磯のグレ釣りが好きな大分の釣り師、池永祐二。2006年からの“磯にはいつも夢がある”を継いでいるブログです。還暦を過ぎ、現役から一歩退いた形になりましたが、釣行記や趣味としての鳥見などを主体に、自然の素晴らしさを記録しています。
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下流側に基地を作って約一ヶ月。

ヤマセミのレストランを設置して一週間。

初めて三脚とカメラを持参すると・・・

生と死のドラマが次々に展開されました。

生きる事は死の上に成り立っている事を再認識。

直ぐ傍で一部始終を納めたいのですが・・・

制約された場所から、無音のシャッターを押し続けました。

下流の基地周辺はこんな感じかな?

カイツブリ♀とカワムツ

カワセミ♂とオイカワ

ヤマセミ♀とアユ♀ (カゴの木で作ったレストラン)


繰り返される生と死のドラマ、これからのシーズンでも確認出来ます。
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久し振りの県民の森、防火水槽のカラスザンショウを覗きました。

ツㇼㇼ~~~~~・・・ツㇼㇼ~~~~~と数ヶ所から鳥の声。クヮクヮクヮクヮクヮ~~~と続いて鳴く声が少ないので、シロハラ以外に他の鳥も居ると思ったら・・・

カラスザンショウに鳥が入ってきました。続いて数羽、更に一羽と続き、合計5~6羽は入りました。入って群れが出来る行動はシロハラ以外の小鳥、予想を立てて双眼鏡で確認すると、案の定マミチャジナイの群れがカラスザンショウの実を啄んでいます。

カラスザンショウにマミチャジナイは初めてです。私の場合、ムギマキを撮ったらカラスザンショウはチェックの対象から外します。でも、ムギマキを撮る事の出来ない今年は、カラスザンショウのチェックが続いており、嬉しい出会いが出来たのです。

撮影中、すぐ後ろで濁った小さな声でカッカ・・・カッカッカ・・・とルリビタキの声。私の目線の前に来るのを待っていたら、逆光側の3m位の所に来てくれました。動くと逃げられるのでカラスザンショウに入るのを待ちましたが、他の場所へと・・・

シルエットですが綺麗なオスだと判断できました。今週一杯はムギマキチェックを行いますが、カラスザンショウでの綺麗なオスのルリビタキも撮れるかも?

カラスザンショウのマミチャジナイ ♂

♀でしょう

マミチャジナイには年に一度会えれば良い方です
 
2羽を同時にやっと撮れました

こちらは比較のシロハラです


宇佐市方面でムギマキ情報あり、ここには来てくれないのでしょうか?
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県民の森、ムギマキはどうして立ち寄ってくれないのでしょうか?

10月20日以降、早朝の時間を利用してカラスザンショウを見ているのですが・・・

今年はこのまま出遭うことがないのかもしれません。

ついでのヤマガラたちには、いつもの様に挨拶をして山を降ります。

久し振りに七瀬川の下流側に行って基地を覗くと、更に下流で2羽のヤマセミ。

置き忘れていた鉈を持ち帰り、研いであげました。

県民の森のヤマガラハウス周辺の秋

この場所の住人はヤマガラ達








馴れたヤマガラにも序列があり、私が歩いていても近づくのは2羽だけです。
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冬鳥の代表格。

山から農村地から市街地の公園などまで・・・

ヒッ・ヒッ・・・カッカ・・カッカ・・とお辞儀をしながら鳴きます。

ガードレールの上や杭の上、木々の頂上付近などが好きですね。

縄張り意識が強く、車のバックミラーに姿が映ると攻撃開始。

その姿はあなた自身ですよ~~。

自分の姿が映った窓ガラスなどに目がけて突進し、脳震盪も起こします。

ガラスやミラーには十分に気を付けて下さいね。

♂♀2羽とヤマガラ。もしかして番いだった?この二羽はバトルをしない不思議さ

メスです

オスです

黄葉と一緒に・・


背中の色合いから、オスは昨年この場所に居た個体と判断しています。






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ここ2週間ほどは山のカラスザンショウをチェック中。

主として3本の木を重点的に見ていますが、目的のムギマキは現れません。

時期的に今がピークと思いますが、あと10日間くらいは気にしていたい。

夏鳥の数がめっきり減って、冬鳥たちが多くなっていますね。

昨日と今日の朝に確認した冬鳥たちは・・・

ジョウビタキ・シロハラ・ミヤマホオジロ・アトリ・ウソ・マヒワ達などです。

夏鳥のキビタキ ♀・・と判断

キビタキ ♂ 第2回冬羽と判断

冬鳥のジョウビタキ ♀

ジョウビタキ ♂

冬鳥のミヤマホオジロ ♂

冬鳥のシロハラ ♂かも


旅鳥のムギマキには遭えないのでしょうか?
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今朝、河原沿いの土手の歩道を歩いていて撮りました。

