今年のG杯は北高南低のぐずつき型気圧配置。この気圧位配置は北東から東の風が吹くので、大分県南部の磯には波が出始めます。更に3~4日にかけて寒冷前線が朝鮮半島から近づくので、南方向からの風に変り波長は短いものの、ウネリも伴います。
この様な状況で全国大会が米水津の磯で開催されましたが、渡船組合は組合長の松下船長を始め、7隻の渡船が協力し合って無事に大会を完結してくれました。
波が高くても安全な当番瀬が使える状況でしたが、予選リーグで一部の選手を当番瀬に上げると不公平が生じるので、あえて使わずに予備的な磯も使って頂きました。
現在はラインで一斉送信が出来るので、船長は船長同士・スタッフはスタッフ同士で状況の変化はリアルタイムで共有できるのが良い。二日間共に現場サイドの指示は、私が乗っている組合長の船から各船長へ・私からは現場スタッフへの連絡など。
総合的な指示系統は大会本部が行いますが、電話連絡とは違って文章や写真などを共有できるので、間違いが起こりにくく早いから確認作業の時間も取れます。
波が高くて使える磯が少ない中、組合長の船で使えそうな磯を確認にいく事も3~4回。決勝戦の会場や3位決定戦の磯なども、直前まで私と組合長が協議して磯の状況を見て、安全を確保できると判断しての決定、以前にはなかった運営です。
米水津の渡船は非常に協力的で素晴らしい。スタッフの皆さんもしっかりと責任を果たしてくれるので頼もしい。それにも増して、グレの大会に出場する各選手の人間性が高く、これぞ日本一を決める大会だと勝手に思ったのは私だけでしょうか?
5番のハナレ
高バエ
横島ロープ
ミチグイ
横島ロープ
ラクダ
松バエ?
マサカリの地
白子島 水道
白子島 西
棹立てハナレ
押し出のロープ
押し出のロープ
押し出の大バエ
沖の黒島 西のハナ
予選リーグの写真が多い。組合長が悪天候の中良く動いてくれたので撮影可に・・。
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