラ・アオジ・ヒガラなどは、時々しか来てくれないけど・・。
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久し振りにゆっくりと起きて、近場で水鳥を待つも目的の鳥は現れず・・

天気が芳しくないので鶴見岳行きを諦め、鶴を見に行くことに。

タンチョウの探鳥を3人で・・満潮は11時頃だから海には居ないと判断。

採餌場に直行すると前に居る。他の探鳥者はだ~れも居なくて独占です。

100m以上離れているけど、結構警戒して右に行ったり左に行ったり・・

中々採餌しませんでしたが、他のバーダーが来てから離れつつ漸く採餌。

こちらも最初に止めた位置から動かず、エサを啄ばむ様子を眺めます。

飛翔も期待したけど制限時間が迫り、採餌中に私たちは静かに退散です。

ツグミの群れと・・

カラスと・・・

トビと・・・

もう一羽と・・・妄想です(^^♪


貴重な体験をさせていただく自然に感謝です(^^♪
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3日間連続寒波による、由布・鶴見岳の冠雪はかなりのものだった。

昨日は朝から徐々に等圧線の間隔が伸びて、雪を解かす午後になった。

阿蘇から四駆主体で、牧ノ戸峠を通って鶴見岳ロープウェイへと移動。

11時前~13時30分頃まで、アトリ5・6羽、コゲラ2羽、バギマシコ1羽。

雪解けが思ったより早かった事。土曜日で人が多かった事などが・・

飛来数が少ないとは思うけど、ハギマシコとの出会いは少なかった。

由布岳ほか

山頂駅

大分市内の日本製鉄

コゲラとアトリ

3羽のアトリに交じっていたけど飛んだ


次に雪が積もって風が凪いだ時に再訪問予定。
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