湾内対岸のイケス周りは、カタクチイワシが表面で小さな粒子のマキエを食べ尽くし・・5~8m付近までサシエが届くと23㎝前後のサバゴにやられてしまいます。
11時前にギブアップ。沖のイケスへと移動・・・というか逃げました。
下げ潮はかなり速く、マイナス3Bのウキにガン玉Bを二つ打って狙います。小型へダイが2枚ほど来ましたがリリース。その後1枚来て呑込まれたのでキープ。
潮が緩くなってからは、マイナスBのウキにガン玉Bを付けて狙うも、更に潮が緩んだのでガン玉を外すとチダイやヘダイが喰ってきます。更にオオモンハタも来ましたが、その後は潮が速くなった事と、マキエが無くなってしまったので納竿しました。
ヘダイは35m前後・チダイは20~25mくらい・オオモンハタは30mくらいのタナでした。水深は40m弱?フカセで狙うには少し深いですが、5~10月のマダイは20m前後で喰って来るので、この時期にはマダイが居ない様な気がしました。
・・・この場所については1~4月も狙い、年間を通しての釣果を知っておきたい。
湾内の表面はカタクチイワシが邪魔します
少し深く入れたら・・・こんなサバゴばかりで意気消沈
夏時期の強烈なアタリは一度も来ませんでした
キロ級のオオモンハタが今回は一番大きかった
最初の2枚をリリースした後は全てキープ、美味しく頂きます
冬型の気圧配置が続きそうですが、もう一回竿を振るかもです。
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私の対戦相手は金澤さんと森井君、場所は椛島周辺の“池の小島”3人で1時間交代で3時間の対戦。場所決めジャンケンで真っ先に負けて選ぶ権利無し、一番右側からのスタート。暗いので明かりを借りて仕掛けを作ったけど、予備の竿とリールを出して仕掛けを作ってしまいました。
今回の作戦、対象魚が35㎝以上のグレだったので、中小型のグレが喰っても直ぐにサシエを離す様に、道糸1.7号・ハリス1.7号8m・先糸2.5号1.5m・ハリはボイルグレ9号・ウキはスーパーエキスパートUE-G2・ガン玉G2・半遊動仕掛けでサシエはマキエから取った半ボイルと言う、トーナメント戦では考えられない様な仕掛けです。
1ラウンド目で1枚をキープして、あとはリリース。2ラウンド目では一番不利なポイントで竿を振って、数枚をリリース。この時にリールが予備品だと気付き、一番最後に入る本命ポイントへ行く前にリールを交換、半遊動からいつもの1000釣法へと仕掛けも変えて最終ラウンドへ。この時点でキーパーは1匹のみの釣果でした。
最終ラウンドでは遠投を行い左側のポイントも作っていた所、潮が若干変わって左側ポイントが沖に引かれ始めました。良い感じの潮を攻めるとアタリが連発。グレに変わってアイゴが釣れた時、予備竿に気付き、そのまま釣ってアイゴが更に多くなり、結局はグレを3匹ほどキープしていたものの、2匹が僅かに足りず完敗となりました。
五島はグレが沢山釣れますが、私達が対戦した場所や決勝戦の“平瀬”では、35㎝以上のグレはそれほど多くない感じでした。まだまだコッパグレが多い感じでしたが、35㎝がキーパーのトーナメント戦は五島だから面白い対戦が出来たのです。
30cm以上のグレを仕留めるトーナメント戦だったら、シニア世代にはちょっと酷なルールにもなりそうですが、主催者の配慮には感謝感謝の大会でした。
それにしても決勝に残った猪熊君、ポイントとして浅いマキエの入っていない場所からのスタートは、こちらから見ても可愛そうなくらいの苦戦。キーパーに届かないものの、沢山のグレを仕留めての3位は立派。準優勝の木村君、一回戦の戦いぶりは見事でした。決勝戦では僅かにキーパーに足りないグレも数匹。優勝者の森井君を追い詰めていました。
そして森井君、彼の釣技は10年ほど前に対戦した時から脅威に感じていましたが、釣技には更に磨きがかかり、人間性にも磨きがかかり、これからの日本の磯釣り界を背負って立つ人材まで成長していました。私の目に狂いが無かったことが嬉しいし、ナイスな名手としてこれからの活躍を期待するとともに、陰ながら応援したい逸材の一人!
