国際スポーツ フィッシング グレ CUP もいよいよ最後の5試合目です。場所は野崎島の運動場下?とか言っていた。昔は有人島で教会や学校も有ったとか。
試合時間は2時間で、30分交代で4名の選手が4ヶ所の釣り座を移動しながら、それぞれが攻めます。規定サイズは30㎝以上のグレの総重量で覇を競います。支給されたマキエはオキアミ生6㎏・グレナビ1袋・プレミアムレッドグレ1袋。サシエはオキアミ生Mを1ブロック・小粒ボイル1パックです。
支給されたオキアミ生が雨天と曇りの為解凍不十分だったので、先ずは解凍作業から始めます。ライブウェルに砕いたオキアミを入れ、一匹ずつがバラバラになる様にほぐします。次に水汲みバケツ一杯の海水を入れて手で攪拌して待つ事1分弱。完全に解けたオキアミの余分な水分と海水を、網目を利用して排水。その後、2袋の集魚剤を入れて手で混ぜ最後に練り込み、仕上げはバッカンに移して空気を抜いて出来上がり。これで最後まで同じ堅さで使用できるのです。
さてと、69歳の私が取った作戦は極力小型のクロを釣らず、体力の消耗を防ぐ事です。それは1ラウンド目の10分で小型のオナガが良く釣れる事から、ハリスを立たせる事で、最初に使っていたスパイクチヌ2号(約60mg)をセレクトグレ8号(約90mg)へと変えたこと。60mgは8号ガン玉より少し軽い程度で、90mgは7号のガン玉と同程度の重さ。他の仕掛けは準決勝戦と同じです。
サシエは小粒ボイルですが、試合前にパックから大きめボイルを40匹ほど選び、サシエ入れに確保して重点的に使っていきました。更に、先打ちマキエの後から追い打ちのマキエをウキより手前側に打って、小型オナガが出来るだけ海面近くに留まる様に仕向けました。
アワセは比較的遅アワセ。これは大きな鈎に大き目のボイルを付けているので、小型のクロなどは口に入って行きません。その結果吐き出す事が多く、1~3回くらい吐き出されたエサを、一口で食べる事の出来るクロが喰うからです。
遠投のコントロールはマキエも仕掛けも精度が落ちており、4日前までに使い慣れていたマック75‐Sカップを、深島の取材でウネリに取られて流失。予備のマキエ杓2本だけで試合に臨み、十分な遠投とコントロールが出来ませんでした。使い慣れたマキエ杓なら、2日間を通じてもう少し釣果が出ていたかも?・・代わりの杓は今日届きました(^^♪
釣りとしては遠投主体でしたが、一番左の釣り座に入った3ラウンド目。前に釣っていた選手が攻めていないと思われる、釣り座から左沖の潮の流れが緩いポイントを攻めた結果、オナガは殆ど当たらず、1キロ級までのクロを5枚位揃えたのが優勝に繋がったと思っています。
タラレバですが、マキエ作りは重要です。ハリの重量も重要です。マキエの投入コントロール・仕掛けの投入コントロール・使い慣れた杓などを始め、普段の釣りスタイルの延長戦で試合に臨むことが大切だと再認識した決勝戦でした。
あッ、プロトタイプのエキスパートZZ(仮称)は楽勝で飛びました(^^♪
予選リーグが終わって懇親会のはじまり
初日の出港風景
決勝戦の場所決めジャンケン
福岡グレ競友会の辻村君、2回対戦して2回とも肉迫してきました
狙いがハマった3ラウンドのグレの引き
検量を見守る観戦者達と私
通算18回の開催中、5回目の優勝は嬉しい
もう少し、二日間の思い出を語ります(^^♪
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