磯のグレ釣りが好きな大分の釣り師、池永祐二。2006年からの“磯にはいつも夢がある”を継いでいるブログです。還暦を過ぎ、現役から一歩退いた形になりましたが、釣行記や趣味としての鳥見などを主体に、自然の素晴らしさを記録しています。
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七瀬川の下流側の基地前、オスのヤマセミが下流からやって来て水浴びを2~3回。他の場所で狩りをして何回か水浴びをした後の仕上げかもしれません。

レストランと水浴びの飛び込み台を兼ねた低い止まり木は、撮影の一週間前に設置していましたが、オスもメスもこの場所を使っていました。この付近には100mくらいに渡って、水の近くに適当な止まり木がない事で、石の上で食事と水浴びをしていたのが解消され、お気に入りになって使う様になっているかもしれません。

このレストランは、基地に設置したカメラからの距離が10mもないと思います。使っているカメラは一眼レフとは違いミラーレス、よってレフ板が跳ね上がる機械的な音は一切ありません。だから、高速連写していても彼らには全く気付かれないのです。

エサをゆっくりと食べてくれたり、水浴びをして羽繕いをするなどは寛いでいる証です。カメラとレンズの性能上、気象条件と撮影条件が揃わない限り、高速での飛びものには無理があり、現在私が最も重要視しているのが、直近からの寛ぎポーズなのです。

今回紹介したヤマセミの写真は、私にとってはガッツポーズでした。

水浴びを2~3回

羽繕い・・・①

羽繕い・・・②

羽繕い・・・③

シャキッ


時々でも良いからレストランを使い続けて欲しい。
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大会の参加者は韓国から5名だけでした。日本からは17名が選手として参加し、合計22名が初日の宮之浦でリーグ戦を行い、5パートから6名を選出。その6名が更に戦って4名の選手が最終的に残り、翌日の五島での決勝戦を戦います。

開けて22日の午前中は、五島での懇親大会が11時過ぎまで開催されます。そしてメインイベントの決勝戦は12時から野崎島の西磯(人工の海水浴場横)でスタートでした。

干潮前後だと思いますが、潮の流れが一定しない中、選ばれし4人の精鋭たちは確実に釣果を得ていました。勝敗や順位は僅差の出来事で、バラシが数回と他魚に邪魔されたりして、4人の順位が決まった感じでした。

実感として、私の釣りはもういいかな?そんな考えがふと頭をよぎりました。加藤ちゃんは少し古い釣り師として置いといて、あとの3人はまだまだ伸び代を持ち合わせています。磨けば更に光る宝石の様な釣り師の戦いは、見ていて気持ちが良かったです。

後ろから見られていても普段の釣りをしなければなりません

独自の仕掛け論を持っている戸次(べっき)君

60㎝級のマダイを掛けた宮原君

安定した成績で他を圧倒する永田君

戦い終わって・・・

丸銀釣りセンターにはいつもお世話になっています


優れた指導者の居る大会には、有望な選手が集まります。
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アユを捕ったヤマセミは、石の上で3回程アユを叩きつけた後、一週間前に設置したレストランへアユを咥えて飛んで来ました。この場所で更に3~4回程アユを叩きつけて、ようやく食べ始めたのです。

レストランが無い時には石の上で食べていたのに、なぜ設置したレストランへ来たのでしょうか?私の推測は、木の方が爪が掛かりやすく打ち付けに力が入る。また飛び出しでも力が入りやすいので、危険を察知した時にも素早く動ける。と考えています。

この様なショットの数々は一見むごい様に見えますが、これが自然のありのままの姿です。私達人間は、あまりにも自然とかけ離れた生活に馴れてしまっています。言い方を変えると、家畜化された人間とも言えるかもしれませんね。

・・・少しだけ、ありのままの自然を感じて欲しいと思います。

石からレストランへ移動してきてくれました

何度も打ちつけた後、呑み込むために咥えなおします

アユを咥えてから飲み込むまでは、立派な冠羽はたたんでいるのが特徴

頭を上下前後に振りながら大きなアユを丸呑み

アユが大きいので休みながら

ここまでくれば奪われることはないですね

このページの最初の写真から、ここまでの写真は約3分の出来事です

呑み込んだ直後、お腹が凸凹。ノートリミングの写真です



この後水浴び。疲れたのか水浴びは2回しかしなかったので省略します。
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優勝は長崎の加藤直(なおし)さん、彼もまた現役のトーナメンターです。

