磯のグレ釣りが好きな大分の釣り師、池永祐二。2006年からの“磯にはいつも夢がある”を継いでいるブログです。還暦を過ぎ、現役から一歩退いた形になりましたが、釣行記や趣味としての鳥見などを主体に、自然の素晴らしさを記録しています。
野鳥の繁殖調査で黒岳のソババッケから140mほど戻った7時頃。
登山道を上がってくる前方で騒ぎが始まり、急いで行くと一人が倒れています。数名の男の人達と一緒に抱きかかえて、意識のない男性を安全な場所へ寝かせると、どうにか意識を取り戻しました。この間、グループの女性が119番して消防と繋がりましたが話が進みません。
一報を入れた女性は福岡のグループなので、この場所の詳しい事は分らなくて当然です。電話を代わって居場所や疾病者の症状などを伝え、救助の要請です。
皆で服を掛けたり、声掛けをして元気付けると男性は徐々に回復し、半身を起こせるまで回復。ご本人の意向も有って、最初に発見し一緒に救助した、福岡の5人?パーティの方々は30分後に登山を再開。私一人と疾病者がその場に残って、消防とのヤリトリと疾病者のサポートです。
防災ヘリと地上からの二手でこちらに向かう段取りが進み、緯度や経度を知りたいとの事。予めプロットしていたスマホを取り出して、一旦電話を切って3回程確認後、ノートに記録して座標を連絡しました。
8時40分頃にようやくヘリが到着です。しかしながら原生林の大きな木々が茂る中、ノートを広げて振りながら居場所を知らせても、直近にもかかわらず見つけてもらえず、ヘリのスタッフと直接電話でヤリトリして、ようやくレスキューの方々が2名降下。
リュックなどをレスキューの方が背負って、男性を抱きかかえるようにしてヘリへ収容してくれました。到着から20分ほどの救助ですが、山の斜面でなおかつ無風は操縦が難しいのに、大木や木々の僅かな隙間からの救助は、舌を巻くほど上手く圧巻でした。
ヘリが去って私も降りはじめると、下から地上部隊のレスキューの方々が6名?程で来てくれました。皆さん安堵した様子で、座標の位置まで行って現地確認です。登山道まで降りると、由布院のレスキュー?の方々と私服警察?の方から事情徴収です。時系列に症状や経過などをメモしていたので、かなり正確に答える事が出来ました。
・・・中には釣りの池永をご存知の方々も居て、コーヒーまで頂きました。
夕刻、疾病者ご本人からお礼の電話が入りました。精密検査によると入院が必要との事。でも声はお元気で、最悪の事態を免れたのがとても嬉しいです。私よりも一つ上の行橋在住の方でした。一つの反省は、白いノートを広げて振るより、青いTシャツを脱いで枝に縛って大きく降れば、木々の隙間でも上空から見えたかも知れませんね。
この付近で一番開けている場所から救助
木の枝が何度も邪魔して、体が痛いと思いますが・・
望遠レンズしか持ち合わせていません
この後、一気に居なくなりました
貴重な体験をさせて頂きました。
登山道を上がってくる前方で騒ぎが始まり、急いで行くと一人が倒れています。数名の男の人達と一緒に抱きかかえて、意識のない男性を安全な場所へ寝かせると、どうにか意識を取り戻しました。この間、グループの女性が119番して消防と繋がりましたが話が進みません。
一報を入れた女性は福岡のグループなので、この場所の詳しい事は分らなくて当然です。電話を代わって居場所や疾病者の症状などを伝え、救助の要請です。
皆で服を掛けたり、声掛けをして元気付けると男性は徐々に回復し、半身を起こせるまで回復。ご本人の意向も有って、最初に発見し一緒に救助した、福岡の5人?パーティの方々は30分後に登山を再開。私一人と疾病者がその場に残って、消防とのヤリトリと疾病者のサポートです。
防災ヘリと地上からの二手でこちらに向かう段取りが進み、緯度や経度を知りたいとの事。予めプロットしていたスマホを取り出して、一旦電話を切って3回程確認後、ノートに記録して座標を連絡しました。
8時40分頃にようやくヘリが到着です。しかしながら原生林の大きな木々が茂る中、ノートを広げて振りながら居場所を知らせても、直近にもかかわらず見つけてもらえず、ヘリのスタッフと直接電話でヤリトリして、ようやくレスキューの方々が2名降下。
リュックなどをレスキューの方が背負って、男性を抱きかかえるようにしてヘリへ収容してくれました。到着から20分ほどの救助ですが、山の斜面でなおかつ無風は操縦が難しいのに、大木や木々の僅かな隙間からの救助は、舌を巻くほど上手く圧巻でした。
ヘリが去って私も降りはじめると、下から地上部隊のレスキューの方々が6名?程で来てくれました。皆さん安堵した様子で、座標の位置まで行って現地確認です。登山道まで降りると、由布院のレスキュー?の方々と私服警察?の方から事情徴収です。時系列に症状や経過などをメモしていたので、かなり正確に答える事が出来ました。
・・・中には釣りの池永をご存知の方々も居て、コーヒーまで頂きました。
夕刻、疾病者ご本人からお礼の電話が入りました。精密検査によると入院が必要との事。でも声はお元気で、最悪の事態を免れたのがとても嬉しいです。私よりも一つ上の行橋在住の方でした。一つの反省は、白いノートを広げて振るより、青いTシャツを脱いで枝に縛って大きく降れば、木々の隙間でも上空から見えたかも知れませんね。
この付近で一番開けている場所から救助
木の枝が何度も邪魔して、体が痛いと思いますが・・
望遠レンズしか持ち合わせていません
この後、一気に居なくなりました
貴重な体験をさせて頂きました。
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