この様な大会を企画して頂いた(株)釣研社様と釣研FGの皆様方には、衷心よりお礼申し上げる次第です。釣研FGに在籍していて本当に良かったです(^^)
平戸海上ホテルが大会本部でした
ライトアップされた平戸大橋
懇親会
皆さんと
マイクロバスで移動
瀬渡し海遊へと乗り込みます
一回戦を戦った3人
木村君
これもリリース
猪熊君
こちらもリリース
森井君
キーパーの取り込み
負け組の4人
名手3人
船長の竜ちゃん・・ありがと(^^)/
お世話になりました
流石の3人です
大会関係者の皆様方には大変お世話になりました。ありがとうございます。
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早朝の出発は一路米水津の若戎丸、9時過ぎの見回り便で沖黒へ・・
10年振り?のカベに上礁してオナガを狙ってみましたが・・・
大きなイスズミは沢山見えますが、オナガは不発?
磯際でアタるのは、イスズミの他に大き目の他魚ばかり。
10~15mほど沖はグレが少々、オナガらしきアタリも1~2回?
東のサラシはグレがかなり、ウドバナは45㎝クラスのオナガの取り込みなど。
16時40分に納竿のプライベート釣行でした。
いつもの若戎丸で・・・
2㎏級でも引かないブダイ
2㎏級だと結構引くカンダイ
1㎏級でもかなり引くグレ
日が暮れるのが早いです
釣りはこれにて一段落、あとはボチボチです。
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今年で9年目となる林(ラム)さんは、色んな釣り人を連れてやって来ます。
今回も二日間のカンダイ釣りの後、丸銀丸から五島へ3日間のグレ釣り。
今回のカンダイ釣りは、二日間共に沖一文字でやれました。
初日が10回のアタリで4枚の釣果。二日目は4回のアタリで2枚の釣果。
12人でアタリが無かったのは3人だけ。確率的には良い方でしょう。
オキアミ+グレナビ+押しムギのマキエでサシエは青ケブなど。
後はフジツボ・カラスガイ・カメノテなどの付着物を掻き落とし・・
カメノテのサシエで狙う方法をミックスさせてエサ取り突破です。
彼らの前向きな姿勢にサポートのやりがいも大きい。
・・・五島のグレは良い釣果になったのかな?
9㎏台は時々釣れますが、10㎏オーバーはここ数年お目に掛かっていませんね。
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初出場当時は33歳、九州地区予選は大分県の蒲江で開催され、100名近い参加者でトーナメント戦。あれよあれよと4回勝ち上がって初出場初優勝。その勢いで全国に臨みましたが5㎏対0㎏の負けは衝撃的で、G杯グレに火がついてしまったのです(^^)
翌年は敗戦要因の本流釣りをマスターし、1989年は3回戦まで進み、この時は三原名人に1匹差での惜敗でした。その後も挑戦すること数回を経て、初出場から13年目の2000年に五島で初優勝、続く2001年も五島で2連覇の偉業を果たす事が出来ました。
1988年は昭和天皇の御病気で延期。1990年・1992年・1994年はチヌの大会と隔年開催だったので、グレの大会はありませんでしたが、翌1995年から今年まで毎年開催。よって通算の開催だと41回目ですが、4回の未開催を引いて37回目のG杯グレなのです。
私がG杯グレに出場していた当時、九州予選はトーナメント戦で全国切符を争っていましたが、10年位前だったかな?全国統一で一発大会となりました。
全国大会の試合も以前はトーナメント戦でしたが、1997年から開催されたロイヤルカップのリーグ戦と審査方法を参考に、競技方法が大幅に変りました。この変更で一回戦で敗けて終わる選手が居なくなり、4試合を目一杯戦える様になったのです。
全国大会の人数は30年前は32名だったと記憶していますが、リーグ戦とともに48名の参加者に増えました。しかしながら昨年の米水津大会からは、36名まで人数が減っての開催。以前は優勝者に3年シード・3位までには翌年のシード権が与えられていましたが、2~3年前から、シード権は一律1年に変更されて今日に至っています。
2003年以降は同じ優勝者が出ておらず、全て変わっています。私は2005年からスタッフ参加でG杯グレに携わる様になっており、これからもお手伝い致します。
憧れのG杯、私の釣り人生を大きく変えた大会です。
私の釣り人生を大きく変えたG杯グレ
スタッフの打ち合わせ
懇親会前の組合せ抽選会
藤本大会副委員長の挨拶
初日は懇親会・二日目は敢闘祭をホテルで・・
各パート毎に抱負などスピーチ
米水津渡船組合の7名の船長たちは団結力が凄い
決勝トーナメントのマキエ作り
予選リーグの出港風景
良く走り回ってくれます
3位決定戦の鶴永選手・遠景は千畳敷の決勝戦
オナガも出てくれました
ベスト8の猪熊選手
惜しくも4位の大澤選手
お立ち台のヒーローと仲間達
G杯グレ・・・選手たちが素晴らしい。もちろん大会そのものも(^^)
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8時30分出港~16時納竿の行程は、大型マダイやアジのアタリは一度も無し。
最初は湾内の対岸、次に湾奥、そして沖のイケスと3ヶ所を廻りました。
沖のイケスはエサやり場所で狙っても、イケスの外の魚は反応なし。
この様な無反応は過去30回くらい竿を出して、一度も経験していませんでした。
二人で127歳の高齢釣り師に、蒲江の魚達がビックリして逃げた???