彼は釣研WFGでの厳しいトーナメントで優勝経験があるものの、この大会では決勝戦に残る事はあっても、これまで頂点に立つことが出来ず、遅すぎる優勝です。

私は予選リーグの2回戦で彼と対戦しましたが、過去に4~5回程戦ってきて初めて負けました。彼の技は円熟味を帯びており、遠投釣法も投入精度がアップしています。

彼の取り込みの速さは天下一品で、ハリに掛かった魚が可哀相なくらいです。この取り込み方法は、普通の人が行うとバラす可能性が有るので、真似はしない方が無難です。彼の強引とも言える竿捌きは、永年に渡って磨かれた彼独自の技だからです。

決勝戦で彼の釣り姿を見る機会が多く有りましたが、横からの強い風には糸フケを出るがままに任せ、ウキから下の仕掛けがマキエから外れないようにしていました。これは環付円錐を使っているメリットを、最大限に生かすテクニックと判断しています。

彼のグレが総体的に型が良かったのは、遠投でマキエとサシエの同調が確実に図られていたと判断しています。私と戦った時にも、遠投で沖の潮筋を的確に攻め、一回り大きいサイズを掛けていました。今回は頭の光以上にオーラが輝いていました。

この姿は普通の人には出来ません。彼の釣り姿は若いし利にかなった姿です

魚を落とすかも?少しハラハラしながら見ていました

彼はサムライと言うよりも、野武士とか素浪人というイメージの釣り師

対戦相手が苦労していた釣り座で、会心の一枚

これを機に、もっと活躍して欲しい釣り師です


かとちゃん、優勝おめでとうございました。
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ヤマセミは、喉や胸に赤い斑点がないので♀です。

捕獲されたアユは尻ビレの形状と体色から♀と判断しています。

ヤマセミは水上の木々の枝で獲物を狙い、頭から水中へ突っ込みます。

魚をゲットすると、近くの低い木や岩の上に持ってきて食事。

食事が終わるとその場で水浴びを繰り返します。(だから低い足場で食事)

小型は簡単に飲み込みますが、大型の場合は魚を叩きつけた後に食べます。

9月頃から今の時期までの七瀬川だと、主として落ちアユを狙って狩り場を構えます。

ヤマセミにとってアユは腹を満たすには丁度良い大きさ。(23~25㎝)

スマートな魚なので食べやすい。滑る魚なので、たぶん喉越しも良い。

朝と夕方、1匹?づつ食べれば後は安全な所で寝て過ごせる・・。

今時期のアユはヤマセミにとっては格好の獲物と言えるでしょうね。

飛び込み台から発進してアユをゲット~いつもの石へ持ってきました

咥えた位置が少し後ろ側だったので・・・

魚を上にあげて咥えなおします

叩きつけるのにちょうど良い位置を咥えて振りかざし・・・

思いっきり石にアユを打ち付けます。翼はバランス取り

この場所で3回程打ちつけると・・・

アユは血を流してかなりダメージを受けます


自然界は常に弱肉強食のドラマの繰り返し。現実を知ることが大切です。
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2002年に“日韓親善グレ釣りトーナメント”として産声を上げ、第2回大会から私は参加させて頂いています。2005年は韓国での開催予定でしたが、台風だったかな?韓国の地が大災害に見舞われて、その年だけは開催を自粛し、2008年まで合計6回開催。

“国際sportsfishingグレcup”には2009年から改名し、今年が7回目の開催で通算13回目の交流です。この大会、二国間のクラブが手弁当で開催していることが凄い所で、異国間交流としては他に類を見ない行事かも知れません。

韓国のZeroFGと日本の福岡グレ競友会・・・両国の釣りクラブのトップである、ミン会長と福住会長の志が一つでなければ、ここまで継続することは出来ないでしょう。

お二人の志に感銘した私は極力参加していますが、実は結構出費がかさむ大会なので、他の釣りで我慢することもかなりあります。でも優先順位としては相当に高い大会だし、出費以上に実になる大会でもあり、沢山の方々との交流も我が身を磨けます。

