磯のグレ釣りが好きな大分の釣り師、池永祐二。2006年からの“磯にはいつも夢がある”を継いでいるブログです。還暦を過ぎ、現役から一歩退いた形になりましたが、釣行記や趣味としての鳥見などを主体に、自然の素晴らしさを記録しています。
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子供の頃、飼っていたメジロを囮にメジロ捕りしている時、その場を離れたら首の無くなったメジロが鳥籠の中で死んでいた。親父からモズの仕業と習った。籠の中のメジロを狙って狩りをしても、胴体が籠から出ないのでそうなると・・。

モズが小鳥を襲うことはその当時に知って、百舌の速贄(もずのはやにえ)も知識として得た。また、モズがメジロのグゼリを鳴き真似している姿も見ているし、ハゼの実を食べるモズの姿も確認している。

健全なメジロやシジュウカラ・ヤマガラなどが、近くに来たモズを警戒して5m位の所まで何度も近付き、警戒鳴きを繰り返すのも目撃している。健全な小鳥たちにとって、姿の見えるモズはさほど脅威でない事も知り得ている。

・・・

今回は県民の森の一角で、たまたま見つけたトラツグミが居たので停車。すると一羽のジョウビタキが近くで動き、その向こうでモズが飛ぶのも見えた。

直後に車の直ぐ傍で2羽の小鳥がもつれながら道路際に落ち、ギィ~ギィ~と悲鳴が飛ぶ。小鳥の喧嘩と思ってカメラを向けると、モズがシロハラを狩っていた。悲鳴を聞いて、近くでメジロとヒヨドリが警戒鳴きも始めた。

自分より大きい感じのシロハラをモズは押さえ込み、首に一撃を加えた様でシロハラの悲鳴は最初の悲鳴に続き、直ぐに2度目の悲鳴を上げた後は声が出なくなり、頭を持ち上げる事も無くなっていった。

モズは繰り返し首を攻撃しており、推測だけど最初の一撃で首の骨を切断、次からは窒息を狙っている様にも見えた。シロハラは尾羽を広げたり、羽をバタつかせたり、足を盛んに動かしていたけど、写真を確認すると4分で息絶えている。

モズは大きな獲物を持ち去ろうと、何度も飛ぼうとしたけど50㎝位移動するのがやっと。草むらに移動するのはかなりの時間を要すと判断、その場を後にした。

未だ若い♂のモズにしてみれば狩りは大成功。シロハラにしてみればこの場所を越冬地に選んで、一瞬の油断が命を終える事になった大失敗。

昆虫などの命がシロハラに引き継がれ、その命はモズへとバトンタッチされた瞬間でした。地球上全てで、命のリレーが繰り返されているのを実感しました。






この後、頭が動かなくなった





最後の羽ばたき

窒息成功?脚の動きも無くなった

移動開始

重いので大変そうです


貴重な体験をさせて貰いました。
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