水深20mラインでオオモンハタ・小型マダイ・サンバソウ・ウマズラハギなど。
35mの水深で20m以上深く入れると、ことごとくサシエのムキミを取られます。
寒いわ、釣れないわ、どちらが疫病神だったのでしょうか(^^)
釣れんからラーメンでも・・
キロくらいあるかな オオモンハタ
二人でこれだけとは・・・とほほの釣果
次回の釣行をためらってしまう一日でした・・まっいっか(^^)
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私などのオブザーバーを含めて約20名くらいの参加者は、6時前から出港しました。西高東低の気圧配置は北西から西の強風で、釣り客は土曜日の数には見えません。
抽選順で上がった磯はビリから2番目、西川君と二人でワニの2番に上礁。鶴御崎の山を越えた強風は、釣り場の50~100m位に舞い降りて、東や南東の風となって私達をほぼ左正面から襲います。
今回の対象魚はグレ・マダイ・チヌの3魚種で3匹の重量を審査しますが、3魚種が最優先・次が2魚種・最後が1魚種の順位となるので、先ずは規定サイズのグレをキープして、次はマダイ狙いの2魚種3匹狙いの作戦でマキエとサシエを準備していました。
私は7時30分から10時前までグレ狙い。規定サイズの25㎝ギリギリは2枚釣れましたが、余裕でキープできるグレが釣れたのは9時過ぎ?10時前に止めてお昼のカップラーメン。体が温まったら、風裏で日当たりの良い岩場でお休みタイム。
12時から納竿時刻の13時30分までは、正面方向からの強風と戦いながら、遠投を試みますがマキエが戻りながらばらけたり・・・それでもグレバリ10号とガン玉Bを取り付けて、ボイルのサシエで狙っていると道糸が弾け飛びました。
やった~~~マダイ!!・・と思ったら37㎝のグレが踊り出て、強風の中四苦八苦しながらタモ入れです。そして遂に小型マダイが来たのが終了5分前の13時25分。マダイとチヌは長さ制限がないので、締めて腹を出してクーラー行きとなったのです。
2枚のグレとマダイを検量すると、なんと総合優勝!どこの磯も強風に泣かされたようですが、釣りの途中で3回程風に体を動かされたのは、本当に久しぶりの体験。
同礁の西川君、親父さんが北友会の大会で私と一緒だったとか。西川君ご本人も、木村君や足立君と同年代で私との釣行があったとか・・話を伺ってとても嬉しく思いました。その西川君、私が眠っている間に、本日の大物グレとなるキロオーバーも入れて5~6枚以上の釣果を出し、総合でも3位に食い込んだのは見事でした。
釣りライター協会の皆様・参加者の皆様・功明丸の船長、ありがとうございました。
昼寝の場所は風が当たらず、ぽかぽか陽気でバッチリでした
ワニの3番で良型グレを取り込む中山さん
朝一のグレはキーパーに僅かに足りませんでした
12時過ぎの釣り場正面は強風が吹き荒れ、飛沫も沢山掛かりました
私が眠っている間に、大物賞となるグレを仕留めた西川君
皆さんとの記念撮影は港で・・
西高東低の気圧配置ではベタ凪、風が弱ければ更に良い釣果が出る米水津です。
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今年のG杯は北高南低のぐずつき型気圧配置。この気圧位配置は北東から東の風が吹くので、大分県南部の磯には波が出始めます。更に3~4日にかけて寒冷前線が朝鮮半島から近づくので、南方向からの風に変り波長は短いものの、ウネリも伴います。
この様な状況で全国大会が米水津の磯で開催されましたが、渡船組合は組合長の松下船長を始め、7隻の渡船が協力し合って無事に大会を完結してくれました。
波が高くても安全な当番瀬が使える状況でしたが、予選リーグで一部の選手を当番瀬に上げると不公平が生じるので、あえて使わずに予備的な磯も使って頂きました。
現在はラインで一斉送信が出来るので、船長は船長同士・スタッフはスタッフ同士で状況の変化はリアルタイムで共有できるのが良い。二日間共に現場サイドの指示は、私が乗っている組合長の船から各船長へ・私からは現場スタッフへの連絡など。