現在では、大会参加者のベスト3に入るほどの高齢者トーナメンター??
頭皮が見え始めています。白髪は増えています。体幹がぶれています。磯を歩く時に時々フラリ。でも竿を振ると、なぁ~~~んにも考えず釣りに没頭するのです。

釣果が落ち始め、魅せる釣りにも陰りが出ていますが、これまで培ってきた技や知恵などは若きトーナメンター達に伝授することは出来ます。これが有る限り参加させて頂きたい大会です。

これまでの私の成績
  2003年第2回大会     優勝  (五島)
  2004年第3回大会     優勝  (済州島)
  2006年第4回大会     準優勝 (五島?)
  2013年第(通算)11回大会  優勝  (五島)

リーグ戦の4人、右の加藤ちゃんは私より若いけど・・・まぶしい!

いつもの丸銀丸の高速艇に分乗して

一回戦は金澤さんと、前半のイスズミに邪魔され出遅れてしまい完敗

二回戦の加藤ちゃんと、1敗同士の対戦は加藤ちゃんに軍配

3回戦はカンさんに勝ちましたが写真がなくて申し訳ない


2勝1敗がカンさんと加藤ちゃん、私が3敗したらカンさんが抜けていた。
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下流側に基地を作って約一ヶ月。

ヤマセミのレストランを設置して一週間。

初めて三脚とカメラを持参すると・・・

生と死のドラマが次々に展開されました。

生きる事は死の上に成り立っている事を再認識。

直ぐ傍で一部始終を納めたいのですが・・・

制約された場所から、無音のシャッターを押し続けました。

下流の基地周辺はこんな感じかな?

カイツブリ♀とカワムツ

カワセミ♂とオイカワ

ヤマセミ♀とアユ♀ (カゴの木で作ったレストラン)


繰り返される生と死のドラマ、これからのシーズンでも確認出来ます。
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21~22日の二日間に渡って開催されました。

優勝は加藤直さん。

いつも良い所まで進んでいるものの、優勝には縁が無かっただけに・・

悲願の頂点をやっと獲れた・・・と言う感じです。

私は予選リーグで敗退しましたが、加藤さんの援護射撃として活躍?

毎年素晴らしい大会を継続して頂いている両国のクラブ・・・

福岡グレ競友会と韓国のZeroFGの皆様方には感謝しています。

決勝戦の会場で全員の記念写真

それぞれの上位入賞者(メイン大会は左の成績)


自宅には22時20分頃帰宅、関係者の皆さんお疲れ様、ありがとうございました。
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Mongol800のライブが17日の夜にホルトホール大分でありました。

私は野鳥講座の講師として、大分市能楽堂でレクチャーだからライブには行けず・・。

ライブ終了後の22時過ぎから0時まで、モンパチのサッシと一緒に宴席です。

サッシとは2008年から、㈱がまかつの紹介で付き合い始めて今年が7年目。

その間、グレやカンダイ釣りなどをレクチャーしたのが本当に懐かしい。

今ではTeam Zero Sea に会員登録してくれて、私達と一緒に活動することも。

今回の宴席はTeam Zero Sea の段取りにより、大分市内の一角に集まったのです。

モンパチは全国ツアーの真っ最中。17日は大分・18日は熊本・20日は群馬です。

ハードスケジュールの中、仲間を大切に思ってくれるサッシには感謝です。

全国ツアーの成功と、その間に行われるG杯グレ全国大会の健闘を祈っています。

ジャンケン大会の準備中

久し振りの仲間たちとの交流

楽しい時間はアッと言う間です


準備からの一連ご苦労様。サッシ・皆さんありがとうございました。
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大分市産業振興課が主催している“森のべんきょう会”を11月17日に約30名で実施。通算3回目の夜は、小鳥の観察や写真撮影ついての注意点などです。

森に入る時には危険がいっぱいある事。経験談からスズメバチに刺されて処置までの一連や、スズメバチが足の親指に止まって食事をしてくれた事。山奥の原生林の中で私に同行したTVカメラマンにヤマヒルが着いてタバコの火で処置した事。3月のジネンジョ掘りで、マダニが体験者に取りついた事、その他色々とお話ししました。

