磯のグレ釣りが好きな大分の釣り師、池永祐二。2006年からの“磯にはいつも夢がある”を継いでいるブログです。還暦を過ぎ、現役から一歩退いた形になりましたが、釣行記や趣味としての鳥見などを主体に、自然の素晴らしさを記録しています。
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第43回G杯争奪全日本がま磯グレ選手権大会の決勝戦は横島三番。
昨年第42回大会で準優勝の幸森選手と同3位の福田選手の戦い。

前半戦の50分は、11時33分に競技開始、12時23分終了~場所交代。
後半戦の50分は 12時23分から13時13分で決勝戦は試合終了。

グレが釣れたのは(敬称略)
前半
12:07幸森① 12:10幸森② 12:10福田① 12:16福田②
後半
12:31幸森③ 12:32福田③ 12:40福田④ 12:46幸森④
12:51幸森⑤ 13:02福田⑤ 13:06福田⑥ 13:07幸森⑥

結果、6匹3740gと6匹3630gと言う僅差で幸森選手が3度目の栄冠。

幸森選手はその他にイスズミ2枚とアイゴを2枚。合わせてバレたのが1回、合わせが効かなかったのが5回でした。全投入回数は37回

福田選手は合わせてバレたのが5回、合わせが効かなかったのが8回。全投入回数は41回でした。

当日は大潮最後で試合が始まる時には下げ潮が動き始めており、二人の足場は一番西側の船付けと、そこから3番目の出っ張り(干出根が有る)の二ヶ所。

下げ潮狙いとして有望な二ヶ所ですが、隣の4番瀬からの潮も来ず、一番瀬から回る潮も来なくて、100分の試合時間で潮目が近づいたのは境界線辺りの、沖側40~50m先に15分ほど来てくれただけでした。

よって両者は最初は20m沖まで狙っていましたが、幸森選手はイスズミが2匹釣れて沖狙いを封鎖、近場狙いで磯際から出るクロ狙い。福田選手も開始早々に沖を諦め、際狙いに徹しての釣果です。

二人とも潮の無い時や喰いの悪い時の鉄則である、シズミ瀬や磯際狙いの基本を忠実に実行し、少ないマキエとの確実な同調を心掛けたと判断しています。

両者の仕掛けは半遊動仕掛けだった様です。

幸森選手 一匹目の釣果

交代後の竿曲げ



福田選手 1匹目の釣果

交代後の福田選手の竿曲げ



優勝の雄叫び後の涙で彼の並々ならぬ努力が分る

磯場での優勝者写真など


下げ潮が来ない中、こんな素晴らしい試合に感動です(^^♪
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