磯のグレ釣りが好きな大分の釣り師、池永祐二。2006年からの“磯にはいつも夢がある”を継いでいるブログです。還暦を過ぎ、現役から一歩退いた形になりましたが、釣行記や趣味としての鳥見などを主体に、自然の素晴らしさを記録しています。
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今日はGFG九州の懇親大会。集合場所の池船スポーツ公園で受付と検量表彰。クロ・チヌ・イシダイ・キスのどれかにエントリーして大分県南一帯で竿を出す。

私はクロのエントリーで、思いが有って深島のキジバエを目指します。この場所は1980年代から1990年代に夜釣りで通ったところで、良い日にはキロオーバーのオナガを、一晩に二桁釣りの経験もあります。

今回は4時に“ふかしま丸”で出港して、実に20数年ぶりの上礁です。沖を向いて左端の地磯向きが好ポイント。地磯に当たった返し波が、足元の磯際に収束して潜り潮を形成し、沖側へと流れる事が多いのです。

4時30分にマキエを打ち込み始め、、5時10分から“海上釣堀エクスペクター3.5m”でオナガを狙います。水深は5~6mで良い日には、一ヒロでもオナガがアタックしますが今回は3投してもピクリともしません。

4投目からはエサを底まで差し込むと、竿を抑え込むアタリにアカハタです。6時20分頃までアタリは続き、1枚はハリが外れましたが5枚をゲット。

次は昼釣りです。釣り人が来るような場所では無いけど、ミナミスズメダイやハコフグが出てエサを掠め取られます。沖ではヨコスジフエフキが2枚。磯際ではアカヒメジが来たり、底の方で大型魚のバラシが6回でウキのロストが4個。

見えたのは35㎝級のクロが1枚フラフラ出たのと、60㎝くらいのヒブダイのオス。唯一バレずに仕留めたのは60㎝弱のアオブダイのオスでした。

12時回収だったので、釣れていた23㎝位のシマアジを捌いて、ブッコミのアカハタ狙いのエサにして、11時頃から11時40分まで狙ってみると、大小8匹のアカハタが釣れて5枚をキープ。合計10枚のアカハタがお土産になったのです

20世紀では夜釣りでオナガが良く釣れていましたが、21世紀ではアカハタが良く釣れるようになっていたキジバエですが、高級魚だから許しましょう。

因みにキジバエは私が命名した磯、春は後ろのがけ崩れの場所にキジが出て良く鳴いていたからです。夜のオナガは良く釣れていた・昼のクロは少ないですが、5月頃にはシロダイも出ていたので、美味しいお土産は確保できていました。

・・・と言うことでクロはボウズ。アカハタ祭りの深島のキジバエでした。

夜釣りも昼釣りもアカハタ

ヨコスジフエフキ

アカヒメジ

アオブダイ

お世話になった“ふかしま丸”

夜釣りは左側の裏側です

アカハタ祭り


ど~も、みどりちゃんやフジモンに刺激されてしまった様です(^^♪
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ヤマセミやオシドリなどは、己の姿を人に見られたくない鳥の代表格。だから近くから撮影しようと思えば、それなりの工夫も必要となってくる。

手っ取り早いのは、カモフラージュネットに隠れる事ですが、私が見る限り私のレクチャーを受けた人以外で、適正に使っている人を見たことが無い。普通の鳥でこれだから、ヤマセミやオシドリに対して隠れる事は出来ないと思う。

次にカモフラージュテントですが、これは鳥によってはかなりの警戒心を抱かせる。今までの景色と違う違和感を彼らは敏感に感じ取るからだ。だから最初にセットする時はテントも偽装する。彼らの周辺視野で察知し難くなるからです。

どちらも、彼らの生活圏に最初に行く時は偽装するとカモフラ効果は高い。

どうしても撮りたいときは、どちらの方法も3日間ほど設置したままで、4日目以降の未明にスタンバイすると良い。遅くとも、その地域の日の出時間の40~60分前にスタンバイを終える事。

この位の努力をしなければ、近くから撮れることは非常に少ない。
「隠れなくてもこれくらいの距離で撮れたよ」
この言葉は、鳥の気持ちになっていないと私は判断しています。

ヤマセミとオシドリのコラボ①

ヤマセミとオシドリのコラボ②

私が愛用している撮影用のテント(釣りでも使う)