植物では、サンショウ・イヌザンショウ・カラスザンショウ・フユザンショウ・ナワシログミ・イラクサ・ジャケツイバラなど。今回は資料が有りませんでしたが、今後必ず必要になる危険な動植物については、写真を集めて資料を作成していくつもりです。

また、野鳥には近づける距離が種類によって異なる為、観察基地を設営したり、簡易ネットを張って待ったり、自分自身がカモフラージュできる工夫をする事も伝授。

ちなみに私の講座は19時00分~20時30分まで、Mongol800のホルトホールでのライブは19時~21時過ぎまで・・・私の講座の調整は5月頃だったので、7月頃にモンパチのライブと重なっているのを確認しましたが、日程の変更はしませんでした。

・・・モンパチのサッシとは知り合いなのね・・・

綺麗な桜の花を愛でる時、足元の草花に注意していますか?

小鳥たちが一番怖いのは猛禽類、次に小鳥を食べる獣たち、最後に人などです

警戒心の強いヤマセミやオシドリは基地を作って観察

私が目指す小鳥たちの寛ぎポーズ。キビタキ♀が片足で休んでいます


1時間30分は体験談を含めると短い。質問コーナーが少しだけになりました。
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福岡での授業が終わって、いつもの様に西鉄天神高速バス乗り場でバスチケットの指定券を申請して、チケット売り場から出て2~3歩ほど進むと・・・

7~8m先でバス待ちをしていたと思われる女性が、突然前のめりに倒れて行きました。ドスンと言う鈍い音を立てて・・・付近の人達はあっけにとられて身動きが出来ません。

走り寄った私はその女性を抱きかかえながら

「大丈夫ですか?・・大丈夫ですか?・・大丈夫ですか?」と3回程声を掛けると

か細い声で  「すみません」  ・・・と言ってくれました。

ぐったりしているものの意識はある様で、更に上体を起こして少しホッとしました。

他の誰かが西鉄の職員さんを呼んでいます。

コーヒーショップの女性店員が、水と布巾を持って駈け寄ってきます。

直ぐに3人の職員さんが駆け付けてくたので、意識が有る事を伝えて職員さんにバトンタッチです。顎を切って少し血がにじんだ彼女には・・・

「救急車を呼ぶから大丈夫・・・」

と伝え、5mほど先へ歩いてバスを待ち始めました。すると乗車予定のバスより先に、3階のバス乗り場へ救急車が到着。救急隊員から倒れた直後の彼女の症状を聞かれ、体験したままの彼女の症状と、返事をしてくれた言葉を伝えました。

救急車に運ばれる彼女を見届けて、目的の高速バスが到着したので乗車。発車はバスの方で救急車は遅れて発車。大通りで救急車はバスを追い越して行ったのです。

普通の人達は咄嗟には動けない事を再認識した夕刻でした。

彼女には大事ない事を願っています。

一週間前の高速バス。この日は乗車人数が少なかったけど、雨天の今日は・・


何時この様な事になるかは全く分りませんが、咄嗟でも動く事を意識したいですね。
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私は物心がついた頃から釣り始め、昭和47年から本格的な磯釣りを開始、翌年には渓流釣りも始めました。磯釣りなどは続けていますが渓流釣りは止めています。

その理由は外来種が放流されたことに拠ります。大分県にはヤマメの棲む渓流とアマゴの棲む渓流が有りますが、漁協はヤマメとかアマゴと言う呼び名ではなくて、両種を混称してエノハと呼んで各地の渓流に放流していました。

どう言う事か分りますよね。ヤマメの渓にアマゴ・アマゴの渓にヤマメ。国内外来種として混じったのです。特に早かったのは大野川水系でした。この場所の渓流は本来アマゴ域。野生のアマゴに交じって放流アマゴが釣れても違和感が有ったのですが、ヤマメが釣れ始めた時には唖然とし、以後釣趣が無くなって昭和56年頃には止~めた!!

