磯のグレ釣りが好きな大分の釣り師、池永祐二。2006年からの“磯にはいつも夢がある”を継いでいるブログです。還暦を過ぎ、現役から一歩退いた形になりましたが、釣行記や趣味としての鳥見などを主体に、自然の素晴らしさを記録しています。
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6月10日、ウネリで釣りが中止になって、いつもの山へ入った。

駐車場に車を止め、久し振りに池の堰堤を更に進んでいると、大木の下に多量の木屑が落ちている。木屑の大きさと時期的にアカショウビンの仕業と判断し、上を見ると案の定巣穴が開いていたので、木屑を枯葉で隠して去った。

翌日は福岡で授業だったので、12日は4時20分から入って待つと8時過ぎ。

一羽のアカショウビン、続いて2羽目のアカショウビンが来たら、最初の一羽が巣穴に入った。1分くらいして外の子が鳴いて巣穴へと行くと、中の子に追い出されて止まっていた枝に舞い戻る。

舞い戻った子は一度鳴いて更に上を向いて2度ほど鳴き、暫くすると巣穴へと飛んで無理やり巣の中へ入った。中には二羽のアカショウビン。すると一羽が出て枝に止まった後、下流へ向けて飛び去って行った。後から入ったのは♀で産卵していると判断し、観察を止めてその場を去った。

6月12日をアカショウビンの産卵日とし、7月20日前後が巣立ちと推測。次に確認するのは北海道から帰った7月3日と決めたけど、実際の巣穴確認は4日になり、♂と思しき個体が数回にわたってエサを運んでいる事を確認した。

管理事務所には予め藪の中に観察基地を造る事を申し出て承諾されていたので、資材を近くまで運んでカモフラテントの中からのエサ運び観察でした。

2009年、アカショウビン繁殖記録生データはこちら

6月12日、産卵前のアカショウビンの♀

♂が居る巣穴へ強引に入る♀

7月4日のエサ運び

柔らかいカエルが多かった


つづく

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