10mほど離れて見るとテントの形は無くなる

そこら辺の草などを切ってクリップ止め

これは7m位からの撮影

これは5m弱からのコンデジ撮影


鳥撮は鳥を脅す行為。だから脅さない努力や脅す時間を極力少なくする。
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GFG九州の懇親釣り大会が、24日に大分県南部一帯で開催されます。

グレ・チヌ・イシダイ・キスの4部門で、どれかをエントリー。

私はグレ狙いで、こっそりと〇〇バエに上がって夜明け前のオナガ狙い。

この場所には20数年ほど上礁していませんが、一か八かの賭けです。

大場所の多い深島なので、ここに瀬上がりする物好きな方は居ないでしょう。

独りでゆっくりと、30~40代の釣りを思い出しながら竿を振ります。



大分県支部からのエントリーは19名だったかな?皆さん宜しく!
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七瀬ダムが完成して確か昨年からの運用だったかな?

水が溜まって安定すれば、オシドリ・ヤマセミ・ミサゴ・ブッポウソウなどが、この場所を餌場や休憩場所として使うのはおおよそ検討が付いている。

オシドリは昨年にも目撃情報が有りましたが羽休めなのか?今年も来てくれるだろうと、3回目のチェックを9時前に入れたのが昨日でビンゴでした。近くの山で夜間に採餌して、未明からダム湖に来て休憩しているのでしょうね。

今朝は5時前に起床~5時30分に現地着~カモフラテントを立てて偽装を施していると・・キュッキュッキュッキュッキュッ・・バシャン・バシャンと到着。

慌ててテントに逃げ込んだのが5時48分。大分は6時25分の日の出だから、約40分前の暗い時間帯ですが、オシドリが採餌から休憩場所に戻って来たのです。

オシドリを近くから撮影しようと思えば、彼らが来る前から待つのが鉄則で、カモフラテントを偽装するのも彼らの警戒心を出来るだけ刺激させない工夫。

この場所はカワセミも来るでしょう。ヤマセミはあの木とこの木には止まるだろう・・との妄想も膨らみましたが、結果的にその通りにもなりました。

オシドリは10数羽で主に2ヶ所で休憩するらしく、今後はこの周辺がオシドリやヤマセミの撮影スポットになる事でしょう。心配なのは、習性を知らずに彼らを脅してしまうバーダーも居るので、レクチャーするしかないでしょうね(^^♪

大雑把に4種類のオシドリ集合です

♂の成鳥と♂若

♂若2羽と♀の成鳥

エンジェルポーズ

♀ 上の林に入って休みます


彼らの生活域にお邪魔するので、極力警戒心を抱かせないのが肝要。
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昨日、天空の広場のブッシュで鳴いていた鳥を確認すると、ギョウ・ギョウ・ギョウ・・と鳴く声を久し振りに聞き取れた。ノゴマの地鳴きじゃん(^^♪

春は囀る事がありブッシュから出ることも有るけど、秋はブッシュの中だから諦めている。その先の広場手前ではノビタキ♀が1羽居て、早朝の挨拶。

県民の森迄帰る途中で、七瀬ダムに寄ってオシドリをチェックすると10羽位を確認。鳥見仲間に連絡するとWでK子さんたちが来て、撮影も出来た。

午後の買い物を済ませ、大野川をチョイと覗くとココにも♀のノビタキ。彼女らは、今が渡りで大分を通過しているピークかもしれませんね。

天空の広場近くでノビタキ♀

七瀬ダムで休憩中のオシドリ♂♀

同じく周遊コースでジョウビタキ♀

大野川でもノビタキ♀


一日中厚い雲に覆われて、時折ポツンポツンと雨が落ちる一日でした。
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約2週間前に設置して、活躍してくれた脚立の梯子。

今日、撤去しました。

来期もフィーバーするのであれば、設置を考えます。

木に登って撮影すると、小鳥たちの警戒心が和らぐのが良い。

以下のヒタキなどがやってきました。皆さんありがとう(^^♪

小鳥の警戒心が和らぐ・空抜けが少ない・近くから撮れる・・など

エゾビタキ(旅鳥)

オオルリ♂若(夏鳥)

キビタキ♂(夏鳥)

サメビタキ(夏鳥)大分では春秋の通過のみ

クロツグミ♂(夏鳥)

オオルリ♂・キビタキ♀(夏鳥)


カイノキは10月下旬から11月上旬にかけて、ムギマキを時々チェック予定。

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12日に確認した大分川のノビタキ♀。

昨日まで一羽で飛び廻っていましたが、今朝は♂が一羽合流です。

♀は一週間以上の滞在ですが、♂が来たからもう少し滞在するか?