自己紹介ではこの事を少しだけお話ししました。

講座を受けていく中で、生物多様性条約を始めとして、種の重要性や遺伝子レベルでの保護などを教えられた時、私が嫌だと感じて手を引いた事に対し、自然保護協会も同じ目線で活動を進めている事に嬉しくなりました。

自分で出来る事は少ないですが、組織として活動するのであれば微力とは思いますがお手伝いすることも可能です。この様な考えを持つ人々を多くすることが自然保護に繋がって来ると信じています。現在は自然に係わらない・自然に手をつけない事が、自然保護に繋がると誤解している人々が多いのも事実です。

釣りをやっているから、鳥見をやっているから分ります。海や川や山の変化は、日々足を運んで意識を持って観察していないと、自然からのメッセージをキャッチすることが出来ないのです。そのような環境に居る私にとって今回の受講は宝物でした。

指導員講習会①はこちら

運営も講座の話し方も上手な小林さん

講師の方々は百戦錬磨でしょうね。本当に上手いです

最初の頃の一コマ、小休憩

終了前、みなさん腕章を付けています

阿蘇の麓の同志たちです


これにて指導員講習会の記事を終了。今後の活動は如何に・・・
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二日間の主な内容は・・・

初日の集合は9時。開校式後、午前中が野外実習①で自然観察の視点を学んで昼食。午後から講義が2.5時間で、自然保護(生物多様性など)。自己紹介が1.5時間~夕食入浴。夜の講義が2時間で自然観察会と指導員の役割。情報交換会の自由な交流が1.5時間~22時30分が就寝です。

二日目はオプション観察会を1時間して朝食。野外実習②が2.5時間。野外実習③が2.25時間と昼食、これは自分が観察会を主宰する題材作り。野外実習④では5人くらいの小グループに分かれ、一人ずつリーダーになり観察会を実施する。評価・書類提出~閉会式と続き、16時30分に解散したのでした。

兎に角自由な時間がほとんどなし。野外実習③の時だけが唯一の自由時間?とは言っても、野外実習④で主催者としての題材がなければ焦る時間帯です。幸いにも私が自然観察で良くやってきた、耳で観察する話しが無かったので題材は問題なし。

野外実習では色々な観察を行いました。特にミクロの世界を観察することが非常に多く、そのほとんどが目を使って観る事で、ルーペや顕微鏡も使いました。主催者の狙いとしては、野生生物界の元となる底辺を知る事と、どこでもやれる題材提供だと推測。

次に触る事が多々あり、その次に嗅ぐことでした。味わうことは言葉として出ていましたが、そのような状況にならなかったので、あえて私は桜の木から出ている木のヤニを舐めてみた所、数人が乗って来てくれました。

私が行なった耳での観察会(5分程度)では、先ずは目をつぶって色々な音や声・鳴き声などを聞いてもらい、その音や鳴き声などを文字などで表してもらいました。

物質の密度によって音の伝わり方が違う事や、音の反射についてなど。私達が普通に音を聞くのは、ほとんどが空気中の音や声。水中・地中・木・岩・コンクリート・鉄など、それぞれに耳を当てると違った音が聞こえたりします。これらをやって欲しい事。

最後に音や鳴き声を書いて記録に残す時には、文字と記号と絵などを併用して記録すると、リアルな表現になって分かりやすい事をお伝えしました。これは私が長年やってきた野鳥たちの鳴き声を記録し、鳴き声の主を特定してきた手法なのです。

私達のグループ5人では、偶然にも男性は私一人で、講師が男性だったので持ちこたえましたが?女性の皆さんも専門的な知識が豊富でビックリでした。皆さん余裕でリーダーを務めていたので、これからどのような指導員になるのか楽しみですね。

指導員講習会③はこちら

初日の一番最初の野外実習は雨もパラパラ

最後のミニ観察会。毛利講師・木本さん・祝さん・増田さん・松村さん

これも説明に出ました。ソメイヨシノに寄生するヤドリギと実

ススキを中心とした階層構造を調べていて見つかったナンバンギセル

ナンバンギセルは7~8月、キヌガサタケは7・9月なのですが、11月中旬の撮影



色々な出会いに感謝しています。
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久し振りの県民の森、防火水槽のカラスザンショウを覗きました。