総合的な指示系統は大会本部が行いますが、電話連絡とは違って文章や写真などを共有できるので、間違いが起こりにくく早いから確認作業の時間も取れます。
波が高くて使える磯が少ない中、組合長の船で使えそうな磯を確認にいく事も3~4回。決勝戦の会場や3位決定戦の磯なども、直前まで私と組合長が協議して磯の状況を見て、安全を確保できると判断しての決定、以前にはなかった運営です。
米水津の渡船は非常に協力的で素晴らしい。スタッフの皆さんもしっかりと責任を果たしてくれるので頼もしい。それにも増して、グレの大会に出場する各選手の人間性が高く、これぞ日本一を決める大会だと勝手に思ったのは私だけでしょうか?
5番のハナレ
高バエ
横島ロープ
ミチグイ
横島ロープ
ラクダ
松バエ?
マサカリの地
白子島 水道
白子島 西
棹立てハナレ
押し出のロープ
押し出のロープ
押し出の大バエ
沖の黒島 西のハナ
予選リーグの写真が多い。組合長が悪天候の中良く動いてくれたので撮影可に・・。
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H22年の国勢調査では長崎県の島数は971島で日本一だとか?その内、五島列島は約140島にもなります。長崎県の海岸線の長さは北海道に続いて第2位ですが、北海道で海岸線を利用できるのは、実際の所北方領土を使えない状態なので約30%減となり、実質的に海岸線を利用できる長さとしては、長崎県が日本一を誇っています。
釣り人の数に比べ、島や海岸線が数多くある五島列島は魚達が良く釣れます。最初は小型でも次第に型が良くなる傾向が強く、魚影の濃さを実感できます。グレやイサキが比較的細くて痩せ型なのも、魚の量に対してエサ(マキエを含む)が少ないから?
五島列島まで行って、ただ単に釣るだけではもったいないです。魚影の濃い場所では色々と検証が出来るからです。検証までしなくても、普段のホームでのキープサイズが30㎝ならば、五島では35㎝や40㎝以上に上げるなど、目標を高く持てばそれなりに工夫して釣る様になり、おのずとレベアップに繋がるからです。
マッ、そんな堅い事を考えずにグレの引きを満喫するのも有りですね(^^)
皆よく釣ってくれました。現実逃避は五島が良いのかも知れません。
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その数年後は、チームエキスパートグレを改名してTeamZeroSeaとなり、今回で8回目となる潮騒での釣り。他には3回程、ヒューマンアカデミー福岡校の学生達を連れての釣行も有り、私個人としては、更に過去のメーカー釣行も合せ13~14回の潮騒です。
主なポイントは相島周辺の磯と、有川に近い“山案中・野案中”島周辺。今回は二日間共に天気が良くてベタ凪だったので、相島周辺の磯が使えました。
平瀬の満ち本流は、大潮でほれぼれする激流。8時過ぎから3投だけ流して40㎝弱のオナガを2枚仕留めて終了。その後は馬の瀬方向を向いた浅場でキロ級までを数枚。お昼のデモンストレーションでは、潮止まりのため数枚のみの釣果は厳しい結果。
私はハリスとハリの大きさによる、喰いの違いをテーマに二日間釣りましたが、本流の3投はハリス2号・ハリは10号を使用しました。他の場所ではハリス3号で何枚も仕留めたし、8・9・10号のグレバリでも、かなりの釣果を出せた事です。
今回の相島は、中小型のオナガが多くて大型のグレ(45~48㎝級)が非常に少ない状況。嬉しかったのは40~45㎝のオナガが比較的各所で出た事かな?竿を曲げる分には30㎝前後のオナガが多いので、参加者たちは二日間共に楽しむ事が出来ました。
皆さん、良く竿を曲げてくれました。五島の磯は素直です(^^)
笑顔が絶えない五島の磯、満喫です!
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