磯のグレ釣りが好きな大分の釣り師、池永祐二。2006年からの“磯にはいつも夢がある”を継いでいるブログです。還暦を過ぎ、現役から一歩退いた形になりましたが、釣行記や趣味としての鳥見などを主体に、自然の素晴らしさを記録しています。
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私は山の小鳥専門にず~っと鳥見をしてきた。

その中でメスタイプと表すのはサンコウチョウの♂のみ。あとは幼鳥・若・成鳥などの表現を使っている。サンコウチョウの♂だけは4タイプ(4~8月頃まで)居て、飾り羽の無い個体(若)飾り羽が短いタイプ(第一回夏羽か第二回夏羽)・飾り羽が30㎝くらいの成鳥・あと、♀の色合い(背中が茶色)で飾り羽が無くて、目のアイリングだけ♂の特徴があるのを♀タイプと呼ぶ。

ネットではルリビタキの♀タイプが相当に賑わっていますが、ルリビタキを200~300羽くらい見てきている私からすると、殆どが♀の若・成鳥・老成鳥と判断するのものばかり。♂若表示が極端に少ないですね。

今回はキビタキの♂若と思われる個体に出会いました。一見すると♀にも見えますが、これまでの経験上、翼に白い斑紋が出ているのが♂若の決め手。空抜けで見難いですが頭も翼も少し黒っぽく、♂の特徴が出ていると判断しました。前からでも胸あたりまで色合いが濃くて、将来黄色になる様相を見せています。

ヤマガラやシジュウカラなどは、幼鳥からいきなり大人の色合いになって若の見分けは出来ませんが、オオルリやルリビタキの♂若の見分けは比較的簡単です。対して、キビタキやミヤマホオジロの♂若は♀との見分けが難しい。

♂の若は♀に似ている。♀の老成鳥は♂若に似ている。これが肝です。

キビタキ♂

キビタキ♀2~3年もの

キビタキ♀第4回冬羽以上と判断

キビタキ♂若 前からだと♀だけど胸の色が決め手

キビタキ♂若 頭・翼が黒っぽいのが決め手

キビタキ♂若 左右の翼に白い斑紋があるのが決め手


自分の経験値での判断だから、間違っているかも知れません。
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