ツㇼㇼ~~~~~・・・ツㇼㇼ~~~~~と数ヶ所から鳥の声。クヮクヮクヮクヮクヮ~~~と続いて鳴く声が少ないので、シロハラ以外に他の鳥も居ると思ったら・・・

カラスザンショウに鳥が入ってきました。続いて数羽、更に一羽と続き、合計5~6羽は入りました。入って群れが出来る行動はシロハラ以外の小鳥、予想を立てて双眼鏡で確認すると、案の定マミチャジナイの群れがカラスザンショウの実を啄んでいます。

カラスザンショウにマミチャジナイは初めてです。私の場合、ムギマキを撮ったらカラスザンショウはチェックの対象から外します。でも、ムギマキを撮る事の出来ない今年は、カラスザンショウのチェックが続いており、嬉しい出会いが出来たのです。

撮影中、すぐ後ろで濁った小さな声でカッカ・・・カッカッカ・・・とルリビタキの声。私の目線の前に来るのを待っていたら、逆光側の3m位の所に来てくれました。動くと逃げられるのでカラスザンショウに入るのを待ちましたが、他の場所へと・・・

シルエットですが綺麗なオスだと判断できました。今週一杯はムギマキチェックを行いますが、カラスザンショウでの綺麗なオスのルリビタキも撮れるかも?

カラスザンショウのマミチャジナイ ♂

♀でしょう

マミチャジナイには年に一度会えれば良い方です
 
2羽を同時にやっと撮れました

こちらは比較のシロハラです


宇佐市方面でムギマキ情報あり、ここには来てくれないのでしょうか?
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釣りでは私が皆様の前に立ってお話しする立場ですが、今回は逆です。

2015年11月14日から15日の二日間に渡って、九州のヘソ?熊本県阿蘇市の“国立阿蘇青少年の家”で開催された講習会に参加しました。昨年は大分県で開催されていたのですが、締め切りの翌日に気付いて、申し込みをやむなく断念していたものです。

今回の参加者は49人だったかな?老若男女の参加にはビックリ。最年少は18歳の参加資格を心待ちにして来場した少女、志と自己紹介には超絶ビックリの私でした。

私の参加動機は基本的な指導の方法を学ぶ事もありますが、5~6回程実施した自然や野鳥のお話をする時に、参加者が納得出来る肩書きが欲しいのもありました。これまでの様に、「釣りのプロですとか、名人で鳥好きです」などと紹介されても「エッ??」と思われてしまうから、それなりの呼び名が欲しいのもあったのです。

若き少女の志に比べると恥ずかしい限りですが、この講習会では時間が少ないと思うほど充実した二日間で、学ぶ事がこんなにも楽しいのも久し振り。講師スタッフの皆様方には本当にお世話になりました。一緒に学んだ、仲間たちにも感謝しています。

まだまだスキルアップを目指したい気持ちになった講習会でした。

・・・

野鳥好きな私が二日間で確認した施設周辺の野鳥たちは・・・

目視確認
  ハシブトガラス・ホオジロ・ヒバリ・カワラヒワ・アオサギ・カワウ・スズメ・ドバト
  キジバト・ハクセキレイ・ヨシガモ・コガモ・ジョウビタキ
鳴声確認
  ヒヨドリ・メジロ・モズ・コゲラ・シジュウカラ・ヤマガラ・エナガ・ゴジュウカラ
  ヒガラ・ミソサザイ・イカル・ガビチョウ・シロハラ・ウソ・タヒバリ
もしかして・・
  オオアカゲラ?マミチャジナイ?オオカワラヒワ?
飼い鳥
  アヒル                           合計 32 種

指導員講習会②はこちら


最後の小集団によるミニ観察会、初めて腕章を付けて皆様をリード

早朝のオプション観察会、植物の戦略に改めて敬意

座学でも眠くならないほど興味深いお話しの数々

15人グループで実習したり、更に小集団になったりの活動

となりのトトロから“さんぽ”の替え歌で締めは面白い
 
集合写真の表情は、撮る人のパフォーマンスで決まります(^^)/


皆様、二日間大変お世話になりました。ありがとうございました。
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