早朝は自宅から10分位で確認できるから、もう少し見届けたい。

街の外れで休憩中

かなり人慣れしています

今朝から滞在している♂

少し警戒心が強い


今日は野津原の“天空の広場”の斜面でも、♀を一羽確認しています。
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鳥友 「鳥が来ないから、ブログで見た花を写したい」・・で案内。

白花タイプのタカネハンショウヅル~サラシナショウマなどを写していると・・

ホウジャクがヤマアザミに来て蜜を吸っている。他にもハチみたいなの。

その後、普通種のタカネハンショウヅルを写しに行くと・・・

白花タイプのヤマアザミを発見。写しているとハナバチも来てくれた。

何か得した気分です(^^♪

フタスジヒラタアブと普通のヤマアザミ

ヒメクロホウジャクと・・

トラマルハナバチ?と白花ヤマアザミ

普通種とともに数株が白花タイプ

かなり久し振りに、白いアザミを見つけました


鳥友がヤマガラハウス近辺に、マヒワの群れが一時滞在したとの事。
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今朝のルートは七瀬川沿い~県民の森~本宮山東など・・。

狙いは、ジョウビタキとマミチャジナイやシロハラの確認ですが・・

確認出来たのはジョウビタキのみ。

その後の散策で、沢山咲いていたサラシナショウマに目を奪われ・・・

白い花を着けたタカネハンショウヅルに感動し、普通種にも遭いに・・

その道中ではコシオガマを数年ぶりに撮影することも・・

良い一日でした(^_-)-☆

サラシナショウマ

先端のドアップ

コシオガマは数株で小さい

数株に僅かに一輪ずつ

タカネハンショウヅル

白花タイプ


いつもの場所でいつもの花たちが咲いていると、本当に嬉しい(^^♪
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昨年は14日に確認、一昨年は15日に確認、今年は遅く今日確認。

ジョウビタキは冬鳥の使者。早くから来るし数も多い。

それに比較的簡単に見つけ出すことも可能な鳥です。

冬型の気圧配置は一時的に弱まるけど、再び強まるから次も期待です。

アトリ・シロハラ・マミチャジナイなど確認出来るかも?

昨年の縄張りの♂と推測

相変わらず綺麗です

ガードレールにも良く来ます


短時間のチェックでしたが、キビタキ♀もカラスザンショウに・・。
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前日までの波は減っているものの、波高1.5m・波長20~30mのウネリ。

北西からの強風が吹かなければ、今回の池永塾は延期か中止でした。

北西の強風をもたらした、16日午後からの西高東低の気圧配置に感謝。

夏前からのイスズミの群れは健在で、高水温が続いている事を伺えます。

それでも小型オナガに交じって、グレも良い感じで竿を曲げてくれて・・

海の中も良い感じで秋へと移行・・今後の釣果アップに期待ですね。

・・・

帽子を飛ばされない様に!釣研帽子はキャップキーパー付きです(^^♪

今回の年長者は高倉さん

今回も良く釣っていました

若いのに中々の腕前は22歳の松井君

まだ少ししか話していませんが、また一緒に釣りたいです

今回も竿頭となった諸富君

グレやオナガなど沢山釣っていたので、イスズミを紹介

物怖じしないハル君の竿曲げ、未だ中学生なのに・・

ハル君も将来が楽しみな若者です

主催者のまっさん。再びの磯を満喫している様でした

シラコダイ(チョウチョウウオ科)、この魚は結構釣るのが難しい

まっさんのロッドケース、活かしています(^^♪

私も70分ほど竿を振って4枚の釣果でした


今回はお世話になりました。伝えたことを実践してみてください✌
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横島3番へ7名で上礁、まだまだシーズンインとは言えないものの・・