ホオジロに交じって2羽くらい?別の地鳴き。

少し金属音に近いのですが、アオジやクロジとは違う鳴き声です。

小さ目の小鳥が動いたので撮影してみると・・・

眼に白っぽいアイリング・全体が黒っぽい嘴で脚は黒くはありません。

初めて見る小鳥で、調べるとノジコの様でした。





早朝7時前の七瀬川沿いの河原での出会い。
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10月の初旬に雨が降って、落ちアユたちは少し下流側へと移動しています。

それに伴って、ヤマセミの狩り場も下流側を使う確率が上がってきました。

下流側にも新しく撮影基地を作ったり、飛び込み台を設置したり・・・

昨日の確認では飛び込み台を使っているのが確認され・・・

今日はダイビングしてアユをゲットした・・・との連絡が来ました。

こちらの基地も2~3人ほど撮影が可能ですが、私のカメラでは遠い場所。

冬の鳥見に備えて、近い内に対岸にも基地を構え様と思っています。

この場所での食事が確認されています

飛び込み台を使い始めました


仲間たちが、ヤマセミにストレスを与えない鳥見を目指して・・。
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この写真は10月9日に撮った野鳥たち。

この次の日にはサメビタキは抜けて、オオルリの綺麗なオスが入ったらしい。

でも13日に覗いてみると、綺麗なオオルリもキビタキも見当たりませんでした。

夏鳥の大部分は大分県内を通過、遅い子が少しだけ追いかけている感じです。

最後の大物は旅鳥のムギマキですが、20日以降11月10日頃まででしょうか?

12日の七瀬川には、冬鳥のジョウビタキのオスが来ていたのが印象的でした。

大食漢のキジバトは5~6羽ほど来ています

ココのシジュウカラは少しだけ啄んでいました

ピン甘ですが、サメビタキはこの日のサプライズ

エゾビタキの通過は、まだまだ続いています

綺麗なキビタキは見納めになるかも?

今年はこの様なキビタキが5~6羽ほど出入りしました


明日の早朝に目が覚めたら、下流側のヤマセミを観察してみたい。
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毎年この時期には、待ち望んでいる小鳥が居ます。

その子は夏鳥のサメビタキです。

夏鳥と言っても大分では繁殖しないので、通過個体を見るだけ。

しかも沢山通過することは無くて、これまで何度か見ましたが全て単独。

今朝は七瀬川で一時間ほどヤマセミの動向をチェックした後・・・

一週間近くご無沙汰している、山のカラスザンショウをチェック。

いつもの留鳥たちに交じって、エゾビタキとキビタキが出入りしています。

まったりと寛いでいたら、少し色の違うヒタキが来ました。

ファインダーを覗いてサメビタキであることを確信。

撮影後、仲間へ連絡すると次々にやってきたのです。

TV出演の前に、今日の大物を僅かな時間で撮影完了。

この2~3年は毎年一羽は確認できています

彼も又人気のある小鳥で、遭遇するのは稀です

カラスザンショウの実を啄んでいました

飛びものは偶然の産物

比較のコサメビタキ、胸の不明瞭な縦縞模様がありません

比較のエゾビタキ、胸に縦縞・翼が長いので尻尾が短く見える


数人が撮影に成功。カラスザンショウの実を啄んでいるので明日も居るかも?
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今朝は川から山へと移動です。

9時前のカラスザンショウにスタンバイすると・・・

大体いつものメンバーに出会えます。

順次出入りをしていると感じていますが・・・

今年はキビタキの綺麗なオスが良く通過、もう4~5個体目くらい?

久し振りにコサメビタキも来ましたが、サメビタキは今どこですか?

この子は旅鳥のエゾビタキ

これからは夏鳥達 可愛いコサメビタキ

メボソムシクイも来てくれました

キビタキのメス

オオルリのメス

オオルリのオス若

キビタキのオス


通過個体は徐々に減っている? サメビタキやムギマキ・・来て下さい。
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9月下旬の県民の森、カラスザンショウに来た小鳥達。

実を食べるもの、虫を狙って来るもの、小鳥の出入りに興味を持つもの・・。

色々な目的で来ていますが、私は来るものを拒まず主義。

人も小鳥も魚も、みんな同じように歓迎です。

眼の白いリング、全体的な美しさからオスのメジロ

アオゲラのオス若と判断

夏鳥、オオルリのオス若

旅鳥のエゾビタキ

夏鳥、オオルリのメス

夏鳥、サンコウチョウのオス若(第二回冬羽?)