本命の満ち潮が流れると、オナガの小型に混じりグレの30㎝級のアタリ。

かなりいい雰囲気で、ポツンポツンと参加者の竿を曲げてくれます。

まだまだエサ取りのイスズミは多く、時折凄い引きに遭遇することも・・。

色々な質問も受けましたが、上達すべき5つのポイントもレクチャー。

10代・20代の若者には、特に期待しています(^^♪

今回は35cm級までがレギュラーサイズでした

北西風から北風へと、強風がかなり続きました

雨が落ちていると勘違いするほど波飛沫が舞っていた

沖を行きかう船も大変そう

今回は、いつもお世話になっている若戎丸で・・夕刻は弱風へ


疲れたので今日はこの位で終了です・・。

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鳥は年齢と共に美しくなっていく。

幼鳥は生まれて第一回冬羽に換わるまでの期間の事で、7月~9月の換羽期まで。

幼鳥が換羽すると第一回冬羽と言って、大まかに10月から翌年の2月頃まで。

次に第一回夏羽へと換羽しますが、部分換羽が多いと私は推測しています。この換羽期間が2~3月頃で、4月には多くの鳥で第一回夏羽が出揃います。

次に一年を越した個体は8~9月に換羽、10月には第二回冬羽の個体が出揃い、翌年の4月には第二回夏羽、その年の10月には第三回冬羽に・・。

♂も♀も美しくなることで、外敵に狙われやすくなります。その分若い個体は生き残るチャンスが広がる。目立っても生き抜いている綺麗な個体は、生命力が強い証。だから綺麗な♂や♀が異性にモテると言う事になります。

どこからが成鳥かは調べてないけど、私としては第二回冬羽からが成鳥扱いです。私が若と紹介するのは、第一回冬羽と第一回夏羽の個体を指しています。老成鳥との表記は、5年以上は生き抜いていると思われる個体を私は指します。

今回紹介したキビタキ♂は、頭から首の後ろにかけて茶色が残り、お腹の黄色が薄いと言う事で、第二回冬羽と判断しているので成鳥扱いです。



幼鳥以外の事については、私の個人的な見解に基づいた記事です。
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明日は磯釣りレクチャーが有りますが・・・

今季初の西高東低の気圧配置で、等圧線も混み入っている。

北西から北の風が強く、風速は7~8mくらいで収束場所では12m以上?

晴れれば良いですが、曇り空での強風はかなり寒そうです。

県南の磯は波が立ちませんが、北に面している一文字等はアウト。

フカセ釣りでは強風は非常に釣り難いけど、後方からの風は釣りになる。

正面からの風はマキエが飛ばなくなって、遠投を封じられる。

潮と同じ方向の風は、仕掛けが速く流れて手前に来るので非常に厄介。

潮と逆方向の風での釣りは、潮と同じ方向の風よりも釣り易い。

・・・

冬鳥たちは北西風に乗って、大陸から日本に相当数が楽に来れます。

sunny spotの10日間天気図を借用


プライベートで自然を楽しむ釣りだと行きませんが、明日は行きます(^^♪

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野鳥は写真での識別がかなり難しい。動かないし鳴かないから。

♂と♀・幼鳥・若・成鳥・老成鳥・そして個体差などもあるからです。更には撮影者のテクニックで、色合いは大きく違ってくる。

ポピュラーなオオルリやキビタキでも、♀は特に見分けが難しい鳥。

両種を真横から撮って、上嘴の先端が下に曲がっていればオオルリ。キビタキはおおむね真っ直ぐです。オオルリは巣が地面に近いから、危険を察知すると卵を咥えて引っ越す。卵を咥えて移動出来る様に、上嘴先端が下に曲がっている。

両種を前から撮って、喉から胸にかけて白くて細い模様が有ればオオルリ。ほぼ一色か、まだら模様であればキビタキです。

色合いは、キビタキはオリーブ色ですが、オオルリは茶色っぽい。ただし色での見分けは参考程度に・・大きさは両種が並ぶと一目瞭然なのですが・・。

オオルリ1羽とキビタキ2羽・・大きさは全く違います

オオルリの上嘴先端は曲がる・喉から白い模様

キビタキの上嘴先端はほぼ真っ直ぐ

キビタキの喉から胸はほぼ一色か、まだら模様


現地で鳴き声や動きを見ながら識別するのが、一番間違い難い。
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