夏鳥、キビタキのメス


まだまだ、小鳥たちは移動中です。
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七瀬川にヤマセミ基地を設置して撮影し始めたのは2009年の秋。

以前にも書きましたが今年の七瀬川のアユは健在で、基地の前には落ちアユがかなりの群れを作っています。昨年はアユが少なく、飛び込み台の設置を断念していましたが、アユの多い今年は対岸にヤマセミの飛び込み台を二つほど設置しました。

19日の午後からは下流側に枯れた竹を利用して1本設置。設置作業中、木に登った私の直ぐ下にヤマセミが来て、3~4mほど下から私を見るなり上流へと飛び去りました。

20日の早朝には10mほど上流側に、枝落ちした生竹を2本目として設置しました。昨日は仲間からの連絡で、下流側の止まり木にミサゴが止まったとの事。

今朝早くに現地に入ると、下流側の止まり木にヤマセミのメスが止まり、早速川へダイビングしましたが失敗でした。しばらくすると再び止まりに来てくれました。数分後にはオスも来てくれて、設置から二日目で二羽が並んでくれたのです。

更に、メスが去った後に止まり木から飛び込んだオス。早くも狙いのアユをゲットしたのです。その大きさから最初はカマツカと判断しましたが、PCで見ると明らかにアユだったのです。後は基地直前にあるレストランを使うだけですが・・。

水面から7~8mくらいのアプローチ台は、ヤマセミの飛び込みに丁度良い高さ

アユを咥えていましたが遠い。遠くになったのは理由があります

基地前のレストラン。以前の止まり方ではありません。これも理由があります

本来はレストランからの水浴びがやりやすいのですが・・・理由があります

ヤマセミは食事後には必ず水浴びをします

完全に水没します

上がる時には少し泳いでから飛び立つことも・・・


今年はこんな絵は簡単には撮れません。昨年までの撮影は出来にくい状態です。
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七瀬川のヤマセミ基地の前にはカワセミも来てくれます。

基地から直ぐ下流側の直近に、ココを利用する誰かがカワセミ用の止まり木を設置してくれました。でも、その止まり木の位置は、カワセミがエサを求めて飛び込むには水深が深い位置で、止まり木もアプローチとして使いにくい枝の出方でした。

昨日、佐藤さんと一緒に基地のネットの前面に、竹を立てかけて偽装工作をしたついでに、カワセミの止まり木も修正しました。アプローチをしやすくするのと、傍に小魚が来てくれる様に、脇からの流れを修正して魚の隠れ家も施したのです。

今朝は5時20分頃に照明を持って入りました。6時前にヤマセミが下流側へ移動していきます。6時20分頃、カワセミが修正した止まり木に止まってくれました。

直ぐに飛び込んだものの、水音がしません。咥えて上がって来たのはカエルでした。かなりの大型だったので、止まり木に何度も打ちつけてから呑み込みます。

以前の止まり木では、止まったのを一度も確認できていませんでしたが、昨日の夕刻に修正したら、今朝早くから使ってくれたので効果は早くも現れた感じです。

6時頃にはヤマセミ用の止まり木(レストラン)に来ました

カワセミ用で修正した止まり木には、声もなく静かに止まりました

高さは水面から1mくらいがベスト。10秒も経たない内に飛び出し・・・

咥えていたのはカエルでした

やっと呑み込む事が出来ました


止まり木などは、小鳥の習性を知ってから設置するのが望ましい。
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今年の県民の森のクマノミズキは、ほとんどの木々に実がありません。

夏鳥は順次南へ移動していますが、今の狙いはカラスザンショウの木。

木によって実の付き方は違いますが、沢山生っているカラスザンショウが狙い目。

実はまだまだ熟れてはいないものの、早熟の実は熟れているみたいです。

実を食べたり、木々の間に潜む昆虫を狙って小鳥たちが来てくれます。

今回は私の主観で選ぶ綺麗な小鳥を数種類ほど紹介します。

いずれも今日の早朝に撮った、出来たてホヤホヤです。

夏鳥で本州からやって来た、通過中のメボソムシクイ

留鳥のアオゲラ オス

夏鳥のオオルリのオス、たぶんココの住人です

オオルリのオス、南へ旅をしている途中の個体と思う

夏鳥のキビタキのオス、この子も数日前の子とは違います。南下中

今年生まれのオオルリのオス若、この子も南下中


この場所は10月中旬頃まで楽しめると思っています。
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夏鳥のセンダイムシクイ。

こちらでも繁殖しているので、ムシクイの仲間では最もポピュラーです。

今頃の時期からは、エゾムシクイとメボソムシクイも見かける事があります。

見分け方は、私としては難しい部類に入れています。

尾筒が黄色っぽいと、大体センダイムシクイ

同じ個体、この場合も尾筒の色で判断

同じ個体、この角度からだとセンダイムシクイと断定出来ません

同じ個体、頭の中央にある頭央線がセンダイムシクイを固定できます


一番間違わないのは囀りの違いですが、普段は鳴きませんね。
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